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チムニー株式会社

3178東証スタンダード小売業

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チムニー株式会社3178

飲食事業

居酒屋を中心に直営・FC合計で国内展開する飲食チェーンの中核事業

期間今期前期増減率
飲食事業 通期販売高24,707百万円24,440百万円(前期実績)
コントラクト事業 通期販売高1,657百万円1,778百万円(前年同期比93.2%より算出)
連結売上高(グループ合計)26,365百万円26,219百万円
連結営業利益491百万円923百万円
連結経常利益537百万円1,056百万円
親会社株主に帰属する当期純利益504百万円1,076百万円
EBITDA1,419百万円1,911百万円
グループ合計店舗数(期末)460店舗475店舗
直営店既存店売上高(前年同期比)△0.5%
飲食事業 直営店部門販売高21,117百万円前年同期比101.8%
飲食事業 食材等販売部門販売高2,714百万円前年同期比98.7%

事業詳細

「はなの舞」「さかなや道場」「魚星」「大衆食堂 安べゑ」等多様なブランドを展開する飲食事業。直営店・FCオーナー運営のフランチャイズ店で構成され、グループ合計460店舗(2026年3月末時点)を全国展開する。豊洲市場の買参権や直接契約農家からの食材調達体制を整備し、鮮度の高い食材供給を実現。FC向けには独自の建売システムを採用。売上高の大半を占めるグループの中核事業であり、コントラクト事業(防衛省・法務省所管厚生施設内飲食店運営)も展開する。

直近の概況

売上微増も出店・人件費コスト増で営業利益は前期比46.8%減と大幅悪化

2026年3月期の連結売上高は26,365百万円(前期比0.6%増)と微増にとどまった。直営店既存店売上高は前年同期比0.5%減で、物価上昇により客単価は上昇したものの客数は前年割れ。出店・改装関連費用、人件費・各種経費の上昇をコスト吸収できず、営業利益は491百万円(前期比46.8%減)、経常利益は537百万円(同49.1%減)と大幅に悪化した。グループ店舗数は新規14店舗出店・29店舗閉店で期末460店舗(前期末475店舗)と純減。減損損失203百万円を計上。次期(2027年3月期)は売上高28,000百万円(前期比6.2%増)、営業利益500百万円(同1.8%増)を予想。

主要プロダクト

product
はなの舞

チムニーグループの主力居酒屋ブランド。直営・FC両形態で全国展開し、季節メニューや宴会需要を取り込む。

product
さかなや道場

鮮魚を中心とした海鮮居酒屋業態。豊洲市場の買参権を活用した鮮度の高い食材提供が強み。

product
さかな酒場 魚星

グループの成長業態として位置づけられ、新規出店および既存店の業態転換を積極的に推進している。

product
大衆食堂 安べゑ

リーズナブルな価格帯で幅広い客層を取り込む大衆食堂業態。消費者の節約志向に対応したポジショニング。

platform
フランチャイズ事業(建売システム)

直営店として立ち上げた安定収益店舗をFCオーナーに継承する「建売システム」を採用。FC店140店舗(2026年3月末)を展開し、ロイヤリティ収入・食材供給収入を獲得する。

service
コントラクト事業

防衛省・法務省所管の厚生施設内における飲食店を直営で運営する事業。当期末90店舗(前期末95店舗)。販売高は1,657百万円(前年同期比93.2%)と減収。

成長ドライバー

  • インバウンド需要の増加による外食需要の回復基調継続
  • 忘年会・宴会予約の順調な推移による季節需要の取り込み
  • さかな酒場 魚星業態の積極展開(成長業態として新規出店・業態転換を推進)
  • 豊洲市場買参権・直接契約農家活用による鮮度の高い食材調達力
  • 外国人採用・教育訓練強化による多様な人財確保と従業員エンゲージメント向上
  • 店舗ブラッシュアップ(改装・業態転換・修繕)による既存店競争力強化
  • 新業態開発および新規出店の推進(次期計画)

リスク

  • 継続的な物価上昇による消費者の節約志向・選別志向の高まりとフリー客来店数の伸び悩み
  • 原材料費・光熱費・人件費・建設コストの上昇によるコスト圧迫と利益率低下
  • 建設コスト上昇を背景とした新規出店の慎重化・当初計画未達リスク
  • 閉店数(29店舗)が新規出店数(14店舗)を上回る店舗数純減トレンドの継続
  • 減損損失の計上リスク(当期203百万円を計上)
  • コントラクト事業の売上減少(前年同期比93.2%)による収益貢献低下
  • のれん償却額463百万円の継続的な利益圧迫
  • 次期純利益予想が前期比50.5%減(250百万円)と大幅減益見通しによる収益回復の不透明感

最終更新: 2026年6月22日