事業内容
株式会社じげんは、HR・不動産・旅行・エネルギー等の生活に関わる幅広い領域でインターネットプラットフォームを運営する企業グループ(25社)です。中核のライフサービスプラットフォーム事業は、複数メディアの情報を統合するアグリゲーションメディアを起点に、特化型メディア・職業紹介・システム事業へと派生しています。
美容・薬局・メーカー・建設・運送・リゾート等の特化型HR領域(Vertical HR)、不動産・リフォーム・エネルギー領域(Living Tech)、比較メディア・旅行領域(Life Service)の3軸で構成され、個人ユーザーと法人顧客(広告主・採用企業)の双方を対象としています。
ビジネスモデル
アグリゲーションメディアで大量のユーザーを集客し、特化型メディアや職業紹介事業を通じて法人顧客へ送客・成約介在することで収益を得るモデルです。広告掲載課金(CPC・CPAベース)に加え、人材紹介成功報酬・人材派遣フィー・システム利用料等の複数収益源を持ちます。
M&Aにより特化領域を拡張し、既存の顧客基盤・マーケティングノウハウを新規子会社に転用することで投資効率を高めています。
企業の強み
リジョブ(美容)・エニーキャリア(薬局)・タイズ(メーカー)・アップベース(建設)・オーサムエージェント(運送)・アルファスタッフ(リゾート)等、特化型HR事業を連続M&Aで構築。2026年3月期のライフサービスPF事業売上収益は28,549百万円に達し、Vertical HRが主力事業(Z CORE:売上収益100億円超)を達成しています。
2026年3月期の売上収益29,221百万円に対し営業利益5,913百万円(営業利益率約20.2%)、EBITDAは7,592百万円を計上。2022年3月期から5期連続で売上高・営業利益ともに増加しており、M&A後のPMI(タイズ等)が順調に進捗し、利益水準を維持しながら規模拡大を実現しています。
2008年のライフメディアプラットフォーム事業開始以来蓄積したWebマーケティング・マッチングテクノロジーのノウハウを、新規M&A先や「その他」セグメント(みんなの電話占い等)に転用。「その他」セグメント利益は前期比84.4%増の142百万円と大幅改善しており、既存資産の横展開効果が数値に表れています。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
2026年3月期の売上収益は29,221百万円(前期比14.8%増)と成長率が前期の9.5%から加速。エニーキャリア・アルファスタッフ等の新規連結が主な寄与要因。
一方、営業利益は5,913百万円(同4.5%増)にとどまり、営業利益率は20.2%(前期22.2%)へ低下。外部要因として地政学リスクによる引越し・海外渡航需要の減退がLiving Tech・Life Serviceに影響。
親会社帰属当期利益は4,157百万円(同7.3%増)、EBITDAは7,592百万円(同7.2%増)。2027年3月期は売上収益33,500百万円・営業利益6,430百万円を会社予想として開示している。
成長戦略
既存PF深化・M&Aによる領域拡張・新規課金モデル育成の三本柱
美容・薬局・メーカー・建設・運送・リゾート等の特化型人材サービスをM&Aで拡充。2026年3月期にエニーキャリア(薬局)・アルファスタッフ(リゾート)を新規連結し、子会社株式取得支出2,439百万円を投下。採用ニーズの高水準継続を背景に主力セグメントの成長を牽引。
賃貸スモッカ・SEKAI PROPERTY・リショップナビ・エネピ等のメディアを通じた広告・リード課金収益の拡大。物価上昇に伴う節約需要の高まりによる光熱費切替需要(エネピ)の増加が追い風。一方、地政学リスクや引越し需要減退等の外部逆風への対応が課題。
株式会社CORDAを中心にコンシューマ課金サービス・新規事業を育成。2026年3月期のその他セグメント利益は142百万円と前期比で大幅改善し、収益性が向上。ライフサービスPF事業で蓄積したWebマーケティング・マッチングテクノロジーを新規事業へ転用する戦略を継続。
最終更新: 2026年7月19日

