メディカル事業
細胞治療技術を核とした再生医療事業。グループ唯一の報告セグメント。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(1Q累計) | 57百万円 | 6百万円 | ↑ |
| 営業損失(1Q累計) | △91百万円 | △131百万円 | ↑ |
| 経常損失(1Q累計) | △93百万円 | △147百万円 | ↑ |
| 親会社株主に帰属する四半期純損益 | △93百万円 | 69百万円(純利益) | ↓ |
| 総資産 | 363百万円(1Q末) | 368百万円(前期末) | ↓ |
| 純資産 | △71百万円(1Q末) | 22百万円(前期末) | ↓ |
| 1株当たり純資産 | 8円03銭(1Q末) | 2円47銭(前期末) | ↑ |
| 通期業績予想(売上高) | 750百万円(2027年3月期通期予想、変更なし) | 51百万円(2026年3月期実績) | ↑ |
事業詳細
連結子会社ADRセラピューティクス㈱が主体となり、医療機器「セルーション遠心分離器」および高度管理医療機器クラスⅢ「セルセラピーキット」を国内医療機関へ販売。患者自身の脂肪組織由来再生細胞(ADRCs)を用いた当日完結型細胞治療を提供。2026年3月期より「メディカル事業」の単一セグメントに完全移行済み。2027年3月期1Qではセルーション遠心分離器の国内生産体制構築が完了し、国産ディスポーサブルキットの量産体制が整い本格販売を開始した。
直近の概況
2027年3月期1Qは増収も純資産が△71百万円と債務超過に転落。
1Q売上高は57百万円(前年同四半期比840.0%増)となったが、営業損失91百万円、経常損失93百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失93百万円を計上。短期借入金250百万円の増加により純資産が前期末22百万円から△71百万円へ悪化し、債務超過に陥った。セルーション遠心分離器の国内生産体制構築は完了し国産ディスポーサブルキットの量産体制が整い本格販売を開始したが、売上の大幅拡大は国産遠心分離器の販売開始となる2026年10月以降の見込み。通期業績予想(売上高750百万円、営業利益30百万円)は変更なし。継続企業の前提に関する重要な不確実性は依然として存在する。
主要プロダクト
成長ドライバー
- セルーション遠心分離器国産品の2026年10月以降の本格販売開始による売上急回復(2027年3月期売上高750百万円予想)
- セルセラピーキット国産品の量産体制確立による安定的な調達・品質向上・コスト低減の実現
- 男性腹圧性尿失禁(SUI)治療の保険収載実現による市場拡大と患者アクセス向上
- Neocella事業(高濃度エクソソーム成分含有液)の売上創出フェーズへの移行による新規収益源確立
- スポーツ医療・関節・運動器疾患など新医療ニーズへの事業展開
- 株式会社HGキャピタルによる5億円コミットメントライン維持による資金調達基盤の確保
- 国内生産体制構築完了に伴う年間開発費を含むコスト負担の大幅低減による収益性改善
リスク
- 継続企業の前提に関する重要な不確実性が認められ、対応策は実施中であるが現時点で解消されていない
- 2027年3月期1Q末で純資産△71百万円となり債務超過に転落、財務基盤が極めて脆弱
- 短期借入金250百万円の新規発生など資金繰りの逼迫が継続
- セルーション遠心分離器の販売時期が再度延期された場合の2027年3月期業績予想(売上高750百万円)の未達リスク
- 継続的な営業損失(1Q△91百万円)によるさらなる資金枯渇リスク
- 現金及び預金が1Q末67百万円まで減少し、手元流動性が低く、コミットメントライン(上限5億円)の実行可否に依存
- 保険収載手続きの長期化・不確実性による収益化遅延リスク
- Neocella事業等新分野の事業化が計画通りに進まないリスク
- 株式会社HGキャピタルとの関連当事者取引に係るガバナンスリスク
リアルアセット事業
不動産・ホテル事業を担うが、メディカル事業へのシフトに伴い実質的に清算段階にある。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2025年3月期) | 26百万円 | 1,434百万円 | ↓ |
| 営業損失(2025年3月期) | △91百万円 | △30百万円 | ↓ |
| セグメント資産(2025年3月期末) | 3,179百万円 | 4,761百万円 | ↓ |
| 減価償却費(2025年3月期) | 38百万円 | 192百万円 | ↓ |
| 減損損失(2025年3月期) | 1,091百万円 | 253百万円 | ↑ |
事業詳細
リアルアセット事業は、不動産売買・不動産事業プロジェクトへの投資・ホテルビジネスを主軸とするセグメント。デューイ㈱・㈱サテライト名古屋が不動産部門を担っていたが、㈱ホテル金沢の株式譲渡(前連結会計年度)によりホテル部門は撤退済み。㈱サテライト名古屋も2024年3月に公営競技場外売場の運営を終了。当連結会計年度(2025年3月期)中の2025年5月に最後の不動産(信託受益権)を譲渡し、第1四半期より単一セグメント(メディカル事業)へ変更されたため、本セグメントは事実上消滅している。
直近の概況
