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3435東証スタンダード金属製品

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市場

市場環境・建設業界動向

売上高の大半が建設関連製品の卸販売事業であるため、建設業界の動向や設備投資の急変が業績に直結する。主な販売先である卸問屋・販売店の業績悪化が生じた場合、当社グループの売上・収益に影響を及ぼす可能性がある。特定業界への依存度が高い構造的リスクとして認識されている。

財務

原材料価格の変動リスク

主原材料である鋼材(スチール鋼・ステンレス鋼)の価格は、鉄鉱石やニッケル価格の高騰により上昇する場合がある。販売価格への転嫁方針を持つものの、十分な転嫁ができなかった場合には収益を圧迫する。加えて、建設技能労働者不足や工事材料費・労務費の上昇への対処が不十分な場合にも業績に影響が生じる。

テクノロジー

製品品質・PL(製造物責任)リスク

主力事業所においてISO9001またはISO14001の認証を取得し品質管理体制を整備しているが、予測を超えた事象による製品欠陥の可能性は排除できない。PL保険に加入しているものの、リコール等に伴う費用が多額に発生した場合には業績等に影響を及ぼす可能性がある。建設用アンカー等の安全性に直結する製品を扱うため、品質問題は信頼性にも波及しうる。

テクノロジー

建設現場における労働災害

工事管理者への教育や安全パトロールを通じて安全管理に取り組んでいるが、重大な労災事故が発生した場合、発注者から指名停止等の処分を受けるリスクがある。指名停止は受注機会の喪失に直結し、業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。建設現場での施工サービスを提供する事業特性上、このリスクは継続的に存在する。

財務

海外生産拠点のカントリーリスク

あと施工アンカーの一部をタイ子会社SANKO FASTEM (THAILAND) LTD.で、電子機器用・自動車用微細ねじ・シャフト部品をタイ孫会社KOHBYO(THAILAND) CO., LTD.で生産している。現地における法規制変更、政治・経済要因、自然災害等が発生した場合、生産体制や供給能力に支障が生じ業績に影響を及ぼす可能性がある。タイへの生産集中がサプライチェーンの脆弱性につながりうる。

財務

販売先の貸倒れリスク

売上先の大半を中小企業の卸問屋・販売店が占めており、景気動向にかかわらず取引先倒産による売掛金回収不能のリスクが存在する。現金回収率は高く顧客集中も生じていないとされるが、信用状況が悪化する顧客が増大した場合には業績等に影響を及ぼす可能性がある。与信管理の継続的な強化が求められる。

法規制

知的財産権の侵害リスク

新製品・工法等について特許権等の知的財産登録を行い権利保護に努めているが、国内外で当社グループの権利が侵害される可能性がある。また、当社グループが認識していない範囲で第三者の知的財産を侵害し、損害賠償や対価の支払いを請求された場合には業績等に影響を及ぼす可能性がある。海外展開を含む事業拡大に伴い、知財リスクの管理範囲も拡大している。

法規制

法的規制・建設関連法改廃

主力事業は建設業法・建築基準法・国土利用計画法・都市計画法等の法的規制を受けている。近年の自然災害多発やコンクリート構造物の老朽化対応を背景に、これら法律の改廃や新たな法規制・適用基準の変更が生じた場合、事業活動が制約され業績に影響を及ぼす可能性がある。規制環境の変化への迅速な対応が求められる。

テクノロジー

自然災害・感染症による事業中断

千葉県・静岡県・奈良県所在の主要工場をはじめ国内外の事業所において大規模地震等の自然災害が発生した場合、生産体制・営業活動に著しい支障が生じる可能性がある。未知の感染症の流行は原材料調達・生産維持・安定供給・サプライチェーンに重大な影響を及ぼしうる。コロナ禍での感染拡大予防の経験を活かしたリスク軽減策を継続している。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年7月19日