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GMOペイメントゲートウェイ株式会社

3769東証プライム情報通信業

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事業内容

GMOペイメントゲートウェイ株式会社(GMO-PG)は、GMOインターネットグループ傘下の決済インフラ企業。1995年創業、2005年上場。

クレジットカード・電子マネー・QRコード決済等の多様な決済手段を一括提供する決済代行事業を中核に、後払い・レンディング・送金等の金融関連事業、医療DX等の決済活性化事業を展開する。約16万の加盟店を擁し、BtoC EC・対面・公金・医療・BtoBなど幅広い業種・業態に対応。

三井住友フィナンシャルグループとの資本提携を通じたBaaS支援も強化しており、日本の決済インフラの中核を担う。

ビジネスモデル

加盟店から①システム導入時の初期費用(イニシャル)、②月次固定費(ストック)、③決済処理件数に応じた従量課金(フィー)、④売上代金に対する手数料(スプレッド)の4区分で収益を得る。2025年9月期のスプレッド34,340百万円・フィー24,864百万円・ストック13,796百万円が主要収益源。

取引量増加に連動するフィー・スプレッドの比率上昇が利益率改善を牽引している。

企業の強み

当連結会計年度末時点で約16万の事業者にサービスを提供。大手から中小規模まであらゆる業態・業種をカバーし、EC・対面・公金・医療・BtoBと多様な市場に展開。この顧客基盤が決済処理件数前年同期比17.4%増・処理金額同16.5%増という高成長を支えている。

ISO/IEC 27001:2022認証を上場決済代行サービス会社として初めて取得。PCI DSS認証は2008年取得後、毎年再認証を継続し2024年12月に最新認証を取得。プライバシーマークも保有。多層的なセキュリティ体制が加盟店・消費者からの信頼の根拠となっている。

三井住友フィナンシャルグループ・三井住友銀行・三井住友カードとの資本提携契約(2021年3月締結、5年自動更新)のもと、「銀行Pay」や「GMO-PGプロセシングプラットフォーム」を展開。金融機関向けBaaS支援の拡大によりプロセシングプラットフォームサービスの売上収益が拡大している。

エンヴァリスの着眼点

2026年9月期中間期の営業利益18,792百万円は、通期予想37,639百万円に対して49.9%の進捗率。前年同期の進捗率(15,314百万円÷31,340百万円=48.9%)を上回っており、下期に向けた業績予想の上振れ余地が意識される。

対面分野でのドラッグストア向け大口案件の前倒し計上が中間期に寄与した点は留意が必要だが、リカーリング型売上の積み上がりが下期の収益基盤を支える。

海外FinTech事業者向けレンディングが前年同期比71.8%増と急拡大する一方、営業貸付金残高は前期末25,066百万円から当中間期末31,778百万円へ6,712百万円増加。現時点では貸倒引当金が357百万円から345百万円へ微減しており与信品質は安定しているが、北米・インド・東南アジアの地政学リスクや現地経済環境の悪化が顕在化した場合の信用コスト急増リスクは引き続き注視が必要。

前連結会計年度に顕在化した特定加盟店の内製化影響により、GMO-PG単体のオンライン決済売上成長率は10.2%増にとどまった。外部環境として国内EC市場は引き続き成長しているものの、大手加盟店による増収寄与の一巡が成長率の頭を抑える構造は変わっていない。

一方でGMOイプシロン「fincode byGMO」の決済処理金額が前年同期比45.6%増と急拡大しており、中小・成長企業向けの新規加盟店開拓が大手依存リスクの分散に寄与しつつある点は評価できる。

成長戦略

決済深化・金融拡張・海外展開の三軸で2030-31年営業利益1,000億円を目指す

大手から中小規模まであらゆる業態の加盟店開拓を継続しつつ、金融機関・事業者向けBaaS支援を拡大。次世代決済プラットフォーム「stera」の展開や業種別プラットフォームの提供により、決済+αのソリューションで差別化を図る。

2026年9月期中間期は対面分野でSME向けプロモーション施策が奏功し計画以上の売上成長を達成。

後払い決済(GMO後払い・GMO掛け払い・アトカラ)、トランザクションレンディング、送金、即給byGMO、請求書カード払いbyGMOの取扱拡大を推進。与信精度向上と回収体制強化により未回収率を低位安定させ、利益率改善を継続。

2026年9月期中間期のセグメント利益は前年同期比33.5%増と高成長を実現。

北米・インド・東南アジアを中心に新規融資先の開拓と既存融資先への追加融資を推進。クレジットクオリティを維持しながら2026年9月期中間期に前年同期比71.8%増を達成。

GMO-Z.COM PAYMENT GATEWAY PTE. LTD.(シンガポール)、USA法人、インドクレジットファンドを通じた多拠点展開を継続。

GMOリザーブプラスが提供する医療特化型予約管理システム「メディカル革命byGMO」を中心に、スマホアプリを活用した予約・問診・受付・決済の一体化サービスへの需要を取り込む。2026年9月期中間期はGMOリザーブプラスの売上収益が前年同期比32.4%増と好調。

マーケティング支援はインターネット広告市況変化の影響を受けており、セグメント全体の利益は前年同期比2.9%減。

最終更新: 2026年7月17日