株式会社エスイー3423
建設用資機材の製造・販売事業
国土強靭化・インフラ老朽化対応を主需要とする土木建設資材の製造・販売事業
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期通期) | 12,020百万円 | 12,500百万円 | ↓ |
| 営業利益(2026年3月期通期) | 718百万円 | 800百万円 | ↓ |
| 営業利益率(2026年3月期通期) | 5.9% | 6.4% | ↓ |
| セグメント資産(2026年3月期末) | 16,760百万円 | 17,824百万円 | ↓ |
| 減価償却費(2026年3月期通期) | 632百万円 | 581百万円 | ↑ |
事業詳細
アンカー・落橋防止装置・PCケーブル・外ケーブル・斜材等のケーブル製品、KIT受圧板・変位制限装置等の鉄鋼製品、ESCONを含むコンクリート製品を製造・販売する。主要顧客は公共事業(国土強靭化・高速道路リニューアル・防災対策工事等)であり、エスイーグループの主力セグメントとして連結売上高の約47%(2026年3月期)を占める。当社および株式会社アースデザインエンジニアリング、エスイー鉄建株式会社、A&Kホンシュウ株式会社、株式会社北都運輸が事業を担う。
直近の概況
案件端境期と労働力不足による需要減で売上高・営業利益ともに前期比減少
2026年3月期は、案件の一時的な端境期による需要減に加え、現場の労働力不足等による工期見直しが重なり、売上高は12,020百万円(前期比3.8%減)、営業利益は718百万円(前期比10.3%減)となった。年度後半にはコンクリート分野の施工量が大きく落ち込んだ一方、能登震災をはじめとする復興・災害関連案件に復調の兆しが見られ、高速道路リニューアル関連工事でも駆け込み需要の影響で若干持ち直したが、総じて売上高は伸び悩んだ。なお、連結子会社エスイー鉄建株式会社の刈谷工場閉鎖(2025年11月取締役会決議)に伴う固定資産の耐用年数短縮が実施されている。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 「第1次国土強靱化実施中期計画」初年度を迎えた公共事業拡大による底堅いインフラ投資需要
- 高速道路リニューアル・橋梁更新工事等インフラ老朽化対応需要の継続
- 能登震災をはじめとする復興・災害関連案件の進捗による売上取り込み
- ESCONを含むコンクリート製品の橋梁大規模修繕関連への展開拡大
- 営業部門と生産部門の連携による調達最適化と販売価格転嫁の推進
リスク
- 大型案件の端境期による売上高の変動リスク(2027年3月期予想でも連結全体で減収想定)
- 能登震災復興案件・高速道路リニューアル工事の後ろ倒しによる売上計上時期のずれ
- エネルギー価格・原材料価格の高止まりによるコスト増圧力
- 建設現場における労働者不足が工事進捗・製品納入に与える影響
- 公共投資予算規模の変動に対する収益依存度の高さ(主力セグメントとして連結業績への影響大)
- 刈谷工場閉鎖に伴う生産体制の再編コストおよび供給能力への影響
最終更新: 2026年6月23日

