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ミタチ産業株式会社

3321・東証スタンダード・卸売業

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ミタチ産業株式会社3321

国内事業部門

国内における半導体・電子部品の仕入販売および組付加工販売を担うコアセグメント

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客、2027年5月期第1四半期)26,320百万円23,156百万円↑
セグメント利益(2027年5月期第1四半期)562百万円603百万円↓
セグメント利益率(2027年5月期第1四半期)2.1%2.6%↓
減価償却費(全社計、2027年5月期第1四半期)50百万円34百万円↑

事業詳細

ミタチ産業グループの主力セグメントで、国内における半導体・電子部品の仕入販売および組付加工販売を行う。主な取扱先は自動車(カーエレクトロニクス)、民生機器、産業機器、アミューズメント機器等の幅広い分野。当社本体およびMEテック株式会社が中心となり事業を展開。2027年5月期第1四半期は自動車部品メーカー向け半導体・電子部品の販売およびEMS受注の増加、工作機械向けEMS受注の増加が牽引し、連結売上高(外部顧客)全体に占める比率は約83.3%と引き続き圧倒的な主力セグメントである。

直近の概況

自動車・工作機械向けEMS受注増で増収、利益率は小幅低下

2027年5月期第1四半期(2026年6月~8月)は、自動車部品メーカー向け半導体・電子部品の販売及びEMS受注の増加、工作機械向けEMS受注の増加等により、国内事業部門の売上高は26,320百万円(前年同期比13.7%増)となった。一方、セグメント利益は562百万円(前年同期比6.9%減)となり、増収ながら利益は減少した。全社では棚卸資産が前期末比2,022百万円減少する一方、買掛金は1,151百万円増加するなど資金効率の変化も見られた。

主要プロダクト

product
半導体販売

自動車分野(カーエレクトロニクス)向けを中心に半導体の仕入販売を展開。2027年5月期第1四半期は自動車部品メーカー向け半導体・電子部品の販売増加が売上成長の主因となった。

product
電子部品販売

民生機器分野では半導体・電子部品の販売が堅調に推移し売上増加に寄与。産業機器分野向けにも幅広く電子部品を供給している。

service
ユニット・アセンブリ(組付加工/EMS)

工作機械関連を中心にEMS(受託製造)受注が堅調に推移し、当第1四半期の売上増加を牽引した。

product
産業機器・その他コンポーネント販売

アミューズメント分野では遊技機関連の売上が増加するなど、産業機器を含む多様な分野へのコンポーネント供給を継続している。

成長ドライバー

  • 自動車部品メーカー向け半導体・電子部品販売の拡大継続
  • 工作機械関連を中心としたEMS受注の増加
  • アミューズメント分野(遊技機関連)の売上増加
  • 民生分野における半導体・電子部品販売の堅調な推移
  • 自動車の電動化・電子制御進化に伴うカーエレクトロニクス向け需要の継続的拡大

リスク

  • 主要取引先(自動車部品メーカー等)への売上依存リスク
  • 増収にもかかわらずセグメント利益が前年同期比6.9%減となるなど収益性低下の兆候
  • 自動車産業の変化(電動化シフト等)に伴う半導体・電子部品需要の変動リスク
  • 中東情勢・ウクライナ情勢の長期化、米国通商政策の動向等による世界経済の先行き不透明感
  • 金融資本市場の変動による為替・資金調達コストへの影響リスク

海外事業部門

アジア・米国拠点を軸に半導体・電子部品販売とEMSを展開する海外事業部門

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客、四半期累計)5,271百万円4,583百万円↑
セグメント利益(四半期累計)272百万円261百万円↑
セグメント利益率約5.2%約5.7%↓
連結売上高構成比約16.7%約16.5%↑

事業詳細

海外事業部門は、フィリピン(M.A.TECHNOLOGY,INC.)を中心とするEMS(受託加工)と、香港・台湾・中国・タイ・インドネシア・マレーシア・米国の各拠点における半導体・電子部品の仕入販売を主軸とする。主要顧客は自動車・民生・産業機器分野の海外メーカーであり、電子機器及びユニット製品の組付加工販売が収益の柱となっている。2027年5月期第1四半期の連結売上高に占める比率は約16.7%(5,271百万円)となり、前年同期(4,583百万円、構成比約16.5%)から比率・金額ともに拡大した。

直近の概況

産業機器・自動車・民生向けが堅調で売上15.0%増、利益率はやや低下

2027年5月期第1四半期(2026年6月~8月)において、産業機器分野のEMS受注増加や自動車分野向けならびに民生分野向け半導体・電子部品販売が堅調に推移した結果、売上高は5,271百万円(前年同期比15.0%増)となった。セグメント利益は272百万円(前年同期比4.4%増)と増益を確保したものの、増収率に比べ増益率は小幅にとどまり、セグメント利益率は前年同期の約5.7%から約5.2%へやや低下した。

主要プロダクト

service
EMS(電子機器受託加工)

産業機器分野のEMS受注増加が当第1四半期の売上拡大に寄与した。工作機械関連を含む産業機器向け受注が堅調に推移している。

product
半導体・電子部品の仕入販売

自動車分野向けおよび民生分野向けの半導体・電子部品販売が堅調に推移し、海外事業部門の売上成長を支える主力事業となっている。

product
IoT関連機器・ソフトウェア

既存の製品群として継続的に取り扱いを行っているが、当第1四半期において特記すべき大きな変動は開示されていない。

成長ドライバー

  • 産業機器分野におけるEMS受注の増加(工作機械関連含む)
  • 自動車分野向けおよび民生分野向け半導体・電子部品販売の堅調な推移
  • 自動車の電動化・電子制御進化に伴う半導体・電子部品需要の拡大
  • アジア7拠点(香港・台湾・中国・タイ・インドネシア・マレーシア・フィリピン)および米国拠点によるグローバルネットワークの活用
  • AI関連市場の拡大およびDXの進展を背景とした産業機器分野の受注増加期待
  • 為替換算調整勘定の増加(前期末1,931百万円→当第1四半期末2,071百万円)による純資産への貢献

リスク

  • 地政学的リスク(中東情勢の悪化・ウクライナ情勢の長期化)による需要減退リスク
  • 米国通商政策の動向による仕入・販売への影響
  • 金融資本市場の変動影響による事業環境の不透明感
  • 為替変動リスク(海外拠点の収益が円換算で変動):当第1四半期は為替差損13百万円を計上(前年同期64百万円より縮小)
  • 海外拠点における人件費上昇・労務管理リスク
  • 増収に対してセグメント利益の伸びが限定的であり、利益率低下が継続するリスク

最終更新: 2026年10月2日