事業内容
株式会社ネクステージは、中古車販売事業を主軸に、新車正規ディーラー事業、整備・車検、保険代理店、自動車買取・出張買取、カーコーティングを一体的に展開する総合自動車流通グループ。2025年11月期末時点で全国242拠点353店舗を展開し、国産中古車の総合店・SUV専門店「SUV LAND」・輸入車専門店「UNIVERSE」に加え、VOLVO・JAGUAR・LAND ROVER・BMW・AUDI・MINI・FERRARI・VOLKSWAGEN・BYDなど多ブランドの輸入車正規ディーラーを運営。
2025年4月には徳島県への出店により全都道府県への出店を達成。主要顧客は国内の個人自動車ユーザーで、販売から整備・買取・再購入までの生涯取引を通じた顧客囲い込みを事業の根幹に置く。
ビジネスモデル
車両販売時に整備・保険・カー用品を同時提供し、販売後も定期点検・車検・オイル交換等で顧客接点を維持。買取事業で直接仕入比率を高めオークション依存を低減することで仕入コストを抑制。
管理顧客(3年以内の取引ユーザー)の拡大が整備・保険等の附帯収益の安定的積み上げにつながる構造。新規出店による取引エリア拡大と既存店の収益性向上を両輪とし、商品回転日数の可視化・最適化で在庫効率を管理する。
企業の強み
2025年11月期末時点で242拠点353店舗を全国展開。2025年4月の徳島県への出店により全都道府県への出店を達成。2025年11月期は前期比11拠点11店舗増加し、販売台数は445,862台(前年同期比109.4%)を記録。東海北陸・関東甲信越が売上高の約58%を占める主力地域。
2025年11月期の売上高は652,072百万円(前年同期比18.0%増)、営業利益は19,597百万円(同51.4%増)、当期純利益は12,811百万円(同60.0%増)。2021期から2025期の4年間で売上高は291,263百万円から652,072百万円へ2.2倍超に拡大。
2024期に落ち込んだ収益性が2025期に大幅回復。
VOLVO・JAGUAR・LAND ROVER・BMW・AUDI・MINI・FERRARI・HARLEY-DAVIDSON・VOLKSWAGEN・BYD・MASERATIなど多数の輸入車ブランドの正規ディーラーを52拠点55店舗運営。2024年2月の株式会社エー・エル・シー子会社化、2025年1月の株式会社ONEモトーレン設立など事業譲受・子会社化による拠点獲得を継続。
エンヴァリスの着眼点
業績トレンド
売上高は2021期291,263百万円から2025期652,072百万円へ5期連続増収。2026年11月期中間期(6ヶ月)は391,212百万円(前年同期比26.6%増)と加速。
営業利益は2023期・2024期に低下した後、2025期に19,597百万円(前期比51%増)へ大幅回復し、2026期中間期は14,088百万円(前年同期比99.3%増)と倍増を達成。通期予想は売上高746,000百万円(前期比14.4%増)・営業利益27,600百万円(同40.8%増)に上方修正済み。
外部要因として国内中古車登録台数は前年同期比100.2%と横ばいであり、同社の増収は主に出店拡大と市場シェア拡大によるもの。売上総利益率は16.1%と前年同期(17.2%)から低下しており、規模拡大に伴うコスト管理が引き続き課題。
成長戦略
地域一番店の実現・店舗収益性向上・人材育成・商品管理強化の4軸で生涯取引を拡大
当中間期に総合店5店舗・SUVLAND1店舗・買取店5店舗を新規オープンし、2026年5月末時点で248拠点364店舗を達成。関東甲信越・九州沖縄等の成長地域での出店を継続し、全国規模の販売網をさらに拡充する。
買取単独店(上田店・足立店)の新規出店や新規出店店舗への買取店併設を継続。直接仕入比率の向上により仕入コストを自社コントロール下に置き、粗利率改善と在庫回転の最適化を図る。
当中間期に株式会社ett・株式会社Shin・株式会社フィオレンテ・株式会社ismを新規設立し連結範囲に追加。輸入車正規ディーラー事業等の新領域への展開を通じ、収益源の多様化と顧客接点の拡大を目指す。
販売後の顧客を整備・車検・保険・買取の反復取引に誘導し、顧客生涯価値を最大化する。拠点数拡大に伴う管理顧客数の増加が附帯収益の自然増につながる構造であり、既存店の深耕が収益性改善の鍵。
最終更新: 2026年7月17日

