原材料調達リスク
当社グループは国内外の複数調達先から非鉄金属原材料を確保しているが、市況環境の大幅な変化による発生量・流通量の減少で需給が引き締まった場合、適正価格での調達難や大幅な仕入価格上昇、生産活動への支障が生じる可能性がある。こうした事態が発生した場合、経営成績及び財政状態に重要な影響を与える。
顧客業界の需要変動リスク
当社グループの主要顧客は造船業界・住宅販売・設備関連産業であり、これら業界の非鉄金属需要動向に業績が大きく左右される。何らかの要因で非鉄金属需要が落ち込んだ場合、事業・業績・財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある。
特定販売先への集中リスク
2025年8月期においてナカシマプロペラ株式会社への売上高比率は10.8%に達しており、単一顧客への依存度が高い。長期的な取引関係を維持しているものの、取引解消や契約内容の大幅変更が生じた場合、業績及び財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある。
非鉄金属相場変動リスク
取扱品目の価格はロンドン金属取引所(LME)相場を基準として日々変動し、利鞘の変動リスクや原材料在庫の評価額変動リスクが存在する。近年は商品市場への投機資金流入により価格変動率が大幅に高まっており、LME先物等によるヘッジを実施しているものの完全な回避は保証されず、業績に大きな影響を与える可能性がある。
為替相場変動リスク
当社グループは主にドル建てによる国際間取引の割合が高く、為替変動の影響を強く受ける。為替予約等によるリスクヘッジを実施しているものの完全な回避は保証されず、円安・円高いずれの局面においても業績が大きな影響を受ける可能性がある。
有利子負債・金利上昇リスク
2025年8月期末時点で有利子負債は13,176百万円、総資産に対する割合は51.3%と高水準にある。財務体質の改善に努めているものの、今後の金利動向によっては利払い負担が増加し、業績及び財政状態に影響を与える可能性がある。
環境・廃棄物法規制リスク
廃棄物処理法に基づく産業廃棄物の保管・委託処理において一定の要件に抵触した場合、行政処分等がなされ風評・業績・財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある。また大気汚染防止法・水質汚濁防止法等の環境関連法令の改正・強化により、新たな管理費用・処理費用負担が求められる可能性もある。さらに製造過程で使用する毒物・劇物の不測の事態や天災・火災等による環境汚染が発生した場合、風評被害を含む重大な影響が生じるリスクがある。
カントリーリスク
当社グループは多国間取引の割合が高く、取引先各国の経済情勢の変化や貿易・通商規制、税制、予期しない法律・規制の変更及びその解釈の相違等により、業績及び財政状態が悪影響を受ける可能性がある。非鉄金属鉱山が多い地域でのテロ・戦争・地震等が発生した場合も、非鉄金属の供給及び価格に大きく影響し、経営成績に影響を与える可能性がある。
設備事故・労働災害リスク
当社グループは多くの生産設備を有しており、運転・保守管理と設備安全化の両面から事故防止に努めているが、重大な労働災害や設備事故が発生した場合、業績及び財政状態が影響を受ける可能性がある。北陸地区における大規模自然災害や製造施設での事故は、設備損害・生産停止・補償費用発生につながるリスクがある。
システム障害・サイバー攻撃リスク
業務処理の基盤をコンピュータシステム及び通信ネットワークに多く依存しており、リモートワーク拡大によりシステム障害の重要性は一段と高まっている。人為的過誤・サイバー攻撃・自然災害・外部業者のトラブル等によりシステムや通信ネットワークが利用不能となった場合、業務停止や信頼性の低下等の重大な影響を及ぼす可能性があり、障害発生時の体制整備やセキュリティ強化等の対策を講じているものの完全な防止は保証されない。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月23日

