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株式会社稲葉製作所

3421東証スタンダード金属製品

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株式会社稲葉製作所3421

鋼製物置

国内トップシェアを誇る鋼製物置・ガレージ・倉庫の製造・販売事業

期間今期前期増減率
売上高(2026年7月期第3四半期累計)20,620百万円21,676百万円(前年同期)
セグメント利益(2026年7月期第3四半期累計)1,624百万円1,896百万円(前年同期)
セグメント利益率(2026年7月期第3四半期累計)7.9%8.7%(前年同期)
売上高(2025年7月期通期)29,218百万円
セグメント利益(2025年7月期通期)2,468百万円
セグメント利益率(2025年7月期通期)8.5%

事業詳細

当社グループの主力セグメント。物置・ガレージ・倉庫・自転車置場等を製造・販売し、レンタル収納も手掛ける。当社が製品を製造し、代理店・販売店を通じて販売するほか、連結子会社(株式会社共進)を通じた販売も行う。内製比率90%以上の一貫生産体制と全国22カ所の配送センターによる短納期対応が強み。「やっぱりイナバ、100人乗っても大丈夫」ブランドのもと、国内鋼製物置市場でトップシェアを維持している。

直近の概況

個人消費低迷で需要弱含み、防災対策向け中型・倉庫製品は堅調

2026年7月期第3四半期累計(2025年8月~2026年4月)において、売上高は20,620百万円(前年同期比4.9%減)、セグメント利益は1,624百万円(前年同期比14.3%減)となった。物価上昇の継続による個人消費の伸び悩みが需要を押し下げた一方、自然災害リスクへの備えが重視されるなか、企業・自治体向け防災対策需要に対応した指定建築材料使用の中型・倉庫製品等の販売は堅調に推移した。また、約50年前より実施している物置勉強会・施工セミナー等を通じた全国販売ネットワークを活用した顧客提案活動を継続している。

主要プロダクト

product
中型・大型物置(FORTAシリーズ)

建築基準法に対応した指定建築材料を使用した中型・大型物置。自然災害リスクへの備えが重視されるなか、企業・自治体などの防災対策需要に適応した製品として堅調な販売を維持している。

product
ガレージ・倉庫シリーズ

犬山工場に新設したガレージ生産ラインにより生産能力を増強。西日本への配送効率化も図っている。

product
小型収納庫シリーズ

個人消費向けの主力製品群。物価上昇による個人消費の伸び悩みの影響を受けやすいカテゴリー。

product
マルチスペース「コモ・スペース」

住宅・商業施設等の多様な用途に対応したスペースソリューション製品。

product
パブリックシリーズ・自転車置場

自治体・マンション等の公共・集合住宅向け製品。企業・自治体向け防災対策需要とともに安定した需要基盤を形成。

成長ドライバー

  • 建築対応製品(FORTA)の顧客認知度向上と自然災害リスク意識の高まりによる企業・自治体向け防災対策需要の取り込み
  • 犬山工場ガレージ生産ライン新設(2024年7月完工)による大型製品の生産能力増強と西日本配送効率化
  • 富岡工場への物置生産移管(2026年7月完了予定)による生産体制最適化とコスト低減
  • 全国22カ所の配送センターを活用した短納期対応による需要確保
  • 物置勉強会・施工セミナー(延べ9万人以上参加)を通じた代理店・販売店との信頼関係強化と製品認知度向上
  • 連結子会社(株式会社共進)による株式会社カトウ産業の吸収合併(2025年8月1日実施)を通じた事業運営の合理化・営業力強化

リスク

  • 新設住宅着工戸数の減少基調と物価上昇による個人消費の伸び悩みによる需要低迷(当第3四半期累計で売上高前年同期比4.9%減)
  • 鋼材等の仕入価格高騰による原価率上昇(材料価格が高値圏で推移)
  • 減価償却費・エネルギーコスト・労務費等の固定費増加による利益圧迫
  • 主要顧客ユアサ商事株式会社への売上集中(売上高の約28.7%)
  • 生産移管工事期間中の生産効率低下リスク
  • 中東・ウクライナ情勢、中国経済停滞、米国通商政策等の外部環境悪化による先行き不透明感

最終更新: 2025年10月27日