2025年5月に最後の不動産を譲渡し、セグメントとして消滅。
2025年3月期(当連結会計年度)において、リアルアセット事業の売上高は26百万円(前連結会計年度比98.1%減)、営業損失は91百万円(前連結会計年度 営業損失30百万円)を計上。セグメント資産は3,179百万円(前連結会計年度末比1,581百万円減)。有形固定資産の減損損失1,091百万円を計上。2026年3月期第1四半期中の2025年5月に保有する最後の不動産(信託受益権)を譲渡し、その売却代金で長期借入金(約2,293百万円)を返済。これにより固定資産は2,981百万円減少し、固定負債も2,296百万円減少した。第1四半期より報告セグメントをメディカル事業の単一セグメントに変更し、リアルアセット事業セグメントは廃止された。
主要プロダクト
成長ドライバー
成長ドライバーは現在準備中です
リスク
- ホテル事業撤退・不動産全売却により事業基盤が消滅し、セグメント自体が廃止された
- 有形固定資産の減損損失1,091百万円(2025年3月期)を計上し、財務への多大な影響が生じた
- 不動産売却代金による長期借入金返済後も、グループ全体として継続企業の前提に関する重要な不確実性が残存している
- リアルアセット事業からメディカル事業へのシフトに伴う移行期間中の売上急減(前連結会計年度比98.1%減)が発生した
その他(全社費用)
2026年3月期より「メディカル事業」単一セグメントに移行し独立開示対象から消滅した区分。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(連結全社・四半期累計) | 57百万円 | 6百万円 | ↑ |
| 営業損失(連結全社・四半期累計) | -91百万円 | -131百万円 | ↑ |
| 経常損失(連結全社・四半期累計) | -93百万円 | -147百万円 | ↑ |
| 親会社株主に帰属する四半期純損益 | -93百万円 | 69百万円 | ↓ |
| 純資産 | -71百万円 | 22百万円 | ↓ |
| 自己資本比率 | 19.7% | 6.0% | ↑ |
| 現金及び預金 | 67百万円 | 125百万円 | ↓ |
| 総資産 | 363百万円 | 368百万円 | ↓ |
事業詳細
当社グループは2026年3月期より報告セグメントを「メディカル事業」の単一セグメントに変更しており、2027年3月期第1四半期(2026年4月~6月)決算短信においても引き続き単一セグメントでの開示となっている。従来「その他(全社費用)」として集約されていた全社共通費用は、単一セグメントの販売費及び一般管理費(当第1四半期142百万円)に統合されている。独立した調整区分としての開示は行われていない。
直近の概況
国産遠心分離器の生産体制が完了、本格販売は2026年10月以降に見込む。
当第1四半期は主力製品セルーション遠心分離器の国内生産体制構築が完了し、国産ディスポーサブルキットの量産体制が整い本格販売を開始した。売上高は57百万円(前年同四半期比840.0%増)となったが、売上の大幅拡大は国産遠心分離器の販売を開始する2026年10月以降を見込む。営業損失91百万円、経常損失93百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失93百万円を計上し、前年同期の純利益から赤字転落した。通期業績予想(売上高750百万円等)に変更はない。HGキャピタルから2026年3月27日付で4億円の債権放棄と5億円を上限とするコミットメントラインの維持による金融支援を受け、財務基盤の強化を図っているが、継続企業の前提に関する重要な不確実性は依然として認められる。
主要プロダクト
成長ドライバー
- セルーション遠心分離器国産品の2026年10月以降の本格販売開始による2027年3月期売上高の大幅拡大(通期予想750百万円)
- セルセラピーキット国産品の2026年2月販売開始・量産体制確立による安定的な売上貢献
- Neocella事業の開発フェーズから売上創出フェーズへの移行による新規収益源の確立
- 男性腹圧性尿失禁(SUI)治療の保険収載申請推進による市場拡大
- HGキャピタルによる4億円債権放棄・5億円コミットメントライン維持による財務基盤強化と資金調達の安定化
- 国産化完了・Neocella事業フェーズ移行による年間開発費を含むコスト負担の大幅低減
リスク
- 継続的な営業損失(当第1四半期91百万円)及び経常損失(93百万円)が続き、継続企業の前提に関する重要な不確実性が引き続き認められる
- 売上の大幅拡大が2026年10月以降に計画されており、遠心分離器の量産・本格販売が計画通り進まない場合、通期業績予想(売上高750百万円)未達のリスク
- 純資産が△71百万円と債務超過に陥り、財務健全性の毀損が深刻化している
- 現金及び預金が67百万円まで減少し、短期借入金250百万円を新たに計上するなど資金繰りが逼迫している
- HGキャピタルへの金融支援依存度が高く、追加支援が得られない場合は資金調達に支障をきたすリスク
- 保険収載の申請・承認時期が不確定であり、収益化の時期が大幅に後ずれするリスク
- 単一セグメント開示のため全社費用の内訳透明性が低く、投資家によるコスト構造把握が困難
最終更新: 2026年8月14日

