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株式会社セキュアヴェイル

3042・東証スタンダード・情報通信業

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株式会社セキュアヴェイル3042

情報セキュリティ事業

セキュアヴェイルの主力事業。SOC運用とログ分析ソフトを24時間365日体制で提供。

期間今期前期増減率
セグメント売上高(四半期)195百万円(2027年3月期1Q)256百万円(2026年3月期1Q)↓
セグメント利益又は損失(四半期)△22百万円(2027年3月期1Q)75百万円(2026年3月期1Q)↓
セグメント利益率(四半期)△11.3%(2027年3月期1Q)29.3%(2026年3月期1Q)↓

事業詳細

2001年の創業以来、情報セキュリティ専業事業者として、SOC・NOCを融合した統合セキュリティ運用サービス「NetStare®」と、クラウド型セキュリティ運用基盤「LogStare®」を展開する。株式会社セキュアヴェイルと株式会社LogStareの2社で構成され、公共機関・医療機関・製造業(OT/IoT)など幅広い業種を顧客とする。ストック型の契約モデルを基盤とし、安定的な収益構造を持つが、2027年3月期第1四半期は大型ソフトウェア販売案件の不在と先行投資によりセグメント損失に転落した。

直近の概況

大型ソフトウェア販売案件の不在と先行投資でセグメント損失に転落。

2027年3月期第1四半期は、ストック型サービスが前年同期並みに推移した一方、前年同期にあった大型ソフトウェア販売案件がなかったことにより売上高は194,776千円(前年同期比23.9%減)となった。将来の受注獲得に備えた既存ソフトウェアに係る先行費用(約20百万円)に加え、広告宣伝費・人件費の増加も重なり、セグメント損失22,058千円(前年同期は74,952千円の利益)となった。AI-SOCシリーズの広告宣伝には注力しており、中長期的な事業拡大への先行投資と位置付けている。

主要プロダクト

service
NetStare®(ネットステア)

24時間365日体制でネットワーク監視・分析・対応を行う統合セキュリティ運用サービス。公共機関・医療機関・製造業など幅広い業種に提供。

platform
LogStare®(ログステア)

ログ管理・分析を自動化するクラウド型基盤。償却済ソフトウェアであり高利益率構造を支える主要プロダクト。

service
AI-SOCシリーズ

創業25年のSOC知見とAIを融合したサービス群で、2025年後半より重点的にリリース。Interop等の展示会で高い評価を得て認知度向上・商談機会拡大に寄与している。

service
NetStare® for Medical

医療業界特化型のセキュリティ監視・運用サービス。

service
NetStare for OT/IoT

製造業のOT/IoT環境に特化したセキュリティ監視・運用サービス。

成長ドライバー

  • DX進展・クラウド利用拡大に伴うサイバー攻撃の高度化・巧妙化による情報セキュリティ需要の拡大
  • 能動的サイバー防御の制度整備進展により、重要インフラ事業者およびそのサプライチェーン企業でのログ監視・分析体制整備需要が拡大
  • AI技術を活用したAI-SOCシリーズの拡充による競争力向上と新規顧客獲得
  • 償却済ソフトウェア「LogStare」製品の売上拡大による高利益率構造の維持・強化
  • 中小企業向けサービス展開による顧客基盤の拡大
  • 医療・OT/IoT等の業種特化型サービス展開による顧客基盤の多様化
  • ストック型ビジネスモデルによる安定的な契約更新と収益積み上げ
  • パートナー開拓・既存パートナー活性化によるアップセルと新規顧客獲得

リスク

  • NRIセキュアテクノロジーズ株式会社への売上依存による顧客集中リスク
  • 情報セキュリティエンジニアの人材不足・人件費高騰による採用・育成コストの増加
  • AI-SOCシリーズ拡販・新規サービス企画開発・セキュリティ運用基盤開発等の先行投資による利益率圧迫リスク(当第1四半期は先行費用計上により営業損失転落)
  • 大型ソフトウェア販売案件など単発的な取引の有無による四半期業績のブレ
  • サイバー攻撃の高度化・巧妙化に対応するための継続的なサービス開発投資の必要性
  • 既存顧客の解約リスクによるストック型収益基盤の毀損
  • グロース市場の上場維持基準(時価総額)への対応リスク

人材サービス事業

情報セキュリティエンジニアの育成・派遣を担うグループ補完事業

期間今期前期増減率
売上高(第1四半期累計)65百万円60百万円↑
セグメント利益(第1四半期累計)8百万円9百万円↓
売上高前年同期比+10.2%-↑
セグメント利益前年同期比△13.3%-↓

事業詳細

連結子会社・株式会社キャリアヴェイルが運営する情報セキュリティエンジニアの育成・派遣事業。セキュアヴェイルの育成プログラムを基に実習訓練を実施したエンジニアを顧客企業へ派遣するビジネスモデルを採用。情報セキュリティ事業の既存顧客へのネットワーク型サービスとエンジニア派遣を組み合わせたハイブリッド型提案も展開し、グループ内シナジーを創出している。受注残高はなく、売上高と受注高は同額となる構造。

直近の概況

派遣需要は堅調に増収も、利益はやや減少

2027年3月期第1四半期累計期間において、派遣先からの案件受注が順調に推移し、売上高は65百万円(前年同期比10.2%増)となった。一方でセグメント利益は7百万円(前年同期比13.3%減)となり、増収の一方で利益はやや圧迫された。情報セキュリティ事業とは異なり、当セグメントは前年同期に続き安定的な増収を確保している。

主要プロダクト

service
情報セキュリティエンジニア派遣サービス

セキュアヴェイルの育成プログラムを基に実習訓練を実施したエンジニアを顧客企業へ派遣。当第1四半期は派遣先からの案件受注が順調に推移し、売上高は前年同期比10.2%増となった。

service
ハイブリッド型セキュリティサービス

情報セキュリティ事業の既存顧客へのネットワーク型サービスとエンジニア派遣を組み合わせたハイブリッド型提案を展開し、グループ内シナジーを創出。

成長ドライバー

  • 慢性的な情報セキュリティエンジニア不足を背景とした派遣需要の拡大
  • 既存案件への増員による売上単価・規模の拡大
  • 人件費上昇局面における契約金額の価格転嫁交渉の進展
  • 情報セキュリティ事業顧客へのクロスセル(ハイブリッド型提案)によるシナジー創出
  • 政府のサイバーセキュリティ重要政策化(能動的サイバー防御制度整備等)に伴う民間企業のセキュリティ人材需要増加

リスク

  • 人件費上昇が継続した場合に利益率を再び圧迫するリスク(当期はセグメント利益が前年同期比13.3%減)
  • 受注残高がゼロであり、売上の先行き視認性が低い構造的リスク
  • セキュリティエンジニアの採用・育成コスト増加による収益性悪化リスク
  • 情報セキュリティ事業との内部取引(セグメント間売上高)に依存する収益構造
  • グロース市場の上場維持基準(時価総額)未充足に伴う企業信用リスク

最終更新: 2026年8月14日