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株式会社FOOD & LIFE COMPANIES

3563東証プライム小売業

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事業内容

株式会社FOOD & LIFE COMPANIESは、「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」をVISIONに掲げる外食持株会社。中核子会社・株式会社あきんどスシローが国内667店舗の回転すし「スシロー」を展開するほか、韓国・台湾・シンガポール・香港・タイ・中国大陸・インドネシア・マレーシア・アメリカの9カ国・地域に海外227店舗を展開する。

国内では持ち帰り寿司「京樽」・回転寿司みさき(計187店舗)、大衆寿司居酒屋「杉玉」(95店舗)も運営し、年間約1億8千万人の来店客を有する。2025年9月期の売上収益は429,574百万円と連結過去最高を更新した。

ビジネスモデル

本社による食材の一括大量調達でスケールメリットを享受しつつ、AI需要予測システムで調達精度を高めフードロスを削減する。店舗は直営方式を主体とし、標準化されたオペレーションと店内調理へのこだわりで品質を均一化。

売上収益429,574百万円に対し売上原価率は43.0%(前期比0.2ポイント低下)を実現。海外は現地子会社による直営展開、杉玉はFC併用で資本効率を高める。

企業の強み

国内スシローブランドだけで667店舗(2025年9月期末)を展開し、年間約1億8千万人の来店客を有する。2025年9月期の国内スシロー事業売上収益は265,903百万円(前期比11.6%増)、セグメント利益は18,008百万円(同26.7%増)と規模と収益性を両立している。

2025年9月期の海外スシロー事業売上収益は131,422百万円(前期比42.6%増)、セグメント利益は16,324百万円(同126.9%増)と急拡大。中国大陸が拡大成長期に入り、マレーシアへの新規参入も完了。9カ国・地域227店舗体制を構築し、海外が連結利益の重要な柱に成長した。

2025年9月期の仕入実績合計は188,297百万円(前期比18.9%増)。本社一括調達によるスケールメリットに加え、AI需要予測システムで食材調達量・店舗発注量の精度を向上させ、売上原価率を43.0%(前期比0.2ポイント低下)に抑制している。

エンヴァリスの着眼点

海外スシロー事業のセグメント利益20,368百万円は国内スシロー事業(17,168百万円)を上回り、グループ利益成長を牽引。市場環境としてアジア各国での外食需要拡大が追い風となっているが、積極出店ペースの維持と各国ローカライズ施策の実行力が成長を支えている。

通期業績予想は売上収益505,000百万円(前期比17.6%増)、営業利益50,500百万円(同39.9%増)へ上方修正された。

2026年8月7日、京樽全株式をSRSホールディングスへ譲渡(実行日2026年9月1日、譲渡価額3,745百万円)することを決議。第4四半期より非継続事業に分類予定。

テイクアウト寿司市場の環境変化に対応する投資判断として、国内外スシロー事業への資源再配分を進める戦略的な選択と評価できる。業績への影響は軽微とされている。

資本合計は前期末比28,572百万円増加し129,474百万円、親会社所有者帰属持分比率も27.5%へ改善。一方、社債及び借入金77,479百万円、リース負債合計150,664百万円と依然高水準で、積極出店に伴う資本負担は継続的な注視点。

2026年7月1日付で1株を2株に分割し、投資単位の引き下げによる株式流動性向上を図った。

成長戦略

海外多国展開の加速と京樽譲渡によるスシロー事業への資源集中

中国大陸100店舗達成、新規5都市初進出、台湾初のテイクアウト専門店出店など過去最大級の出店ペースを継続し、アジア各国での店舗網・ブランド浸透を拡大。

京樽全株式をSRSホールディングスへ譲渡し、国内外スシロー事業へ経営資源を重点投下する方針を明確化。事業ポートフォリオの選択と集中を進める。

直営・FC両輪で総店舗数100店舗超(うちFC24店舗)に到達し、季節限定メニュー・販促キャンペーンにより客単価・来店頻度向上を図る。

「すしに真っすぐ!」をテーマに商品品質強化やコラボキャンペーンを継続実施し、都市部出店も推進。国内既存店の収益性維持を図る。

最終更新: 2026年8月7日