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東和フードサービス株式会社

3329東証スタンダード小売業

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東和フードサービス株式会社3329

フードサービス事業(東和フードサービス株式会社・単一セグメント)

首都圏1都3県に109店舗を展開する直営特化型フードサービス事業

期間今期前期増減率
売上高13,314百万円12,812百万円
営業利益983百万円1,062百万円
経常利益1,133百万円1,099百万円
当期純利益751百万円720百万円
売上高営業利益率7.4%8.3%
総資産9,815百万円9,169百万円
純資産7,770百万円7,171百万円
自己資本比率79.2%78.2%
1株当たり当期純利益93.05円89.31円
1株当たり純資産962.71円888.76円
営業活動によるキャッシュ・フロー1,041百万円932百万円
現金及び現金同等物期末残高1,720百万円1,858百万円
年間配当金(1株当たり)22.00円20.00円

事業詳細

「味覚とサービスを通して都会生活に安全で楽しい食の場を提供する」という経営理念のもと、椿屋珈琲・ダッキーダック・イタリアンダイニングドナ・こてがえし・ぱすたかん・プロントの5業態を全て直営で運営。自社セントラルキッチン(戸塚カミサリー・深川コンフェクショナリー)でパスタソース・ドレッシング・珈琲豆・ケーキ等を製造し、EC・物販催事・OEM販売も展開する。2026年4月期末の総店舗数は109店(前期比1店舗減)。

直近の概況

売上高は過去最高を更新も、コスト増で営業利益は前期比7.4%減

2026年4月期は売上高13,314百万円(前期比3.9%増)と過去最高を更新。インバウンド需要・価格改定による客単価上昇が寄与し、椿屋珈琲(前期比107.1%)・イタリアンダイニングドナ(同108.8%)が牽引。一方、食材価格・人件費上昇により販売費及び一般管理費が8,685百万円(前期比4.6%増)に膨らみ、営業利益は983百万円(同7.4%減)に低下。経常利益は受取利息48,935千円・為替差益52,352千円等の営業外収益増加により1,133百万円(同3.1%増)を確保。翌期(2027年4月期)は売上高13,500百万円(同1.4%増)、営業利益800百万円(同18.7%減)を予想しており、コスト増圧力が継続する見通し。

主要プロダクト

service
椿屋珈琲グループ

「ゆとりとくつろぎの60分」をコンセプトに高級感ある内装・接客サービスを提供。2026年4月に30周年を迎え、新スペシャルティブレンド開発やパナマ・エチオピアでの現地買い付け、ジャパンサイフォニストチャンピオンシップ優勝者を擁する社内コンテスト拡大等でブランド力を強化。椿屋茶房大宮店を新規出店し、銀座本館・東京オペラシティ店を改装リニューアル。

service
ダッキーダックグループ

旬の食材を使用したホームメイドケーキと食事メニューのセットを主力商品とする。ケーキスタジオ併設店では「夢のパティシエ体験」や大学とのコラボ企画を実施。アニバーサリーケーキWEB予約サイトはこどもの日・母の日等のハレの日需要が高まり好評。池袋店の改装リニューアルを実施。

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イタリアンダイニング ドナグループ

「本格イタリアンをカジュアルに楽しめる店」をコンセプトに、自社製生麺・パスタソース・ドレッシングを使用。21店舗でテーブルオーダーシステムを導入し、セントラルキッチンでの内製化推進により効率化が進む。新宿紀伊國屋店・新宿東口店のドミナント経営を展開。柏店・大宮店2店舗で改装リニューアルを実施。

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こてがえし・ぱすたかんグループ

もんじゃ焼き・お好み焼きを主力とし、訪日外国人や若年層の取り込みが進む。調理動画・多言語化・テーブルオーダーシステム等のDX対応が完了。新旗艦店「ぱすたかん池袋サンシャインシティアルパ店」を新規出店。こてがえしグループの店舗責任者が接客ロールプレイングコンテスト全国大会に出場。

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プロント

フランチャイジーとして運営。日中はカフェ、夜間は「キッサカバ」として気軽にお酒を楽しめるシーンを提供。コーヒー・トースト・マフィン・ランチパスタ等を提供し、夜間はお酒の需要回復に対応。

product
生産部門・EC事業・物販催事事業

自社セントラルキッチンでパスタソース・ドレッシング・食パン・珈琲豆等を製造しOEM外部販売も実施。全製造拠点でISO22000認証取得。EC事業は自社サイト「椿屋オンラインショップ」でギフト商品を中心に展開。物販催事は百貨店・駅ナカでホームメイドケーキを販売。

成長ドライバー

  • インバウンド需要の高まりと価格改定による客単価上昇(椿屋珈琲グループ前期比107.1%、イタリアンダイニングドナ同108.8%)
  • 椿屋珈琲30周年を契機としたブランド力強化(スペシャルティブレンド開発・産地現地買い付け・サイフォニストチャンピオン活用)
  • 新規創店(椿屋茶房大宮店・ぱすたかん池袋サンシャインシティアルパ店)および既存店リニューアルによる収益基盤の拡大
  • テーブルオーダーシステム(全体の35%まで導入進展)とセントラルキッチン内製化(内製化比率約50%)による生産性向上
  • 日次理論原価・実績原価差異管理体制の構築による原価コントロール強化と廃棄ロス削減
  • サービス接遇検定資格取得推進(新規46名取得、1級合格者19名増)による接客品質向上と体験価値の差別化
  • 外国人スタッフ登用・多言語化推進による訪日外国人需要の取り込み強化
  • アニバーサリーケーキWEB予約サイト等デジタル施策によるハレの日需要の獲得

リスク

  • 原材料(珈琲豆・小麦粉・乳製品・卵)およびエネルギー価格の高騰継続による原価率上昇リスク
  • 飲食業界における慢性的な人手不足と採用競争激化による人件費上昇リスク
  • 販売費及び一般管理費の増加による営業利益の圧迫(2026年4月期営業利益率7.4%、前期8.3%から低下)
  • 長期化する物価高騰による消費者の節約志向・外食意欲減退リスク
  • 直営店モデルに起因する固定費(人件費・賃料・光熱費)比率の高さと経済変動への脆弱性
  • 固定資産の減損損失計上リスク(2026年4月期23,171千円計上)
  • 地政学リスク・米国関税引き上げ政策等による輸入食材コスト上昇および経済不透明感の高まり
  • こてがえし・ぱすたかんグループの売上高前期比91.5%減と業態別収益格差の拡大リスク
  • 2027年4月期業績予想において営業利益800百万円(前期比18.7%減)と大幅減益を見込む収益悪化リスク

最終更新: 2025年7月25日