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株式会社バロックジャパンリミテッド

3548東証プライム小売業

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株式会社バロックジャパンリミテッド3548

衣料品等の企画販売事業(単一セグメント)

女性向けSPAアパレルを国内外で多ブランド展開する単一事業会社

期間今期前期増減率
売上高(2027年2月期第1四半期累計)12,169百万円12,625百万円(2026年2月期第1四半期)
営業利益(2027年2月期第1四半期累計)76百万円504百万円(2026年2月期第1四半期)
売上高営業利益率(2027年2月期第1四半期累計)0.6%4.0%(2026年2月期第1四半期)
経常利益(2027年2月期第1四半期累計)107百万円511百万円(2026年2月期第1四半期)
親会社株主に帰属する四半期純利益(2027年2月期第1四半期累計)70百万円483百万円(2026年2月期第1四半期)
売上総利益(2027年2月期第1四半期累計)7,566百万円8,087百万円(2026年2月期第1四半期)
販売費及び一般管理費(2027年2月期第1四半期累計)7,490百万円7,582百万円(2026年2月期第1四半期)
1株当たり四半期純利益(2027年2月期第1四半期)1.97円13.44円(2026年2月期第1四半期)
総資産(2027年2月期第1四半期末)31,606百万円32,593百万円(2026年2月期末)
純資産(2027年2月期第1四半期末)13,408百万円14,705百万円(2026年2月期末)
自己資本比率(2027年2月期第1四半期末)42.4%45.1%(2026年2月期末)
国内店舗数(2027年2月期第1四半期末)330店舗(直営253店・FC77店)331店舗(直営254店・FC77店)(2026年2月期末)
通期売上高予想(2027年2月期)52,970百万円(前期比+2.9%)51,499百万円(2026年2月期実績)
通期営業利益予想(2027年2月期)1,352百万円(前期比+320.9%)321百万円(2026年2月期実績)

事業詳細

MOUSSY・AZUL BY MOUSSY・RODEO CROWNS WIDE BOWLなど10以上のブランドを擁し、ファッションビル・駅ビル系、ショッピングセンター系、百貨店系、靴の4事業区分で展開するSPA企業。主要顧客は10代後半〜40代の女性。国内330店舗(直営253店・FC77店)と海外5店舗(直営1店・FC4店)を運営し、実店舗・自社EC(SHEL'TTER)・外部ECモール・卸売の複合チャネルで販売する。

直近の概況

1Q売上高3.6%減・営業利益84.9%減と大幅な利益悪化、通期予想は据え置き

2027年2月期第1四半期(2026年3月〜5月)の売上高は12,169百万円(前年同期比3.6%減)、営業利益は76百万円(同84.9%減)と大幅に悪化。AZUL BY MOUSSYの立て直し遅れ・百貨店ブランドの消費低迷・SCブランドの在庫消化・サプライチェーンコスト上昇が主因。一方、MOUSSY・SLY・rienda・LAGUA GEM(既存店121.3%)・RODEO CROWNS WIDE BOWLは好調。後発事象として東京都目黒区の固定資産譲渡(売却益363百万円を2027年2月期に計上予定)およびThe SHEL'TTER TOKYO東急プラザ表参道「オモカド」店の閉店決議(閉店日未定)が開示された。通期業績予想(売上高52,970百万円・営業利益1,352百万円)に修正はない。

主要プロダクト

product
ファッションビル・駅ビル系アパレル(MOUSSY / SLY / rienda)

MOUSSY・SLY・riendaが主力。2027年2月期第1四半期においても前年同期比で大きく伸長し、グループ内で相対的に好調なカテゴリー。成長ブランドLAGUA GEMは既存店売上高前年比121.3%と飛躍的な成長を記録した。

product
ショッピングセンター系アパレル(AZUL BY MOUSSY / RODEO CROWNS WIDE BOWL / STYLE MIXER)

RODEO CROWNS WIDE BOWLの既存店売上高は二桁成長を維持。一方、AZUL BY MOUSSYは商品開発・マーケティング戦略の抜本的見直し途中で従来顧客とのマッチング相違が発生し低迷継続。SCブランド全体では在庫消化を実施し売上総利益率が圧迫された。

product
百貨店系アパレル(ENFÖLD / någonstans / RIM.ARK)

百貨店ブランドにおける国内高額ブランドの消費低迷が当第1四半期の業績を下押しした。個人消費の二極化・生活防衛意識の高まりによる安価な実用品志向の強まりが逆風となっている。

product
靴事業(STACCATO)

グループの靴事業区分を担うブランド。当1Q決算短信では個別の業績数値の記載はなく、単一セグメントとして一体管理されている。

platform
自社EC・編集型ストア(SHEL'TTER)

国内事業のEC売上高は前年同期比93.3%と前年を下回った。実店舗売上(前年同期比96.2%)と合わせ、国内事業全体では前年同期比96.2%となった。The SHEL'TTER TOKYO東急プラザ表参道「オモカド」店は建物賃貸借契約満了により閉店決議(閉店日未定)。

service
米国卸売事業

米国事業は高級百貨店・セレクトショップ向け卸売を中心としたビジネスモデルで日本製高級デニムを主力とする。当第1四半期は売上高が前年を上回ったものの、販売費及び一般管理費の上昇により前年比減益となった。

成長ドライバー

  • MOUSSY・SLY・riendaなど主力FB・SBブランドの既存店売上伸長継続
  • LAGUA GEMの急成長(第1四半期既存店売上高前年比121.3%)
  • RODEO CROWNS WIDE BOWLの既存店二桁成長維持
  • 固定資産譲渡(東京都目黒区物件)による売却益363百万円の2027年2月期計上予定
  • 販売費及び一般管理費の削減(前年同期比92百万円減)によるコスト構造改善
  • 米国卸売事業の売上高前年超え(高級百貨店・セレクトショップ向け日本製高級デニム)
  • 基幹システム(ソフトウエア仮勘定3,079百万円)の稼働による業務効率化への期待

リスク

  • 主力ブランドAZUL BY MOUSSYの商品開発・マーケティング戦略見直し途中で従来顧客とのマッチング相違が継続しており、全体業績への下押し圧力が大きい
  • 個人消費の二極化・生活防衛意識の高まりによる安価な実用品志向の強まりがアパレル全般の客数減少リスクとなっている
  • 中東情勢の混乱による原油価格高騰・原材料不足がサプライチェーン全体のコスト上昇を招き、売上総利益率を圧迫している
  • SCブランドの在庫消化が売上総利益率を下押しするリスク
  • 百貨店ブランドにおける国内高額ブランドの消費低迷が継続するリスク
  • 米国事業における販売費及び一般管理費の上昇による収益悪化リスク
  • ソフトウエア仮勘定3,079百万円など基幹システム投資の費用化に伴う将来的な減価償却負担増加リスク
  • The SHEL'TTER TOKYO東急プラザ表参道「オモカド」店閉店に伴う資産除去費用等の財務影響(現在精査中)
  • 現金及び預金が前期末比2,681百万円減少(8,638百万円)しており、配当支払後の手元流動性低下
  • 気候変動による商品構成・投入時期の見直し必要性(季節商品の消化リスク)

最終更新: 2026年5月28日