サンコーテクノ株式会社3435
ファスニング事業
あと施工アンカーを核とする建設資材・工事の主力セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 17,244百万円 | 17,523百万円 | ↓ |
| セグメント利益 | 2,628百万円 | 2,368百万円 | ↑ |
| セグメント利益率 | 15.2% | 13.5% | ↑ |
| 減価償却費 | 243百万円 | 246百万円 | ↓ |
| グループ売上高に占める構成比 | 約79% | 約82% | ↓ |
事業詳細
あと施工アンカー、ドリル、ファスナー等の建設資材を企画開発から製造・販売・施工ツールまで一貫して提供する。耐震補強事業、各種維持・保全事業、太陽光関連事業の施工管理、および電動油圧工具(鉄筋カッター・ベンダー等)の製造・販売も担う。2026年3月期は甲府精鋲株式会社およびKOHBYO(THAILAND)Co.,Ltd.を子会社化し、微細部品製造能力を強化。グループ売上高の約79%を占める中核セグメントであり、建設・土木・インフラ市場を主要顧客とする。
直近の概況
売上高は前期比1.6%減も採算重視で利益は11.0%増、甲府精鋲を子会社化
2026年3月期のファスニング事業は、あと施工アンカーの販売が前年をやや下回り、完成工事高も前年を下回った。一方、電動油圧工具関連の販売は堅調に推移し、採算性を重視した受注方針の徹底によりセグメント利益は2,628百万円(前期比11.0%増)と大幅改善。利益率は15.2%に向上した。また、2026年3月31日をみなし取得日として甲府精鋲株式会社およびKOHBYO(THAILAND)Co.,Ltd.を子会社化し、負ののれん発生益284百万円を特別利益に計上した(取得原価の配分は暫定)。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 採算性重視の受注方針継続による利益率改善(2026年3月期にセグメント利益率15.2%を達成)
- インフラ整備を中心とした公共投資の底堅い需要継続(国土強靭化計画等に基づく公共投資)
- 甲府精鋲株式会社・KOHBYO(THAILAND)Co.,Ltd.の子会社化による微細部品製造能力の強化とグループシナジー
- 新中期経営計画「S.T.G Vision2026」のもとでの「人財育成」「全体最適化」「新事業創出」推進
- 電動油圧工具の堅調な販売継続
リスク
- 建設技能労働者不足(2024年問題)による工期遅延・完成工事高の減少リスク
- 鋼材価格の高止まりによるコスト上昇圧力
- 円安基調の継続による原材料・エネルギーコストの上昇
- あと施工アンカーの販売数量低迷リスク(2026年3月期も前年比マイナス)
- 甲府精鋲グループの取得原価配分確定に伴う会計処理の変動リスク(現在暫定値)
- 米国トランプ政権の対外政策等による世界的な政治・経済混乱の波及リスク
最終更新: 2026年6月24日

