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アツギ株式会社

3529東証スタンダード繊維製品

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アツギ株式会社3529

繊維事業

レッグウェア・インナーウェアの製造販売を担うアツギの中核事業

期間今期前期増減率
売上高(繊維事業)20,156百万円20,626百万円
営業損失(繊維事業)△1,495百万円△1,378百万円
セグメント資産27,145百万円28,584百万円
減価償却費518百万円596百万円
レッグウェア売上高11,060百万円11,613百万円
インナーウェア売上高9,095百万円9,011百万円
減損損失(繊維事業)221百万円1,723百万円

事業詳細

アツギ株式会社及び連結子会社が、レッグウェア(ストッキング・タイツ等)及びインナーウェアの製造・仕入・販売を行う。主要顧客は㈱しまむら(売上高の約27%)。国内卸売販売に加え、自社オンラインショップ・ECモールを通じたD2C販売を重点施策として推進。生産拠点は国内及び中国(煙台)に展開し、OEM販売も展開する。

直近の概況

売上・損益ともに悪化、中期経営計画を取り下げ抜本的見直しへ

2026年3月期の繊維事業売上高は20,156百万円(前期比2.3%減)、営業損失は1,495百万円(前期は1,378百万円の損失)と赤字が拡大。レッグウェアは単価上昇も数量減で4.8%減収、インナーウェアはOEM・EC好調で0.9%増収。円安進行による調達コスト上昇、原燃料・物流費・人件費の高止まり、中国自社工場の生産体制見直しの遅れが製造コストを悪化させた。繊維事業固定資産に221百万円の減損損失を計上。計画初年度の大幅未達を受け、2028年3月期を最終年度とする中期経営計画を取り下げ、収益構造の抜本的見直しに着手した。

主要プロダクト

product
レッグウェア

円安を背景とする原材料高・物流費高騰への対応として適正価格への見直しが進み単価は上昇したが、販売数量の減少により2026年3月期売上高は11,060百万円(前期比4.8%減)となった。

product
インナーウェア

衣料専門店やEC販路、OEM(相手先ブランド製造)等における販売が好調で、既存販路における販売の減少を補い、2026年3月期売上高は9,095百万円(前期比0.9%増)となった。

platform
D2C(自社オンラインショップ・ECモール)

EC販路での販売が好調に推移しており、インナーウェア分野の売上増加に貢献。新たに開発した機能性を有する高付加価値商品の市場投入も進めているが、当期の売上高への寄与は限定的にとどまった。

成長ドライバー

  • OEM(相手先ブランド製造)販売の拡大:インナーウェア分野を中心に好調を維持
  • EC・衣料専門店販路でのインナーウェア販売増加
  • 機能性を有する高付加価値商品の市場投入による単価改善
  • Z世代向け新商品投入による新規顧客層の開拓
  • 中国自社工場(煙台)における自動化設備投資による原価低減(進行中)
  • ヘルスケア商品の拡大・メディカル用途への参入による高付加価値化
  • アセアンでの供給体制強化によるコスト削減

リスク

  • 円安基調の継続による調達コストの高止まり
  • 原燃料価格・物流費・人件費の持続的上昇による製造原価の上昇
  • 消費者の生活防衛意識・節約志向の高まりによるレッグウェア需要の縮小
  • 中国自社工場における生産体制見直しの遅れによる製造コスト悪化
  • 繊維事業における固定資産の追加減損リスク(当期221百万円計上)
  • 特定顧客(㈱しまむら)への売上集中リスク(売上高の約27%)
  • 中期経営計画取り下げに伴う戦略的不確実性の高まり
  • 主力販路(量販店)の売場減少によるレッグウェア販売数量の継続的減少

最終更新: 2026年6月26日