情報セキュリティリスク
当社グループは開発プロジェクトにおいてユーザーの重要情報を取り扱う機会が多く、情報の紛失・破壊・漏洩や外部からの不正侵入が発生した場合、損害賠償請求や信用低下により業績に影響を及ぼす可能性がある。守秘義務契約の締結やコンプライアンス関連規程・マニュアルに基づく厳格な運用により内部からの情報漏洩防止措置を講じているが、リスクを完全に排除できるものではない。
自社製品の開発リスク
認証・アクセス制御、テレワーク向けセキュリティ、分離環境アクセスソリューション、サイバーセキュリティサービス、公衆モバイル回線を活用した映像配信製品・クラウドサービス、アナログエッジAI等の開発に注力しているが、開発期間中の市場環境の変化や類似・競合製品の出現により、開発コストを回収できない可能性がある。これらのリスクが顕在化した場合、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。
他社商品の調達リスク
当社グループは国内外の他社ベンダー商品を販売代理店として取り扱っており、一部は戦略上重要な商品である。主要な他社ベンダーが事業戦略の見直しや吸収・合併・解散等を理由に商品供給を停止した場合、当社グループの業績に重大な影響を及ぼす可能性がある。提携ベンダーの業績・事業戦略情報を常時収集し事業方針の変化をいち早く察知するよう努めているが、リスクを完全に回避できるものではない。
システム不具合リスク
LANからWAN、クラウド、モバイルまでシームレス化する情報網において、大規模システム構築時の初期不良やネットワーク機器新製品の不具合が発生するリスクがある。トラブル対応には多くの時間・労力・費用が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性がある。高度なネットワーク特化型システム構築・機器開発を手掛けるため、不具合発生時の影響範囲が広くなる可能性がある。
プロジェクト管理リスク
ユーザーニーズに基づく納期短縮化や案件の高度化・複雑化によりプロジェクトの難易度が高まっており、開発工数が想定を超える不採算プロジェクトが発生した場合、業績に影響を及ぼす可能性がある。全社的なプロジェクト管理体制を構築し不採算プロジェクトの抑制に努めているが、案件の複雑化に伴うリスクを完全に排除することは困難である。
競合激化リスク
当社グループはネットワーク・セキュリティ製品メーカーおよびネットワーク・インテグレーターとして競合他社にない強みを持つが、今後参入してくる機器ベンダーやネットワーク・インテグレーターとの価格競争により業績に影響を及ぼす可能性がある。市場のニーズを先取りした製品・サービス開発を継続しているものの、競合環境の変化が収益性を圧迫するリスクがある。
大口顧客依存リスク
当社グループは特定販売先への依存度を下げるべく他企業との取引拡大に努めているが、特定販売先の設備投資動向等によっては業績に影響を及ぼす可能性がある。大口顧客の投資計画変更や予算削減が発生した場合、売上高の変動が大きくなるリスクがある。
人材確保・流出リスク
事業拡大には専門性の高い優秀な人材の継続的な採用・育成・確保が不可欠であるが、採用・養成が困難な場合や優秀な人材の流出が生じた場合、業績に影響を及ぼす可能性がある。IT・セキュリティ分野における人材獲得競争が激化する中、必要な人材を確保できないリスクは事業成長の制約要因となり得る。
知的財産権リスク
技術革新に伴い保有する知的財産権が陳腐化するリスク、企業秘密の不正開示・流用リスク、第三者からの知的財産権侵害訴訟リスク、および従業員の職務発明補償評価に関する訴訟リスクが存在する。社内管理体制の強化や第三者知的財産権の事前調査体制を整備しているが、これらのリスクが顕在化した場合には業績に影響を与える可能性がある。
投資有価証券の評価損リスク
当社グループの投資有価証券残高は2021年12月期末104百万円から2025年12月期末12百万円へと減少しており、評価損は2025年12月期に△16百万円を計上している。出資先の経営状態悪化や市場における悪影響事象が発生した場合、将来的に減損処理を行う可能性があり、業績に影響を与える可能性がある。取得方針として事業関係の推進を目的とした取引先への出資および手持資金の効率的運用を掲げているが、市場環境の変化によるリスクは残存する。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年4月23日

