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ダイニック株式会社

3551東証スタンダード繊維製品

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ダイニック株式会社3551

印刷情報関連事業

ダイニックの最大セグメント。熱転写リボン・フィルムコーティング等で海外需要を取り込む。

期間今期前期増減率
売上高(通期・2026年3月期)22,393百万円22,228百万円
営業利益(通期・2026年3月期)2,292百万円2,293百万円
営業利益率(通期・2026年3月期)10.2%10.3%
セグメント資産(2026年3月期末)20,522百万円19,696百万円
設備投資額(2026年3月期)519百万円644百万円
減価償却費(2026年3月期)573百万円523百万円

事業詳細

印刷被写体(書籍装丁用クロス、ビニールクロス、フィルムコーティング製品、品質表示用ラベル等)と印字媒体(熱転写リボン)を中心に展開。国内外の食品・アパレル・自動販売機・金融機関等を顧客とし、シンガポール・香港・米国・英国・チェコ・中国の海外拠点を通じたグローバル販売体制を持つ。有機EL用水分除去シートを含む電子特材分野も手掛ける。グループ売上高の約50%を占める最大セグメント。

直近の概況

売上高は微増収も、トランプ関税コストアップで営業利益は微減。円安効果が一部相殺。

2026年3月期の売上高は22,393百万円(前年度比0.7%増)。熱転写リボン・フィルムコーティング・品質表示用ラベル・帳票類・電子特材が増収に貢献した一方、布クロス・紙クロス・ビニールクロスは減収。営業利益は2,292百万円(前年度比0.1%減)と微減。円安効果があったものの、トランプ関税によるコストアップが利益を圧迫した。

主要プロダクト

product
熱転写リボン(印字媒体)

ラベル等の印字用熱転写リボン。食品包材用途で国内・海外向けともに堅調に推移し、2026年3月期も前年度比増収を達成。

product
フィルムコーティング製品(印刷被写体)

自動販売機用途向けの環境対応素材等が好調に推移し、新規用途開発も進んだことから2026年3月期も前年度比増収。

product
品質表示用ラベル素材(印刷被写体)

産業用の品質表示用ラベル素材。国内市場でリネンサプライ用途が堅調に推移し、2026年3月期も前年度比増収となった。

product
有機EL用水分除去シート(電子特材)

有機ELパネルの製造工程で使用される水分除去シート。電子特材分野全体として2026年3月期も堅調で前年度比増収に貢献。

product
書籍装丁用・ビニールクロス(印刷被写体)

布クロス・紙クロスは市場規模縮小により不採算分野見直しで一部利益改善が進むも減収。ビニールクロスは海外向け手帳用表紙材の需給調整による受注減で前年度比減収。

product
帳票類・サプライ品(その他)

金融機関向け等の帳票類およびサプライ品販売が2026年3月期も好調に推移し、セグメント増収に貢献。

成長ドライバー

  • 熱転写リボンの食品包材用途における国内・海外向け需要の継続的な堅調推移
  • フィルムコーティング製品における自動販売機向け環境対応素材の好調推移と新規用途開発の進展
  • 品質表示用ラベルの国内リネンサプライ用途での安定受注
  • 有機EL用水分除去シートを含む電子特材分野での新規用途開拓
  • 金融機関向け帳票類・サプライ品販売の好調継続
  • 販売価格転嫁の進展および採算性改善の取り組みによる利益率維持
  • 円安効果による輸出採算の改善

リスク

  • 布クロス・紙クロス市場の構造的縮小傾向の継続と不採算分野見直しに伴う売上高の減少
  • ビニールクロス(海外向け手帳用表紙材等)の需給調整による受注減の長期化リスク
  • トランプ関税等の通商政策変動によるコストアップリスク(2026年3月期に既に顕在化)
  • 原材料・燃料価格の高止まりによるコスト圧迫
  • 為替変動リスク(円高転換による輸出採算悪化)
  • 海外拠点(中国・欧米等)における地政学リスクおよび各国規制変動の影響

最終更新: 2026年6月23日