株式会社サンクゼール2937
食品製造販売事業(単一セグメント)
食のSPAモデルで国内外に展開する食品製造販売の単一事業会社
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(連結・通期) | 20,600百万円 | 19,467百万円 | ↑ |
| 営業利益(連結・通期) | 791百万円 | 835百万円 | ↓ |
| 売上高営業利益率 | 3.8% | 4.3% | ↓ |
| 経常利益(連結・通期) | 861百万円 | 845百万円 | ↑ |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 | 618百万円 | 350百万円 | ↑ |
| 売上総利益 | 7,365百万円 | 6,779百万円 | ↑ |
| 販売費及び一般管理費 | 6,573百万円 | 5,943百万円 | ↑ |
| 自己資本比率 | 50.8% | 53.6% | ↓ |
| 営業キャッシュ・フロー | 1,532百万円 | 247百万円 | ↑ |
| 1株当たり当期純利益 | 66円64銭 | 37円93銭 | ↑ |
| 1株当たり純資産 | 557円56銭 | 535円15銭 | ↑ |
| 総資産 | 10,212百万円 | 9,245百万円 | ↑ |
| 純資産 | 5,191百万円 | 4,961百万円 | ↑ |
事業詳細
「サンクゼール」「久世福商店」等のブランドを展開し、商品企画・開発から製造・販売までを一気通貫で手掛ける食のSPAモデルを採用。国内直営・FC店舗(2026年3月末177店舗)、EC、ホールセール、グローバル(米国・アジア)の多様なチャネルを通じて製商品を販売。日米に自社製造拠点を有し、M&Aによるブランドポートフォリオ拡充を成長戦略の柱に据える。
直近の概況
売上高5.8%増も販管費増加で営業減益、純利益は特損縮小で76%増
2026年3月期は売上高20,600百万円(前年同期比+5.8%)を達成。ホールセール(+22.9%)・グローバル(+29.5%)が牽引した一方、店舗(▲0.1%)・EC(▲5.1%)は前年割れ。人件費・販促費・減価償却費増加により販管費が6,573百万円(前期比+630百万円)に膨らみ営業利益は791百万円(▲5.3%)に減少。一方、前期に計上した減損損失(前期121百万円→当期15百万円)の縮小と為替差益61百万円の計上により、親会社株主帰属純利益は618百万円(+76.4%)と大幅増益。2027年3月期は売上高21,082百万円(+2.3%)・営業利益812百万円(+2.7%)・純利益403百万円(▲34.8%)を予想。
主要プロダクト
成長ドライバー
- ホールセールにおける大手小売チェーンでの新カテゴリー商品開拓と取引先ポートフォリオ拡大(当期+22.9%増)
- グローバル事業でのM&Aによるブランドポートフォリオ拡充(Bonnie's Jams・KELLY'S JELLYの事業譲受)とブランド間クロスセル効果(当期+29.5%増)
- 韓国法人設立(2025年9月)によるアジア販売体制の整備と台湾を中心とした堅調な販売継続
- 米国工場の稼働率向上・ブランド横断での原材料調達共通化による利益率改善
- 外注工程の段階的内製化によるコスト構造改善と生産基盤強化
- 購買データ活用によるCRM強化と顧客生涯価値(LTV)向上施策
- 売り場改革(売り場演出・商品開発・店舗販売力の三位一体推進)による既存店客数回復
リスク
- 食品価格高騰に伴う消費者の節約志向継続による既存店客数減少(店舗チャネル当期前年同期比▲0.1%)
- 人件費・販促費・減価償却費等の販管費増加による営業利益率の低下(当期3.8%、前期比▲0.5pt)
- 原材料価格・物流費の高止まりによるコスト負担の継続
- EC購買率の低下継続(当期▲5.1%)とデジタルマーケティング施策の効果発現遅延リスク
- ホールセールにおける特定大手小売チェーンへの依存リスク
- 円安・為替変動リスク(グローバル事業拡大に伴い外貨建て取引が増加)
- M&A後の統合(PMI)遅延リスクおよびのれん・無形固定資産の減損リスク(当期のれん残高478百万円)
- 2027年3月期予想で親会社株主帰属純利益が403百万円(▲34.8%)と大幅減益見込み
最終更新: 2026年6月17日

