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株式会社紀文食品

2933東証プライム食料品

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株式会社紀文食品2933

国内食品事業

国内スリミ製品・惣菜の製造販売を核とする紀文グループの主力セグメント

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期通期)78,167百万円76,982百万円
セグメント利益(2026年3月期通期)1,249百万円2,466百万円
セグメント資産(2026年3月期末)62,931百万円58,700百万円
減損損失(2026年3月期通期)192百万円79百万円

事業詳細

日本国内においてスリミ製品(蒲鉾・竹輪・はんぺん・カニカマ等)・惣菜・水産珍味の製造・販売を行うほか、すり身等の水産品や農畜産品の輸出入・国内仕入販売(商事部門)を担う。小売(BtoC)・業務用(BtoB)の二軸で展開し、㈱紀文西日本を吸収合併し国内供給体制を一本化済み。連結売上高の約70%を占める中核セグメント。

直近の概況

増収も原材料高騰でセグメント利益は前年度比49.3%減と大幅減益

2026年3月期通期の売上高は78,167百万円(前年度比1,185百万円増、1.5%増)と増収を確保。カニカマ・竹輪・はんぺん・玉子加工品カテゴリーは年間を通じて販売数量が増加し、商事部門も好調に推移した。一方、主原料のすり身価格上昇に加え、鶏卵・野菜等の副原料や資材が想定を上回る高騰となり、コスト増を販売増・価格改定・生産性向上で補えず、セグメント利益は1,249百万円(前年度比1,216百万円減、49.3%減)と大幅減益となった。

主要プロダクト

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スリミ(SURIMI)製品

主力カテゴリー。カニカマ・竹輪・はんぺん・玉子加工品は2026年3月期に年間を通じて販売数量が増加。一方、その他スリミ製品・惣菜は9月価格改定後に苦戦し前年度比減少。

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惣菜

秋冬季のおでん・鍋物需要を中心に第3四半期に売上が集中する季節性の高いカテゴリー。競争環境が厳しく、2026年3月期は価格改定後に販売が苦戦した。

service
農水産品・商事取引(商事部門)

BtoB向け商事部門。食品メーカーや外食産業に向けてすり身等の水産物、胡麻・大豆・蕎麦等の農産物を取り扱い、2026年3月期も好調に推移し前年度から伸長した。

product
ロングライフ商品

常温流通・長期保存を可能とした製品群。防災・備蓄需要や通販チャネルへの対応を強化している。

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おせち関連商品

売上が12月に集中する季節性商品。店頭訴求策やSNSでの情報発信等のプロモーション活動を展開し、2026年3月期は前年度から伸長した。

成長ドライバー

  • カニカマ製品「The SURIMI」や竹輪などスリミ製品を中心としたTVCM・キャラクターコラボ・健康価値訴求プロモーションによる市場活性化
  • 商事部門における食品メーカー・外食産業向け水産物・農産物取引の継続的伸長
  • 生産ラインやSKUの集約による生産性向上・製造ロス削減の推進
  • 原材料の集約と置換えによる合理化および状況に応じた価格戦略の推進
  • SNS・ウェブ連携プロモーションによる正月商戦(おせち関連)の売上伸長
  • ㈱紀文西日本吸収合併による国内製造・販売体制の一体化と効率化

リスク

  • 冷凍すり身価格の継続的上昇による製造原価の高止まり
  • 鶏卵・野菜等副原料および資材・包材の想定を上回る価格高騰
  • 競争環境の激化によるスリミ製品・惣菜カテゴリーでの販売数量減少(特に価格改定後)
  • 消費者の節約志向継続による価格改定効果の限界
  • 国内人口減少・少子高齢化に伴う長期的な国内市場縮小リスク
  • 固定資産の減損損失拡大(2026年3月期通期で国内食品事業192百万円計上、前年度比約2.4倍)

最終更新: 2026年6月23日