株式会社バイタルケーエスケー・ホールディングス3151
医薬品卸売事業
グループ売上高の約94%を占める中核事業。病院・薬局等への医薬品卸売を担う。
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 外部顧客への売上高 | 572,860百万円 | 564,614百万円 | ↑ |
| セグメント利益(営業利益) | 4,920百万円 | 5,163百万円 | ↓ |
| セグメント資産 | 298,930百万円 | 279,356百万円 | ↑ |
| 減価償却費 | 3,373百万円 | 3,233百万円 | ↑ |
| セグメント利益率 | 0.86% | 0.91% | ↓ |
事業詳細
株式会社バイタルネット(東北・新潟商圏)および株式会社ケーエスケー(近畿2府4県商圏)を中心に、病院・開業医・薬局等の医療機関に対して医薬品・診断薬・医療機器・材料等を販売する。グループ全体の外部顧客売上高の約93.8%を占める主力セグメントであり、長期ビジョン2035では2035年度に売上高構成比80%・営業利益構成比60%への縮小を目指し、医療周辺ビジネスへの多角化を推進している。
直近の概況
薬価改定・競争入札の影響で減益も、新薬・季節商品注力により増収を確保。
2026年3月期は、2025年4月薬価改定による薬価引き下げおよび局地的エリアでの競争入札を要因とする売上減少のマイナス影響があったものの、抗がん剤を中心とした新薬創出加算品やインフルエンザワクチン・抗アレルギー薬等の季節商品販売注力により増収(前年同期比101.5%)となった。利益面では競争入札による売上減少の影響に加え、物価高騰を背景とした販売管理費の増大等により減益(前年同期比95.3%)となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 抗がん剤を中心とした新薬創出加算品等スペシャリティ医薬品の販売伸長
- インフルエンザワクチン・抗アレルギー薬等の季節商品需要の取り込み
- 流通改善ガイドライン遵守による単品単価交渉の徹底と貢献利益管理の強化
- DX・AI活用による業務効率化と生産性向上(受注EOS化・配送デジタル化等)
- デジタルマーケティング強化(MAPsやLab Access部)による新規収益獲得
- ウィメンズヘルスケアソリューションや「おくすりあうん」等特色ある医薬流通への注力
- 都市部・地方の地域特性に合わせた効率的・効果的な配送体制の構築
リスク
- 薬価改定による定期的な薬価引き下げ(2026年4月改定の影響が次期に発生)
- 競争入札の拡大による局地的な売上減少リスク
- 販売管理費(人件費・物流費等)の物価高騰を背景とした増大による利益圧迫
- 大型薬剤の特許切れとジェネリック医薬品使用促進による薬価水準低下
- スペシャリティ医薬品へのシフトに伴う情報提供力・物流対応力の高度化要求
- 薬剤費抑制政策の継続による医薬品市場の成長制約
最終更新: 2026年6月19日

