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株式会社ワールド

3612・東証プライム・繊維製品

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株式会社ワールド3612

ブランド事業

アパレル・ライフスタイル・サーキュラー等を束ねるグループ消費者向け事業の中核。

期間今期前期増減率
セグメント売上収益(内部含む)58,106百万円52,618百万円↑
外部売上収益56,388百万円51,273百万円↑
事業利益(セグメント利益)5,015百万円4,413百万円↑
営業利益5,160百万円4,751百万円↑
減価償却費及び償却費3,671百万円3,064百万円↑

事業詳細

㈱ワールド・ブランズ傘下の「アパレル」「ライフスタイル」「ユニーク(ジュエリー・インティメイト等)」に加え、当社直轄の「海外」「サーキュラー」の5サブセグメントで構成。2027年2月期第1四半期より従来の「ブランド事業」から「B2C事業」へ再編。新規連結の㈱ライトオン・㈱ワールドスタイルレーベルズを含み、ブランド価値と収益性の最大化を目指す。

直近の概況

新規連結2社フル寄与と収益構造改革で増収増益、事業利益13.6%増を達成。

2027年2月期第1四半期(2026年3月〜5月)において、B2C事業の売上収益は58,106百万円(前年同期比10.4%増)、事業利益は5,015百万円(同13.6%増)。㈱ライトオンの構造改革効果と㈱ワールドスタイルレーベルズの新規連結がフル寄与。アパレルはMD改革効果が徐々に浸透も計画超過未達。サーキュラーの好調な売上伸長が補完。セグメント区分は従来の「ブランド事業」から「B2C事業」へ変更。

主要プロダクト

product
アパレル(国内ブランド)

MD改革・プロパー販売強化・収益構造改革を推進中。身の丈以上の売上規模を追わず収益性重視の筋肉質な事業構造への転換に取り組む。計画超過には未達も改革効果が徐々に浸透。

product
ライフスタイル

既存事業の収益力向上と成長投資を継続。アパレル不足分を補う形で売上・利益に貢献。

product
ユニーク(ジュエリー・インティメイト等)

㈱ワールド・ブランズ傘下の事業会社群として、アパレル以外の非アパレル領域の成長拡大を担う。

service
サーキュラー

売上伸長が好調でアパレルの不足分を補う形で貢献。「ワールド エコロモ キャンペーン」等を通じた回収拠点・頻度の拡充を継続。サステナブル素材ブランド「サーキュリック」も展開。

product
海外(タイ・台湾・香港・マレーシア)

タイ・台湾・香港・マレーシアで事業基盤の構築を推進。当社が戦略的に直接管理して成長を支援するサブセグメントとして位置づけ。

product
㈱ライトオン(新規連結)

構造改革による収益改善とMD改革に伴うトップライン復調の効果が発現。2026年3月1日付で株式交換を実施し完全子会社化。売上・利益両面でB2C事業拡大に大きく貢献。

product
㈱ワールドスタイルレーベルズ(新規連結)

PMI(M&A後の統合プロセス)を進めながら収益面でも健闘。新規連結2社として早くも売上・利益両面でB2C事業の拡大へ大きく貢献。

成長ドライバー

  • ㈱ライトオン・㈱ワールドスタイルレーベルズの新規連結による売上・利益両面での貢献拡大
  • サーキュラー事業の売上伸長継続と収益貢献の顕在化
  • アパレルのMD改革・プロパー販売強化による収益構造改革の進展
  • ライフスタイル領域の既存事業収益力向上と成長投資継続
  • タイ・台湾・香港・マレーシアでの海外事業基盤構築と新規進出機会の探索
  • 非アパレル領域(ユニーク・サーキュラー・海外)の成長拡大によるアパレル依存度低減

リスク

  • アパレルブランドのMD改革効果が計画超過に未達であり、収益構造転換の遅延リスク
  • 新規連結2社(㈱ライトオン・㈱ワールドスタイルレーベルズ)のPMI長期化・統合コスト増加リスク
  • 端境期(晩夏・初秋)の商品品揃えにおける量・質両面の課題継続
  • 国内アパレル市場の成熟化・人口減少による販売数量減少圧力
  • 海外生産地での加工賃上昇・急激な為替変動による仕入コスト増加
  • 減損損失の発生による利益押し下げリスク

