主要原材料の調達リスク
鶏卵・干瓢・椎茸・ごぼう・魚肉すり身を主原料とし、作況・自然災害・相場変動・漁獲量制限等により調達価格や調達量が影響を受ける可能性がある。特に鳥インフルエンザの全国的拡大により採卵鶏が減少し、需給バランスの崩壊による大幅な価格変動や安定調達困難が懸念される。契約購買・分散調達により集中リスクの回避を図っているが、完全な排除は困難である。
原油・資材価格の変動リスク
調味料・食用油等の副原料や包装資材は、原油価格・穀物価格・為替動向により調達価格が変動する。中東地域の地政学的リスクの高まりにより原油価格や海上輸送費が上昇した場合、包装資材価格・物流費・エネルギーコストの増加に加え、資材の入荷遅延や調達困難が生じ、生産活動に支障をきたす可能性がある。
中食業界の競合・需要変動
主要取引業態であるスーパーマーケット・コンビニエンスストア等の中食業態は、消費者嗜好の変化・多様化の影響を強く受ける。競合による新製品投入や販売促進活動により、当社取扱品の競争力低下や販売機会の減少が生じる可能性がある。また、取引先の経営状態や販売政策の変化が販売機会・販売価格に影響を与える可能性もある。
為替相場変動リスク
海外からの輸入品を取り扱っているため、為替相場の変動が調達コストに直接影響する。為替予約によるヘッジ対策を講じているものの、変動の影響を完全に排除することは不可能であり、財政状態および経営成績に影響を与える可能性がある。
年金債務の変動リスク
退職給付費用および退職給付債務は、割引率・年金資産の長期期待運用収益率等の基礎率を前提に算出されている。経済環境の変化等によりこれらの前提が変動した場合、または年金資産の運用実績が低下した場合には、財政状態および経営成績に影響を与える可能性がある。
固定資産の減損リスク
土地・建物・機械装置等の固定資産を多数保有しており、工場新設等の投資に際しては投資効果・回収可能性を事前検証している。しかし、外部環境の急激な変化や時価の下落により投資額の回収が見込めなくなった場合、減損損失を計上する可能性があり、財政状態および経営成績に影響を与える可能性がある。
人材不足・労務関連リスク
生産・販売を担う人材の不足が事業活動に影響を及ぼす可能性がある。生産現場ではパート・アルバイト・外国人技能実習生が多数従事しており、これら勤務者の就業に関する法改正が行われた場合、製造コストが上昇し財政状態および経営成績に影響を与える可能性がある。継続的な新卒・中途採用と労働環境改善による定着化に取り組んでいる。
食品安全・品質管理リスク
鳥インフルエンザの流行・無認可添加物・産地偽装表示等の食品安全問題が業界全体で発生するリスクがある。ISO9001・HACCP・FSSC22000の認証取得やトレーサビリティ・フードディフェンス体制を整備しているが、当社固有または社会全般にわたる食品安全問題が発生した場合、財政状態および経営成績に影響を与える可能性がある。
自然災害・感染症リスク
国内および中国・米国に複数の事業拠点を有しており、大規模地震・風水害等の自然災害が発生した場合、各拠点の事業活動に支障をきたす可能性がある。BCP(事業継続計画)を整備し早期復旧体制を構築しているが、自然災害の未然防止は困難であり、新たなウイルス感染症の発生も今後の事業活動に影響を与える可能性がある。
海外事業のカントリーリスク
中国の関係会社・東南アジアの生産委託先を通じて日本・米国・アジア・オセアニア向け製品を開発・生産・供給しており、近年は中国国内販売事業や米国子会社による海外販売事業も強化している。不測の政治・経済的環境変化、法規制・税制改正、反日デモの発生、鳥インフルエンザの感染拡大等により製品の生産・調達・販売が困難となった場合、財政状態および経営成績に重大な影響を与える可能性がある。
重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています
最終更新: 2026年7月19日

