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3021東証スタンダードサービス業

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株式会社パシフィックネット3021

ITサブスクリプション事業

法人・官公庁向けITサブスクリプション(レンタル)を中核とするストック収益型事業

期間今期前期増減率
セグメント売上高(外部顧客)6,800百万円5,718百万円
セグメント売上高(内部含む計)7,161百万円5,849百万円
セグメント利益732百万円688百万円
セグメント資産12,582百万円10,192百万円
減価償却費3,571百万円2,740百万円
有形・無形固定資産増加額(設備投資)6,261百万円4,694百万円
売上高前期比増減率+22.4%
セグメント利益前期比増減率+6.4%

事業詳細

法人・官公庁が業務で使用するPC、Wi-Fi、モバイル機器等のITサブスクリプション(中長期レンタル中心)に加え、IT環境の運用保守・ヘルプデスク・クラウド等のITサービスを提供する。サブスクリプション型サービスが売上の大部分を占め、安定的なストック収益を積み上げる構造。IT部門の人材不足・業務負荷増大を背景にBPOサービスを包含したLCMサービスへのニーズが高まっており、グループ全体の収益基盤を担う中核セグメント。

直近の概況

通期は売上高22.4%増・利益6.4%増を達成も、第4四半期は先行投資・特別賞与で利益が一時的に減少

2026年5月期通期はセグメント売上高7,161百万円(前期比22.4%増)、セグメント利益732百万円(前期比6.4%増)を達成。長期サブスクリプションのストック積み上げが安定的に進捗し、保有資産の稼働率も高水準を維持。一方、第4四半期は選挙案件やサブスクリプション終了品の大口販売等の一過性収益がなかったことに加え、顧客への安定供給に向けたサブスクリプション資産の先行積み増しによる償却費増加、および従業員への特別賞与支給が重なり、セグメント利益は前年同期比58.0%減と一時的に落ち込んだ。後発事象として2026年6月にPC調達資金として1,400百万円の追加借入を実施。

主要プロダクト

service
ITサブスクリプション(中長期レンタル)

法人・官公庁向けに、PC等のITサブスクリプション資産(財務諸表上はレンタル資産)を中長期で提供。売上の大部分を占めるストック収益の源泉であり、長期サブスクリプションの受注・稼働状況は高水準を維持している。

service
ITサービス(運用保守・クラウド等)

IT部門の人材不足・業務負荷増大を背景に、PC調達から運用・管理・廃棄までをワンストップで支援するLCMサービスの一環として提供。BPOサービスとしてIT機器の調達からキッティング・設置・運用・廃棄までを一括受託する形態も含む。

service
短期レンタル

中長期サブスクリプションを補完する形で提供される短期レンタル。選挙関連案件等の一過性需要が発生する期間に収益に寄与するが、当2026年5月期第4四半期は該当案件がなく一時的な収益減少要因となった。

成長ドライバー

  • IT部門の人材不足・業務負荷増大を背景としたBPOサービス包含型LCMサブスクリプションへのニーズの継続的拡大
  • 長期サブスクリプションのストック売上高の着実な積み上げによる安定収益基盤の強化
  • 新品PC価格高騰(AIPC普及含む)を背景とした初期費用平準化ニーズによるサブスクリプション需要の増加
  • AIサーバー・ストレージ・ネットワーク機器等AIインフラ機器へのLCMサービス展開による取扱領域の拡大
  • 人的資本・インフラ・DX(AI活用・業務自動化・ノーコードツール)への先行投資による生産性向上と事業規模拡大

リスク

  • PCメーカーからの供給遅延・納期遅延によるサブスクリプション資産の調達および顧客への安定供給への影響
  • サブスクリプション資産(レンタル資産)の大規模投資継続に伴う借入金増加と財務レバレッジの上昇(連結自己資本比率25.5%)
  • 需要期における減価償却費の先行計上による一時的な収益性低下リスク(第4四半期セグメント利益が前年同期比58.0%減となった実績あり)
  • OS更新需要(Windows 10サポート終了)ピーク後の需要鈍化リスク(ただし、LCMサービス・BPO需要の持続により緩和見込み)
  • PC等商品価格の変動(上昇)によるサブスクリプション資産取得コストの増加と収益性への影響

最終更新: 2025年8月27日