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3667東証スタンダード情報通信業

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財務

継続企業の前提に関する重要な不確実性

当事業年度においても前事業年度同様、重要な営業損失・経常損失・当期純損失を計上しており、継続企業の前提に関する重要な疑義を生じさせる事象が存在する。対応策として、第19回新株予約権行使による727,315千円、第20回新株予約権行使による300,146千円の資金調達を実施し財務基盤の安定化を図っているが、既存タイトルの売上動向や新規タイトルの売上見込みに将来予測を含むため、現時点では重要な不確実性が解消されていない。財務諸表は継続企業を前提として作成されており、当該不確実性の影響は財務諸表に反映されていない。

財務

株式価値の希薄化リスク

取締役・従業員向けストック・オプションおよび資金調達目的の新株予約権を発行しており、2025年12月末現在の潜在株式数は9,821,000株で、発行済株式総数38,137,560株の25.7%に相当する。これらの新株予約権が行使された場合、発行済株式数が増加し1株当たりの株式価値が希薄化する可能性がある。今後も優秀な人材確保や資金調達を目的として追加発行される可能性があり、希薄化リスクは継続的に存在する。

市場

プラットフォーム依存リスク

ネイティブアプリゲームの売上比率上昇に伴い、Apple Inc.およびGoogle Inc.の2社への収益依存が高まっている。両社の事業戦略転換や手数料率の変動等が生じた場合、当社の収益構造に直接的な影響を与える可能性がある。当社はSNSプラットフォームを含む複数のプラットフォームでサービスを提供しているが、App Store・Google Playへの集中は構造的なリスクとして残存する。

市場

競合激化による業績悪化

モバイルゲーム市場には多数の競合他社が存在し、スマートフォンへの移行に伴いパソコン・専用端末向けゲームメーカーとの競合も拡大している。当社は独自性の強いタイトル投入で対応しているが、競争環境のさらなる激化により既存タイトルのユーザー離れや新規タイトルの不振が生じた場合、業績に重大な影響を与える可能性がある。継続的な赤字計上の状況下では、競争力維持のための投資余力が限られるという構造的課題も存在する。

市場

課金ビジネスモデルの脆弱性

当社の主たる収入はアプリ内アイテム課金であり、ユーザーの継続的な課金行動が業績の根幹を支えている。ユーザーの嗜好変化や課金意欲の低下により想定収益が得られない場合、業績に重要な影響を与える可能性がある。既に複数期にわたり損失を計上している状況において、課金収益の減少は財務基盤のさらなる悪化に直結するリスクがある。

市場

ブラウザタイトルへの収益依存

「ぼくのレストランⅡ」「ガルショ☆」等の女性向けブラウザタイトルは安定的な収益基盤となっているが、ユーザーの嗜好変化やブラウザゲーム市場の縮小が生じた場合、当社業績に影響を与える可能性がある。ブラウザゲーム市場は全体的に縮小傾向にあり、これらタイトルへの依存は中長期的なリスク要因となっている。当社は新規ネイティブタイトルの開発を推進しているが、移行期における収益ギャップが生じるリスクがある。

テクノロジー

制作・開発コストの増加

モバイルゲームの開発・運営には大量のアイテム・キャラクター制作が必要であり、社内制作に加え複数の外部委託先を活用している。新規参入企業の増加による制作委託先の確保難、人件費上昇、為替変動等により制作・開発コストが想定以上に増加する可能性がある。継続的な損失計上の状況下でコスト増加が生じた場合、財務基盤のさらなる悪化につながるリスクがある。

テクノロジー

システム障害・セキュリティリスク

当社事業はインターネット通信網に依存しており、自然災害・アクセス集中・外部からの不正侵入等によりサービス提供が停止するリスクがある。外部データセンターの活用や定期バックアップ等の対策を講じているが、障害発生時には損害賠償等の直接損害に加え、ブランド信頼の低下による間接的な業績悪化が生じる可能性がある。個人情報漏えいが発生した場合も同様に、信用失墜・損害賠償請求により事業及び業績に影響を及ぼす可能性がある。

テクノロジー

技術革新への対応遅延

モバイルゲーム市場はインターネット環境・ネットワーク技術・デバイス性能の急速な進化と密接に関連しており、技術革新のスピードが極めて速い。当社はマルチプラットフォーム対応や開発環境の高度化に努めているが、技術革新に適時対応できない場合、競争力の低下を招き業績に影響を与える可能性がある。継続的な損失計上により研究開発投資の余力が制約される中、技術対応の遅延リスクは相対的に高まっている。

テクノロジー

人材確保・育成の困難

優秀な人材の確保・育成は当社の重要課題であり、テレワーク導入や福利厚生充実等の施策を推進しているが、採用・育成が計画通りに進まない場合、業務委託費の増加や社内ノウハウの蓄積不足が生じる可能性がある。モバイルゲーム業界における人材獲得競争の激化に加え、継続的な業績悪化が採用競争力の低下につながるリスクも存在する。知的財産権の管理においても、役職員・従業員による持ち出しリスクへの対応として社内管理体制の強化を図っているが、万一第三者の知的財産権を侵害した場合には損害賠償請求等を受ける可能性がある。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月27日