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株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス

2927・東証スタンダード・食料品

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株式会社AFC-HDアムスライフサイエンス2927

事業内容

株式会社AFC-HDアムスライフサイエンスは、1969年創業の静岡発ヘルスケア企業を母体とし、連結子会社23社を擁する多角化グループである。主力のヘルスケア事業(健康食品・化粧品の製造販売・OEM)が売上高の約58%を占め、漢方・ジェネリック医薬品を手掛ける医薬品事業、神奈川県地盤の百貨店事業(さいか屋)、静岡地盤の飲食事業(なすび)、不動産・建託事業、観光・旅行・給食等のその他事業を展開する。

2025年8月期の連結売上高は32,655百万円。東京証券取引所スタンダード市場に上場。

ビジネスモデル

ヘルスケア事業では、ドラッグストア・ECモール向けOEM受託製造と、機能性表示食品を中心とした通信販売の定期購入モデルを両輪とする。医薬品事業では漢方・ジェネリック医薬品の製造販売で安定収益を確保。

百貨店・飲食・不動産・観光事業はM&Aを通じて取得した子会社群が担い、テナント賃料収入・不動産売買・バス観光等の多様なキャッシュフローを積み上げる構造である。

企業の強み

㈱日本予防医学研究所による研究開発、自社工場(静岡・千葉)での製造、㈱エーエフシーによる販売、㈱けんこうTVによる健康情報発信を内製化。2025年8月期の研究開発費は143,122千円。OEM部門の受注高は11,019,732千円(前期比107.2%)と拡大が続いている。

2025年8月期のヘルスケア事業営業利益は2,452百万円(営業利益率約13%)。中国(杭州・上海・重慶)への現地法人展開に加え、2024年11月には千葉工場でハラル認証3製品を取得しイスラム圏への販売を開始。海外部門の好調が連結売上高の前期比108.2%成長を牽引した。

2021年以降、さいか屋(百貨店)、なすび(飲食)、クレアライズ(不動産)、ラビット急行(貸切バス)等を相次いで連結子会社化。2025年8月期末の固定資産合計は26,401百万円、純資産合計は15,200百万円。32台のバス保有など有形資産を活用した観光事業基盤も整備済み。

エンヴァリスの着眼点

売上高34,324百万円(前期比105.1%)、営業利益2,455百万円(同101.9%)と増収増益を確保した一方、医薬品事業等におけるのれん減損損失435百万円を特別損失計上した結果、親会社株主帰属の当期純利益は1,198百万円(前期比82.8%、△17.2%)に減少。減損除く純利益は1,622百万円であり、一過性要因を除けば実質的な収益力は底堅い。

純資産は1,235百万円増加し16,435百万円、自己資本比率は前期30.9%から33.0%へ改善した。一方、短期借入金9,968百万円、1年内返済予定長期借入金8,829百万円、長期借入金4,612百万円の合計は約23,410百万円に上り、依然として財務レバレッジの水準には留意を要する。

営業CFは1,678百万円(前期比108百万円減)にとどまり、設備投資・M&A原資としての内部創出力の推移を注視したい。

ヘルスケア事業は売上20,034百万円(前期比106.0%)と増収ながら、原材料・人件費(ベースアップ等)及び広告宣伝費の先行発生により営業利益は2,350百万円(同95.8%)と減益。2027年8月期通期予想は売上35,473百万円(同103.3%)、営業利益2,623百万円(同106.9%)、純利益1,658百万円(同138.3%)と増収増益を見込んでおり、減損一巡後の反転が焦点となる。

成長戦略

ヘルスケア・医薬品の収益基盤を強化しつつ、不動産・観光を第三の柱に育成

打錠自動回収機(2025年11月)・PTP自動包装機(2026年8月)導入による省人化を推進し、2027年8月期も新設備導入を予定。ハラル認証製品の拡大で海外売上成長を狙う。

さいか屋は3期連続黒字化を達成し、利益剰余金欠損を解消して配当再開(5円)。横須賀店・藤沢店への大型テナント誘致に続き、中期経営計画に基づき新規テナント誘致・飲食フロア強化・川崎地区復活を推進。

2025年11月開設の東京・静岡・豊橋支店が本格稼働し仲介・買取再販売上が伸長。観光事業はAFC観光新設・ラビット急行の32台バスを活用し、主催旅行内製化と貸切バス事業強化を進める。

最終更新: 2026年10月15日