デジタル事業

旧デジタル事業は廃止。機能はB2C・B2B事業に再編統合。

期間今期前期増減率
B2B事業 売上収益(セグメント計)24,523百万円23,448百万円↑
B2B事業 外部収益17,969百万円18,465百万円↓
B2B事業 事業利益(セグメント利益)1,849百万円1,410百万円↑
B2B事業 減価償却費及び償却費361百万円481百万円↓
旧デジタル事業 売上収益(参考・前期区分)廃止により非開示32,536百万円—

事業詳細

2027年2月期第1四半期より報告セグメントを抜本的に見直し、従来の「ブランド事業」「デジタル事業」「プラットフォーム事業」の3区分を廃止。新たに「B2C事業」「B2B事業」「共通部門」の3区分に再編。旧デジタル事業のB2Bソリューション機能(EC運営受託・デジタルソリューション・在庫管理システム等)はB2B事業のテクノロジー領域に、サーキュラー事業はB2C事業のサーキュラーサブセグメントにそれぞれ統合された。

直近の概況

セグメント再編によりデジタル事業廃止。B2B事業は増収・大幅増益を達成。

2027年2月期第1四半期より「デジタル事業」セグメントは廃止され、機能はB2B事業(テクノロジー・サプライチェーン・人材オペレーション)およびB2C事業(サーキュラー)に再編統合された。新区分のB2B事業は売上収益24,523百万円(前年同期比4.6%増)、事業利益1,849百万円(同31.1%増)と増収・大幅増益。外部収益は17,969百万円と前年同期比2.7%減となったが、エムシーファッション㈱の外販拡大と人材オペレーションの販売代行拡大が利益を牽引した。

主要プロダクト

service
テクノロジー領域(B2B事業内)

旧デジタル事業のB2Bソリューション機能を引き継ぐ領域。EC運営受託、在庫管理システム、基幹システム等の各種デジタルソリューションを顧客企業に提供する。当第1四半期においてはサービス改善を推進。

platform
サーキュラー(B2C事業内)

旧デジタル事業のB2Cネオエコノミー(RAGTAG等のユーズドセレクト・オフプライス)を引き継ぐサブセグメント。当第1四半期においてサーキュラーの売上伸長が顕著で、アパレルブランドの計画未達部分を補完する形で貢献。B2C事業の増収増益に寄与した。

service
サプライチェーン領域(B2B事業内)

エムシーファッション㈱を中心に外販拡大を推進。当第1四半期においてエムシーファッション㈱の着実な外販拡大がB2B事業全体の収益を牽引した。

service
人材オペレーション領域(B2B事業内)

販売代行を中心に収益を伸ばし、当第1四半期においてB2B事業の増益に貢献。営業体制強化や提案領域拡大、複数サービスを組み合わせるソリューション提案の強化に取り組んでいる。

成長ドライバー

  • エムシーファッション㈱によるサプライチェーン領域の外販拡大(B2B事業の収益牽引役)
  • 人材オペレーション領域における販売代行を中心とした収益拡大
  • テクノロジー領域でのサービス改善および複数サービスを組み合わせたソリューション提案強化
  • B2C事業内サーキュラーサブセグメントの売上伸長(旧B2Cネオエコノミー機能の継続成長)
  • 新中期経営計画「VISION-W」のもとでの領域横断提案営業の成功事例蓄積と再現性ある営業基盤の拡充

リスク

  • B2B事業の外部収益が前年同期比2.7%減と外販拡大に課題が残る
  • セグメント再編に伴い旧デジタル事業との業績比較が困難となり、投資家による継続的なモニタリングが難しくなるリスク
  • B2B外販拡大に向けた先行投資(システム開発・物流インフラ)による費用増加リスク
  • デジタル化進展を背景とした競合他社・異業種・外資系企業との競争激化
  • 旧ラクサス・テクノロジーズ㈱(持分法適用関連会社)等の連結収益貢献縮小リスクの継続

