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メディアスホールディングス株式会社

3154東証プライム卸売業

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メディアスホールディングス株式会社3154

事業内容

メディアスホールディングス㈱は1952年創業を源流とし、2009年に持株会社体制へ移行した医療機器販売グループ。連結子会社15社・非連結子会社2社・関連会社4社の計22社で構成され、国内の病院等医療施設向けに医療機器(備品・消耗品)の販売・修理・メンテナンスを展開する医療機器販売事業(売上の約98%)と、介護福祉機器の販売・レンタルを行う介護・福祉事業を主軸とする。

首都圏を中核市場としつつ、北海道・東北・北陸・関西・山梨等へ地域展開を進め、東京証券取引所プライム市場に上場している。

ビジネスモデル

国内医療機器メーカー・代理店・商社から仕入れた医療機器を病院等医療施設へ販売し、売買差益を主収益とする。これに加え、SPD(医療材料物流管理の外注化)、手術室運営支援「SURGЕЛANE®」、材料価格最適化「meccul®」等のソリューションサービスを提供し、顧客の経営改善支援を通じた付加価値収益を積み上げる。

共通購買による調達コスト削減とスケールメリット活用が利益率改善の鍵となっている。

企業の強み

2009年の持株会社設立以降、継続的なM&Aにより北海道・東北・北陸・関西・山梨等へ商圏を拡大。2024年3月にはマコト医科精機㈱(山梨)を子会社化し、2025年6月期通期売上高288,689百万円を達成。連結子会社15社体制で国内主要エリアをカバーする。

日本最大級の医療材料データベース「ASOURCE® DATABASE」を基盤に、SPD、手術室運営支援「SURGЕЛANE®」、材料価格最適化「meccul®」等の独自ソリューションを展開。単純な機器販売に留まらず病院の経営改善を支援することで顧客との関係深化と収益多様化を実現している。

2025年6月期において整形外科・循環器領域を中心とした手術・検査症例数の増加と新規顧客獲得が進展し、医療機器販売事業の売上高は前期比11.3%増の282,688百万円、売上総利益は同11.3%増の32,117百万円を達成した。

エンヴァリスの着眼点

2026年6月期第3四半期累計は売上高227,680百万円(前年同四半期比3.7%増)と増収を確保した一方、営業利益は1,923百万円(同5.1%減)、親会社株主帰属四半期純利益は1,282百万円(同6.5%減)と減益が続く。人件費増(ベースアップ・採用拡大)と物流コスト上昇(配送単価・物量増)が主因。

通期予想(営業利益1,750百万円、前期比6.7%減)に対し第3四半期累計で1,923百万円と既に上回っており、第4四半期の費用動向が注目される。

2026年6月期第3四半期末の総資産は125,160百万円(前期末比12,135百万円増)と拡大した一方、自己資本比率は16.7%(前期末18.1%)に低下。短期借入金が19,907百万円(前期末比3,151百万円増)、支払手形及び買掛金が69,158百万円(同9,047百万円増)と流動負債が膨らんでいる。

売上拡大に伴う運転資本増加が主因とみられるが、金利上昇局面(外部要因)における支払利息増加(前年同四半期比169百万円→当期169百万円と増加)も収益圧迫要因として注視が必要。

当第3四半期累計期間において㈱レップスの新規連結(2025年7月設立)とノアインターナショナル㈱の吸収合併(2025年10月、存続会社はエーノースメディカル㈱に商号変更)が実施された。M&Aによる事業基盤拡大は継続しているが、のれん償却額224百万円(前年同四半期252百万円)が利益を圧迫する構造は変わらない。

ROE目標8%以上に対し現状の収益水準では乖離が続いており、統合シナジーの具体的な発現が中期的な株価評価の鍵となる。

成長戦略

M&A・ソリューション拡充・グループ再編による事業規模拡大と収益性向上の両立

連結子会社の新規設立(㈱レップス、2025年7月)やグループ内吸収合併(ノアインターナショナル㈱→エーノースメディカル㈱、2025年10月)を実施し、グループ再編・効率化を推進。M&Aによる地域・機能拡充を継続することで売上規模の拡大を図る。

循環器・整形外科領域での症例増加と新規顧客獲得を成長ドライバーとして位置付け、消耗品販売の拡大を推進。2026年6月期第3四半期累計において医療機器販売事業売上高は前年同四半期比3.7%増と着実に拡大しており、施策は進行中。

SPD(院内物流管理)やSURGELANE®・meccul®等の独自ソリューションツールを活用し、単純販売から付加価値型ビジネスへの転換を推進。顧客の課題解決に取り組むことで差別化と収益性向上を目指す。

介護機器レンタル事業における契約積み上げと低解約率維持を継続し、住宅リフォーム・リフト販売の好調を維持することで収益性の高いストック収益を拡大。2026年6月期第3四半期累計でセグメント利益が前年同四半期比14.1%増と増益を達成しており、施策は順調に進行。

最終更新: 2026年7月17日