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株式会社デジタルハーツホールディングス

3676・東証プライム・情報通信業

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株式会社デジタルハーツホールディングス3676

DHグループ事業

エンターテインメント向けデバッグ・ローカライズを軸とするゲーム品質保証事業

期間今期前期増減率
売上高(2027年3月期第1四半期)6,180百万円5,513百万円(2026年3月期第1四半期)↑
売上高前年同四半期比増減率+12.1%—↑
セグメント利益(2027年3月期第1四半期)688百万円641百万円(2026年3月期第1四半期)↑
セグメント利益前年同四半期比増減率+7.4%—↑

事業詳細

コンソールゲーム・モバイルゲーム等を対象に、国内デバッグサービス(不具合検出)と、翻訳・LQA、マーケティング支援、ゲーム開発支援、カスタマーサポート等を含むグローバル及びその他のサービスを提供。「人の感性・感覚・閃きを活かした“エンタメ品質”保証」の実現を目指し、2025年11月に子会社化したカナダのゲームデバッグ企業HUWIZ SOLUTIONS INC.の業績寄与も加わり、グループ全体の成長をけん引している。

直近の概況

国内デバッグ好調とカナダ子会社寄与で2桁増収、増益を達成

Nintendo Switch 2の発売を機に好転したコンソールゲーム市場を追い風に国内デバッグサービスが好調を維持。グローバル及びその他のサービスでは翻訳・LQAサービスの新規案件獲得に加え、2025年11月に連結子会社化したカナダのゲームデバッグ企業HUWIZ SOLUTIONS INC.の業績寄与もあり、全体として2桁増収を達成。売上高6,180百万円(前年同四半期比12.1%増)、セグメント利益688百万円(同7.4%増)となり、AGESTグループ事業の減収を補い当社グループ全体の成長をけん引した。なお、当社は2026年8月6日付でMBOの一環として株式会社SandboxによるTOBに賛同する意見を表明しており、成立後は上場廃止となる予定。

主要プロダクト

service
国内デバッグサービス

Nintendo Switch 2向けをはじめとする新規タイトル案件を獲得し、前期に引き続き高水準の売上高を維持。

service
グローバル及びその他のサービス

成長ドライバーと位置付ける翻訳・LQAサービスにおいてグループ会社間及びアライアンスパートナーとの連携を強化し新規案件を獲得。HUWIZ SOLUTIONS INC.の業績寄与もあり全体として2桁増収を達成。

成長ドライバー

  • Nintendo Switch 2の発売を機とした国内コンソールゲーム市場の好転による国内デバッグ需要の拡大
  • 翻訳・LQAサービスにおけるグループ会社間及びアライアンスパートナーとの連携強化による新規案件獲得
  • HUWIZ SOLUTIONS INC.子会社化(2025年11月)による英語デバッグキャパシティ増強と欧米・カナダ顧客基盤拡大
  • ゲームタイトルの世界同時発売増加を背景とした翻訳・LQA・マーケティング需要の拡大

リスク

  • 国内ゲーム市場の変動によるデバッグ需要の不規則性リスク(ゲームタイトル発売スケジュールへの依存)
  • HUWIZ SOLUTIONS INC.取得に伴うのれんの減損リスク
  • 海外事業展開における為替変動リスクおよびグローバル競合との競争激化リスク
  • MBOに伴う株式非公開化・上場廃止予定により、今後の情報開示水準や経営方針の変化が生じる可能性

AGESTグループ事業

エンタープライズ向けQA・セキュリティ専門事業。今四半期は減収減益。

期間今期前期増減率
売上高(2027年3月期第1四半期)3,690百万円3,917百万円(前年同四半期)↓
セグメント利益又は損失(2027年3月期第1四半期)△61百万円(損失)67百万円(前年同四半期)↓
売上高(2026年3月期通期)15,995百万円——

事業詳細

主にエンタープライズシステムを対象に、システムテスト・受託開発・ERP導入支援等のQAソリューションと、SOC(Security Operation Center)運営、システムの保守・運用支援等を行うITサービス及びその他のサービスを提供。当第1四半期は、ERP導入支援の大型案件終了や受託開発の縮小により減収となり、セグメント損失を計上した。今後の成長に向け、システムテストの戦略的営業強化やAIテスト管理ツール「TFACT」の活用推進、セキュリティサービスの第二の成長軸化に取り組んでいる。

直近の概況

ERP導入支援終了・受託開発縮小で減収、セグメント損失に転落。

当第1四半期は、ERP導入支援における大型案件の終了や業界環境の変化を受けた受託開発の縮小等により売上高は3,690百万円(前年同四半期比5.8%減)となった。減収による採算性悪化等でセグメント損失60,699千円(前年同四半期はセグメント利益67,173千円)となった。一方、システムテストでの戦略的営業強化やTFACT活用推進、SBOM管理ツールの販売強化、米Lazarus Enterprisesとの自律型AIサイバーセキュリティ基盤の共同開発など、新たな成長軸の構築に取り組んでいる。なお、当社グループは本日、株式会社SandboxによるMBOを目的とした公開買付けに賛同する旨を決議し、株式非公開化を前提とした手続きが進行している。

主要プロダクト

service
QAソリューション

エンタープライズシステムの不具合を検出するシステムテストを主力に、受託開発、ERP導入支援等を提供。当第1四半期はERP導入支援の大型案件終了や受託開発縮小により売上が減少したが、システムテストでは需要拡大が見込まれるクライアントへの戦略的営業活動とオペレーション体制構築を推進。

product
TFACT(ティファクト)

AIを活用したテスト管理ツールとして、ソリューションの付加価値向上に向けた活用を推進中。エンジニア数に依存しない新収益モデル構築の中核ツールとして位置づけられている。

service
ITサービス及びその他

ソフトウェアやネットワークの監視・攻撃検知・対策を行うSOC(Security Operation Center)運営、システムの保守・運用支援等を提供。

product
SBOM管理ツール(旧SBOM Archi)

2026年1月より提供を開始した脆弱性リスク可視化ツールで、当第1四半期は販売強化を実施。また米国Lazarus Enterprises, Inc.と共同で自律型AIサイバーセキュリティ基盤の共同開発及び商用化に向けた取り組みを開始し、セキュリティサービスを第二の成長の柱とすべく取り組んでいる。

成長ドライバー

  • 国内IT人材不足の深刻化によるテスト工程アウトソース需要の継続的拡大
  • 主力のシステムテストにおける戦略的営業活動とオペレーション体制構築による新規案件獲得
  • AIテストツールTFACTおよびSBOM管理ツールの展開強化によるエンジニア数に依存しない新収益モデルの構築
  • 米国Lazarus Enterprisesとの自律型AIサイバーセキュリティ基盤の共同開発によるセキュリティ事業の第二の成長軸化
  • AI開発黎明期における最適なAI活用コンサルティングニーズへの対応とエンジニアリスキリング強化

リスク

  • ERP導入支援の大型案件終了に伴う継続的な減収リスク
  • AIの普及拡大を背景とした受託開発案件の継続的縮小リスク
  • 減収に伴う採算性悪化によるセグメント損失の継続リスク
  • QAソリューション市場における多数のSIer・受託開発会社との競合激化
  • ハイスキルエンジニアの採用難・人材確保コスト上昇リスク
  • TFACTおよびSBOM管理ツールの市場浸透が想定より遅れるリスク
  • MBOによる株式非公開化・上場廃止に伴う事業運営体制の変化リスク

最終更新: 2026年8月6日