訪日外国人旅行客の減少
為替相場の変動や地政学的リスクの高まりにより訪日外国人旅行客が減少した場合、ホテルの稼働率および客室単価が低迷し業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。当社グループはインバウンド需要への依存度が高いホテル運営事業を主軸としており、需要減少の影響は直接的かつ広範に及ぶ。対応策として運営ポートフォリオの拡大と利用顧客層の拡充によりリスク低減を図っている。
自然災害・伝染病の発生
大規模地震や自然災害によるホテル建物・施設の損害および一時的な営業停止、または広域の伝染病流行による旅行・団体行動の制限が生じた場合、業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。ホテル運営事業はその性質上、物理的な施設稼働に依存しており、不可抗力による営業停止は収益に直接的な打撃を与える。現時点で有報に具体的な対応策の記載はない。
賃貸・運営委託契約の変更・解約
当社グループが一括借上または運営受託しているホテルについて、建物オーナーが経済情勢等を理由に賃貸借契約または運営委託契約を同条件で継続できなくなった場合や中途解約となった場合、業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。契約形態に依存した収益構造であるため、オーナー側の事情による契約変更リスクは事業継続性に直結する。対応策として長期の賃貸借契約等、安定的な収益が確保できる契約形態による出店を推進している。
保有物件の不動産リスク
当社グループが土地・建物を保有または土地を賃借し建物を保有するホテル物件について、災害等によるホテル運営停止や物件被害、不動産市況の悪化が生じた場合、減損等の損失が発生する可能性がある。保有不動産の価値毀損は貸借対照表に直接影響し、財政状態の悪化につながるリスクがある。有報に具体的な対応策の記載はない。
食中毒等の事故リスク
ホテル運営において安全衛生に配慮しているものの、万が一食中毒等の事故が発生した場合、一時的な営業停止や評判の悪化により業績に重要な影響を及ぼす可能性がある。当社グループは年間を通じてホテルを運営しており、このリスクは常時顕在化する可能性がある点が特徴的である。対応策として事故防止の徹底と事故発生時の対応方法を定め、業績への影響低減を図っている。
海外事業リスク(フィリピン)
フィリピンにおいて運営するホテルは、同国の政治情勢の不安定化、インフレーション、金利動向の悪化など海外拠点特有のリスクにさらされている。また急激な為替変動が当社に不利益を及ぼす可能性があり、現地経済全体への悪影響が事業収益に波及するリスクがある。有報に具体的な対応策の記載はない。
情報システム障害・情報管理
事故、災害、人為的ミス等によりIT機器・情報システムに重大な障害が発生した場合、事業運営に重大な影響を与えるリスクがある。被害状況に応じて対策費用が発生する可能性もあり、財務面への影響も想定される。有報に具体的な対応策の記載はない。
ホテル投資事業の運用リスク
ホテル物件への投資において、ホテル運営市況の悪化により当初想定した投資運用益を得られない可能性がある。また期中に投資対象ホテル物件の時価評価が取得価額を下回った場合や災害等により物件が損害を受けた場合、評価損等の損失を計上するリスクがある。ホテル投資事業は運営事業と並ぶ主要セグメントであり、市況悪化時の影響は業績全体に及ぶ。
財務制限条項への抵触リスク
複数の金融機関との借入契約の一部に財務制限条項が付されており、これに抵触した場合、借入先金融機関からの請求により期限の利益を喪失する可能性があり、経営成績および財政状態に影響を与えるリスクがある。期限の利益喪失は資金繰りの急激な悪化につながりうる重大なリスクである。対応策として各金融機関との交渉を通じ、抵触時にも期限の利益喪失の権利行使をしない旨の同意を得るよう努めている。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

