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3641東証スタンダード情報通信業

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電子書籍事業

電子書籍コンテンツ販売を主軸とするパピレスの中核セグメント

期間今期前期増減率
セグメント売上高14,745百万円15,772百万円
セグメント損益762百万円(利益)△141百万円(損失)
セグメント資産13,260百万円12,384百万円
Renta!会員数1,000万人突破

事業詳細

スマートフォン・タブレット・PC等の情報端末向けに、ネットワーク配信による電子書籍販売を行う。主力サービス「Renta!」を通じてコミック・ノベル・実用書等を幅広く提供。国内販売に加え、英語版・中国語繁体字版の直営海外サイト、および海外取次会社AAG(アルド・エージェンシー・グローバル株式会社)を通じた英語・中国語・韓国語コンテンツの取次販売も展開。次世代コンテンツ(タテコミ・アニコミ)やオリジナルコンテンツの増産にも注力している。

直近の概況

売上減も費用削減でセグメント損益が大幅黒字転換、会員数1,000万人突破

2026年3月期の電子書籍事業は、売上高14,745百万円(前期比6.5%減)と減収が続いたものの、販売費及び一般管理費の削減効果等によりセグメント利益762百万円(前期はセグメント損失141百万円)と大幅に黒字転換した。「Renta!」会員数が1,000万人を突破し、記念キャンペーンや「神マンガ1000」特設ページを開設。縦型ショート動画コンテンツの配信開始、「Renta!」初のオリジナルショートドラマの独占先行配信、「Anime NYC 2025」への出展等、コンテンツ・海外展開の両面で施策を拡充した。

主要プロダクト

platform
Renta!

国内向け主力サービス。会員数1,000万人を突破。割引クーポン・ポイント還元・大手出版社との特別キャンペーン等の販促施策を積極展開。レンタル販売方式の拡充も進めている。

product
タテコミ

スマートフォンでの視聴に最適化された縦スクロール形式のコミックコンテンツ。Renta!の少女漫画ランキング・タテコミランキングで連続1位を獲得した『聖女なのに』等の人気作品を擁する。

product
アニコミ

スマートフォンでの視聴に最適なタテ型アニメーション形式。累計販売冊数200万冊超の『聖女なのに』のアニコミ化を実現し「Renta!」で配信開始。モーションコミック形式でのTV放送・サブスク配信も展開。

platform
英語版・中国語繁体字版Renta!

英語圏・中国語繁体字圏向けの直営販売サイト。集客・サイト改良・コンテンツ拡充を進めるとともに、自社オリジナルコンテンツの海外展開にも積極的に取り組む。「Anime NYC 2025」への出展等、現地でのブランディング活動も実施。

product
spRash!

「読むとちょっと前向きになれる」をコンセプトに、忙しい毎日のスキマ時間に手軽に楽しめる多彩なジャンルの作品を提供するオリジナルレーベル。当期よりコンテンツ配信を開始。

成長ドライバー

  • 「Renta!」会員数1,000万人突破による顧客基盤の拡大と販促施策の強化
  • タテコミ・アニコミ等の次世代コンテンツ拡充による付加価値向上と差別化
  • オリジナルコンテンツ(spRash!・ショートドラマ等)の増産投資による独自性強化
  • 英語版・中国語繁体字版Renta!および海外取次販売による海外収益拡大
  • 完全子会社ネオアルドの吸収合併(2026年4月実施)による次世代コンテンツ開発の内製化・効率化
  • 縦型ショート動画コンテンツ・ショートドラマ等の新フォーマット展開による若年層獲得

リスク

  • 個人情報保護法改正に伴うターゲティング広告規制強化による広告効率の低下・販促効果の減退
  • 物価上昇・円安継続による消費者マインドの下振れと個人消費への悪影響
  • 参入企業増加による競争激化と出版社等コンテンツホルダーからの仕入コスト上昇
  • 広告宣伝費・販促コストの拡大傾向による収益圧迫
  • 海外展開における翻訳コスト・現地競合・為替変動リスク
  • 米国通商政策・中東情勢等の地政学リスクによる市場環境の不透明化

最終更新: 2026年6月26日