株式会社デジタルハーツホールディングス logo

株式会社デジタルハーツホールディングス

3676東証プライム情報通信業

株式会社デジタルハーツホールディングス logo
株式会社デジタルハーツホールディングス3676

DHグループ事業

エンターテインメント向けデバッグ・ローカライズを軸とするゲーム品質保証事業

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期通期)23,131百万円23,906百万円
セグメント利益(2026年3月期通期)2,246百万円1,941百万円
売上高前期比増減率(2026年3月期通期)△3.2%
セグメント利益前期比増減率(2026年3月期通期)+15.7%
外部顧客への売上高(2026年3月期通期)22,998百万円23,630百万円

事業詳細

コンソールゲーム・モバイルゲーム等を対象に、国内デバッグサービス(不具合検出)と、翻訳・LQA、マーケティング支援、ゲーム開発支援、カスタマーサポート等を含むグローバル及びその他のサービスを提供。独自品質メソッドDHQおよびゲーム特化型AI翻訳エンジン「ella」を活用し、「エンターテインメント業界のグローバル・クオリティ・パートナー」を目指す。2025年11月にHUWIZ SOLUTIONS INC.を子会社化し、欧米顧客基盤の拡大を推進。

直近の概況

国内デバッグが2桁増収も、子会社売却の連結除外で売上は前期比3.2%減。利益は15.7%増と大幅改善

2026年3月期のDHグループ事業は、Nintendo Switch 2の発売を機とした旺盛な需要を背景に国内デバッグが2桁増収を達成し、セグメント利益は2,246百万円(前期比15.7%増)と大幅増益。一方、前期(2024年12月)に売却した子会社の連結除外影響が大きく、売上高は23,131百万円(前期比3.2%減)にとどまった。グローバル領域では2025年11月にHUWIZ SOLUTIONS INC.を取得原価2,062百万円(のれん1,274百万円、10年均等償却)で子会社化し、欧米顧客基盤の拡大を図った。また、タイ新拠点開設、米国・シンガポール企業との業務提携によりソリューション拡充と地理的拡大を推進した。

主要プロダクト

service
国内デバッグサービス

豊富な新型ハード専用テスト機材を強みに、拠点間リソース共有による柔軟なオペレーションを展開。Nintendo Switch 2発売を追い風に2026年3月期は2桁増収を達成。独自品質メソッドDHQにより付加価値向上を図る。

service
グローバルサービス(翻訳・LQA)

ゲーム特化型AI翻訳エンジン「ella」を本格展開し、翻訳・LQA(Linguistic Quality Assurance)が伸長。米国企業との資本業務提携によるローカライズ対応言語強化、シンガポール企業との戦略的業務提携によるポーティング機能拡充も実施。

service
マーケティング支援

ゲームの世界同時発売増加を背景に、国内外のグループ会社間および業務提携先海外企業との連携を強化し、デバッグ・翻訳・LQA・マーケティング支援をワンストップでグローバルに提供できる体制を構築。

service
ゲーム開発支援

2026年3月期は新規案件の稼働が高水準で推移。2025年11月に連結子会社化したHUWIZ SOLUTIONS INC.(ゲームソフト向けデバッグ・QA)の業績寄与もあり、英語でのデバッグ対応キャパシティ増強および欧米顧客基盤拡大に貢献。

service
多言語音声収録

ゲームタイトルの世界同時発売増加に伴うローカライズ需要の拡大を背景に、翻訳・LQAと組み合わせたワンストップソリューションとして提供。タイにおける新拠点開設により地理的拡大を推進。

成長ドライバー

  • Nintendo Switch 2の発売を機とした国内デバッグ需要の旺盛な拡大(2026年3月期に2桁増収達成)
  • 独自のゲーム特化型AI翻訳エンジン「ella」を活用した翻訳・LQAソリューションの本格展開による新規案件獲得
  • HUWIZ SOLUTIONS INC.子会社化(2025年11月)による英語デバッグキャパシティ増強と欧米顧客基盤拡大
  • タイ新拠点開設・米国企業との資本業務提携・シンガポール企業との戦略的業務提携による地理的拡大とソリューション拡充
  • ゲームタイトルの世界同時発売増加を背景とした翻訳・LQA・マーケティング需要の拡大
  • 独自品質メソッドDHQ推進によるサービス付加価値向上と高シェア維持
  • AI協働型オペレーション基盤「HumanOps OS」導入による人材エンパワーメントと業務効率化

リスク

  • 前期に売却した子会社の連結除外影響による売上高の押し下げ(2026年3月期に顕在化)
  • 国内ゲーム市場の変動によるデバッグ需要の不規則性リスク(ゲームタイトル発売スケジュールへの依存)
  • HUWIZ SOLUTIONS INC.取得に伴うのれん(1,274百万円、10年償却)の減損リスク
  • 海外事業展開における為替変動リスクおよびグローバル競合との競争激化リスク
  • テスター人材の確保・育成コスト増加リスク(Nintendo Switch 2向け大量テスト機材調達・受注体制構築に伴う固定費増)
  • 減価償却方法変更(定率法→定額法)および耐用年数変更(3年→5年)による会計方針変更の影響(当期利益押し上げ効果は一時的)

最終更新: 2026年6月23日