株式会社アズ企画設計 logo

株式会社アズ企画設計

3490東証スタンダード不動産業

株式会社アズ企画設計 logo
株式会社アズ企画設計3490
財務

有利子負債への高依存

2025年2月期末時点の有利子負債比率は316.93%と極めて高水準であり、不動産取得資金を主に金融機関借入に依存している。市場金利の上昇局面や信用力低下による融資停止が生じた場合、支払利息の増加や事業計画の変更を余儀なくされる。対応策として特定金融機関への依存を避け、個別物件ごとの融資取得や資金調達手段の多様化を推進している。

財務

資金繰りリスク

販売用不動産購入資金の借入返済期限を1年以内に設定するケースがあり、物件が販売計画通りに売却できない場合、資金繰りが著しく悪化するリスクがある。また、販売価格が計画を大幅に下回った場合も業績への影響が生じる。長年培った収益不動産の目利き力・リーシング力を活かし、当初計画通りの販売実現に努めている。

財務

財務制限条項への抵触リスク

一部の借入契約に財務制限条項(コベナンツ)が付されており、当該条項に抵触した場合は期限の利益を喪失し、借入金の一括返済を求められる可能性がある。これにより財政状況が急激に悪化するリスクがある。有報上、具体的な対応策の記載は限定的であり、財務規律の維持が重要な課題となっている。

市場

不動産市況・経済動向の影響

不動産業界は景気動向・地価・空室率・販売価格・金利・税制等の影響を受けやすく、当社グループも同様のリスクにさらされている。主要エリアである一都三県において諸情勢の変化や税制解釈の相違が生じた場合、業績に影響を及ぼす可能性がある。特定種別・規模に依存しない多様な販売用不動産の仕入販売によりリスク低減を図っている。

市場

競合激化による物件取得難

主要営業エリアの首都圏では大手デベロッパー等との価格競争が激化しており、宅地建物取引業免許取得のみで参入可能なため新規業者の増加も見込まれる。競争激化により優良物件の取得が困難になった場合、業績に悪影響が生じる。収益不動産のバリューアップ力を競争優位として活用し、不動産販売事業の拡大によるリスク低減に取り組んでいる。

財務

棚卸資産評価損・減損損失

経済情勢や不動産市況の悪化により販売用不動産の価値が帳簿価額を下回った場合、棚卸資産の簿価切下げ損失が発生する。また、賃貸事業用資産において割引前将来キャッシュ・フローが帳簿価額を下回る場合は減損損失が計上される。不動産市況動向を常時確認し、適切な仕入管理により当初販売計画への支障を防ぐ体制を整えている。

テクノロジー

物件売却時期による業績変動

バリューアップ完了後の物件売却時に売上・原価を計上する事業モデルのため、一取引当たりの金額が高額な物件の売却時期により業績が大きく変動する。特定期に高額物件の売却が集中または遅延した場合、四半期・年度業績に著しい偏りが生じる。販売用不動産在庫数の拡充により代替物件を確保できる体制構築に努めている。

法規制

法的規制・許認可リスク

宅地建物取引業法・建設業法・金融商品取引法・不動産特定共同事業法等の多数の法規制下で事業を営んでおり、違反や不正により許認可取消・行政処分を受けた場合は事業範囲の制限や社会的信用の低下が生じる。また、法規制の改廃・強化や解釈変更により費用負担が増加するリスクもある。管理部が顧問弁護士・各士業と連携し、役員・従業員へのコンプライアンス研修を実施して法令遵守を徹底している。

テクノロジー

代表取締役への依存

代表取締役社長・松本俊人氏が経営方針・事業戦略の立案・決定および事業推進において重要な役割を担っており、同氏の業務遂行が困難になった場合に業績への影響が懸念される。事業拡大とともに同氏への過度な依存を排除する体制構築を進めているが、現時点では依存度が高い状態にある。後継者育成・組織体制の整備が継続的な課題となっている。

テクノロジー

委託先リスク・外注コスト上昇

不動産管理事業における設備保守・清掃・工事の委託先や、新築マンション開発における設計事務所・建設会社の経営不安・倒産・工事中事故が発生した場合、納期遅延や計画通りの物件開発・販売が困難になる。また建築資材価格の上昇に伴う外注コスト増加も業績に影響を及ぼす可能性がある。複数委託先の確保と選定時の信用調査・面談・許認可確認を通じてリスク低減に努めている。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月24日