イチカワ株式会社3513
抄紙用具関連事業(日本)
グループ唯一の製造拠点として抄紙用具を国内外に供給する中核セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| セグメント売上高(内部含む計) | 12,435百万円 | 12,144百万円 | ↑ |
| 外部顧客への売上高 | 8,361百万円 | 8,876百万円 | ↓ |
| セグメント利益(営業利益) | 2,964百万円 | 2,723百万円 | ↑ |
| セグメント資産 | 15,919百万円 | 15,102百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 791百万円 | 814百万円 | ↓ |
| 有形固定資産及び無形固定資産の増加額 | 1,644百万円 | 865百万円 | ↑ |
事業詳細
イチカワ株式会社本体が製造・販売を担う抄紙用具関連事業の日本セグメント。抄紙用フエルト・シュープレス用ベルト・トランスファー用ベルト等を製造し、国内紙パルプメーカーへの内需販売に加え、海外子会社向け輸出(内部売上高)も担う。グループ全体の生産機能を一手に担い、当連結会計年度のセグメント売上高(内部含む計)は12,435百万円と全報告セグメント合計の約64%を占める最大セグメント。当期はベルト新生産設備の稼働により生産能力が向上した。
直近の概況
外部売上高は前期比5.8%減も、セグメント利益は前期比8.8%増と収益性が改善
2026年3月期において、内需の抄紙用フエルトは積極的な受注活動を推進したものの販売数量が減少し、輸出の抄紙用ベルトは中国国内顧客の商流を子会社販売へ変更したため販売数量が減少した結果、外部顧客への売上高は8,361百万円(前期比5.8%減)となった。一方、内部売上高(海外子会社向け輸出)は4,073百万円(前期3,267百万円)に増加し、セグメント計は12,435百万円(前期比2.4%増)。当期稼働したベルト新生産設備の活用により生産効率が向上し、セグメント利益は2,964百万円(前期比8.8%増)と改善した。また、設備投資額は1,644百万円と前期の865百万円から大幅に増加しており、ベルト生産体制の強化が進んでいる。
主要プロダクト
成長ドライバー
- ベルト新生産設備の稼働による生産能力向上と生産効率化の推進
- 衛生用紙向けベルトの積極拡販とベルト生産体制の見直しによる生産量増加
- 海外子会社向け内部売上高の拡大(当期4,073百万円、前期比24.7%増)
- 円安進行による海外向け売上の円換算増加効果
- 北米・欧州・中国・タイ各地域での受注増を背景とした輸出拡大
リスク
- 紙のデジタル化に伴う国内新聞用紙・印刷情報用紙需要の構造的縮小
- 板紙等の国内需要減少傾向の継続による内需販売数量の減少
- 中東情勢を背景としたエネルギー価格・原材料価格の高騰によるコスト上昇圧力
- 中国国内顧客の商流変更(子会社販売へのシフト)による日本セグメント輸出数量の減少
- 米国関税政策・地政学リスク・為替相場の不透明感による経営環境悪化
- グローバル市場での競争激化による販売単価への下押し圧力
最終更新: 2026年6月18日

