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株式会社ほぼ日

3560東証スタンダード小売業

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株式会社ほぼ日3560
市場

ブランド力の低下リスク

1998年より毎日更新を続けるウェブサイト「ほぼ日」および主力商品「ほぼ日手帳」のブランド価値は、生活者の志向変化やSNS炎上等によって毀損するリスクがある。ブランド力の低下はサイト訪問数や販売数量の減少に直結し、業績に悪影響を及ぼす可能性がある。社内外からの継続的なコンテンツチェックにより品質確保に努めている。

市場

特定商品への依存リスク

「ほぼ日手帳」は売上高の約7割を占める主力商品であり、同商品の販売動向が業績全体に直接的な影響を与える。デジタルスケジュール管理の普及等により将来的に市場動向が悪化した場合、または仕入数量の減少・遅延が生じた場合、業績に悪影響を及ぼす可能性がある。足元の市場動向は堅調であり、「LIFEのBOOK」コンセプトによる差別化を継続している。

財務

四半期業績の季節変動リスク

「ほぼ日手帳」の性質上、売上は秋冬に集中し春夏は低調となる顕著な季節性がある。2025年8月期の四半期売上高は第1四半期3,336,734千円(構成比38.45%)に対し第3四半期は1,121,510千円(同12.92%)と約3倍の格差があり、営業損益も第3四半期△297,422千円、第4四半期△107,670千円と赤字となっている。閑散期の補完商品・市場開拓を図っているが、四半期毎の業績変動は構造的に大きい。

テクノロジー

代表取締役への依存リスク

創業者である糸井重里代表取締役社長CEO兼CCOは、経営方針・戦略立案、社会的知名度・人脈、新規事業構想、毎日のエッセイ執筆等、事業活動上の中核的役割を担っている。何らかの事情により業務継続が困難になった場合、事業推進力が一時的に停滞し業績に影響を及ぼす可能性がある。2025年11月29日開催予定の定時株主総会を経て代表取締役会長CEOへの役職変更が予定されており、依存しない体制構築を進めている。

テクノロジー

情報セキュリティリスク

顧客・取引先・社内の機密情報および個人情報を保持しており、ランサムウェアや標的型攻撃、過失・盗難等による情報流出・破壊・改ざんのリスクがある。情報漏洩が発生した場合、信用低下・損害賠償・業務停止・法令上の罰金等の多額の費用が生じる可能性がある。2025年5月にISMS認証(ISO/IEC27001:2022)の継続・移行審査に合格し、ITセキュリティ強化・施設セキュリティ・従業員教育等の対策を実施している。

テクノロジー

システムトラブルリスク

コンテンツ配信・EC事業・「ほぼ日の學校」等の主要サービスは社内外の情報システムに依存しており、サイバー攻撃・人為的過誤・自然災害によるシステム障害が業績に悪影響を及ぼす可能性がある。主要システム・ネットワークの冗長化による単一障害点の排除、BCP策定、定期的な脆弱性診断テストを実施しているが、予見できない障害発生リスクは残存する。

テクノロジー

ICT環境変化への対応リスク

売上高の約7割をインターネット通販が占め、事業全体がインターネットとの連動を前提としているため、ユーザー利用機器・プラットフォームの急速な変化への対応が不十分な場合、訪問数・購買者数の減少を通じて業績に悪影響を及ぼす可能性がある。技術動向の情報収集・技術力の向上刷新を図るとともに、自社ECの強化や外部ECへの展開を進めている。

財務

商品調達コスト上昇リスク

原材料費・燃料価格の高騰、外国為替相場の変動、輸送費用の高騰により商品調達コストが上昇する可能性がある。調達コストの上昇が販売価格の見直しに先行する場合、利益率が圧迫され業績に悪影響を及ぼす可能性がある。仕入先の見直し・積載効率の改善・定期的な販売価格見直しにより対応を図っている。

テクノロジー

人材投資・組織風土リスク

当社は内発的動機と自己管理を基礎とした組織風土を高品質コンテンツ・サービスの源泉と位置づけており、急激な組織拡大等によりこの風土が機能しなくなると業績に悪影響を及ぼす可能性がある。長期的成長に向けた人材投資を優先するため短期的財務成果が犠牲になる場合があり、当期は管理部門の「ほぼ日の大開拓採用」等を実施したが、人材確保・能力開発が計画通りに進まないリスクも存在する。

法規制

法的規制変更リスク

知的財産権・特定商取引法・消費者契約法・独占禁止法・個人情報保護法・製品安全規制・環境規制等、国内外の多岐にわたる法規制に基づいて事業を運営しており、法規制の解釈変更・規制強化・新規制の制定により、より厳格な対応を求められる場合に業績に悪影響を及ぼす可能性がある。現時点では重大な法的問題は生じていないと認識しており、行政当局・弁護士への適宜相談および法務体制の強化を進めている。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月27日