株式会社インターネットイニシアティブ3774
ネットワークサービス及びSI事業
IIJの主力セグメント。法人・官公庁向けネットワーク+SI複合提供で売上の99%超を占める。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上収益 | 342,411百万円 | 313,920百万円 | ↑ |
| セグメント営業利益 | 33,603百万円 | 28,932百万円 | ↑ |
| ネットワークサービス売上高 | 178,738百万円 | 162,577百万円 | ↑ |
| システムインテグレーション売上高(含む機器販売) | 163,639百万円 | 151,306百万円 | ↑ |
| SI受注額合計 | 207,106百万円 | 157,856百万円 | ↑ |
| SI受注残高合計 | 158,910百万円 | 115,443百万円 | ↑ |
| 法人向けインターネット接続サービス契約総帯域 | 16,532.1Gbps | 13,832.2Gbps | ↑ |
| 法人向けインターネット接続サービス契約数合計 | 5,046,516件 | 4,535,036件 | ↑ |
| 個人向けインターネット接続サービス回線数合計 | 1,720,800回線 | 1,629,725回線 | ↑ |
| 月額ストック売上前期比増加率 | 12.0%増 | — | ↑ |
事業詳細
インターネット接続サービス(法人・個人)、アウトソーシングサービス(セキュリティ・クラウド・データセンター)、WANサービス、システムインテグレーション(構築・運用保守)および機器販売を複合提供する。国内子会社(IIJエンジニアリング、IIJグローバルソリューションズ等)および海外現地法人が連携し、企業のDX推進・ネットワーク更改需要を取り込む。月額ストック売上の積み上がりが収益基盤を支える。
直近の概況
大型SI案件の受注が急拡大し、受注残高・月額ストック売上が過去最高水準に積み上がった。
2026年3月期は期間総額10億円以上の大型サービスインテグレーション案件を19件(前期15件)、獲得総額約620億円(前期約450億円)と大幅伸長。海外GPU構築案件(約120億円)も獲得。SI受注残高は前期末比37.7%増の158,910百万円。システム運用保守売上は前期比16.0%増の95,768百万円と高成長。VMware製品値上げの利益マイナス影響は価格転嫁で概ね解消し、SI売上総利益率は16.1%(前期14.4%)に改善。国際事業売上高は前期比12.9%増。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 企業・官公庁のDX推進に伴うネットワーク更改需要の活況(期間総額10億円超の大型サービスインテグレーション案件の継続獲得、2026年3月期は19件・約620億円)
- 法人IoT等用途向けモバイルサービスの拡大(2026年3月期末契約数3,573,098件、前期末比397,077件増)
- セキュリティ関連サービスを中心としたアウトソーシングサービスの継続増収(売上高67,622百万円、前期比14.3%増)
- システム構築後の月額ストック売上(運用保守・ネットワークサービス)の積み上がりによる収益基盤の拡大(月額ストック売上前期比12.0%増)
- 個人向けIIJmioモバイルサービスの回線数増加(2026年3月期末1,430,483回線、前期末比118,974回線増)
- 海外GPU構築案件等の国際事業拡大(売上高前期比12.9%増)
リスク
- ネットワーク設備の継続拡張等に伴うネットワークサービス売上原価の増加(前期比11.1%増の130,308百万円)により、ネットワークサービス売上総利益率が27.1%(前期27.8%)に低下
- 大型SI案件の受注・売上計上タイミングの変動による四半期業績のブレ(システム構築売上は前期比1.3%減)
- 人件費等の販売費及び一般管理費の増加(前期比10.8%増の42,445百万円)
- 持分法適用関連会社(㈱ディーカレットホールディングス)に係る損失の継続(2026年3月期に816百万円の損失)
- モバイルデータ接続料の単価確定による費用調整リスク(当年度は過年度にあった費用戻しが発生せず)
- 米国通商政策や中東情勢等の地政学リスクによる事業環境の変化
最終更新: 2026年6月25日