プラットフォーム事業

グループ内外へサプライチェーン・テクノロジー・人材オペレーションを提供するB2B事業

期間今期前期増減率
売上収益(セグメント計)49,845百万円48,267百万円↑
外部収益36,536百万円38,410百万円↓
事業利益(セグメント利益)3,089百万円2,752百万円↑
営業利益3,136百万円2,889百万円↑
減価償却費及び償却費765百万円960百万円↓

事業詳細

㈱ワールド・ソリューションズ傘下の「サプライチェーン」「テクノロジー」「人材オペレーション」の3サブセグメントで構成。調達・生産・物流機能を活かしたOEM・ODM提案、EC運営受託・在庫管理・基幹システム等のデジタルソリューション、販売代行・店舗開発・教育研修等のサービスをグループ内外の顧客企業に提供する。新中期経営計画「VISION-W」のもと、顧客課題の解決を通じた事業拡大と領域横断ソリューション提案の強化を推進している。なお、従来の「プラットフォーム事業」から名称変更され、2027年2月期よりB2B事業として独立したガバナンス体制・資源配分を実施している。

直近の概況

エムシーファッション等の外販拡大が牽引し増収増益、対前年増益を達成

当中間連結会計期間のB2B事業は、売上収益が49,845百万円(前年同期比3.3%増、うち外部収益は36,536百万円で同4.9%減)、事業利益が3,089百万円(同12.3%増)と増収増益となった。サプライチェーン領域ではエムシーファッション㈱が前年のイベント特需の反動減を吸収する粘りを見せ、同社の中国子会社TCN Co.,Ltd.の外販拡大も利益を牽引した一方、事業再構築に備える㈱ライフギアコーポレーションや㈱アスプルンドは売上を落とした。全領域共通で営業体制強化・提案領域拡大とソリューション提案強化に取り組み、サプライチェーンでのシナジー創出、テクノロジーでのサービス改善、人材オペレーションでの外販拡大を推進した。

主要プロダクト

service
サプライチェーン

エムシーファッション㈱およびその中国子会社TCN Co.,Ltd.が外販拡大を進め、事業全体の利益を牽引。一方、事業再構築に備える㈱ライフギアコーポレーションや㈱アスプルンドは売上を落としている。

service
テクノロジー

サービス改善を進めながら、顧客ごとの課題に応じたデジタルソリューションの外販拡大に取り組んでいる。

service
人材オペレーション

外販拡大を進め、顧客企業の事業運営を支える体制を強化している。

成長ドライバー

  • エムシーファッション㈱および中国子会社TCN Co.,Ltd.の外販拡大によるサプライチェーン領域の収益牽引
  • 人材オペレーション領域における販売代行を中心とした外販拡大
  • 顧客ごとの課題に応じた複数サービスを組み合わせる領域横断ソリューション提案の強化
  • 営業体制の強化・提案領域の拡大および受注活動の可視化による再現性ある営業基盤の拡充
  • テクノロジー領域におけるサービス改善とデジタルソリューションの外販拡大
  • B2C事業からB2B事業への人材ローテーションとリスキリングによる人的資本の強化

リスク

  • 外部収益が36,536百万円(前年同期比4.9%減)に対しセグメント間収益が13,309百万円に増加し、内販比率が上昇する中、グループ内需要変動の影響を受けやすい構造
  • 事業再構築に備える㈱ライフギアコーポレーションや㈱アスプルンドの売上減少が続くリスク
  • 為替変動による仕入コスト上昇リスク(海外生産比率が高いサプライチェーン領域に影響)
  • 国内アパレル市場の成熟化・縮小に伴うグループ内需要(内販)の減少リスク
  • M&Aによる連結加入企業のPMI(統合プロセス)の遅延・コスト超過リスク
  • 人材育成・確保が計画通りに進まない場合の営業基盤拡充の遅延リスク

最終更新: 2026年10月5日