株式会社大冷2883
業務用冷凍食品卸売事業(単一セグメント)
医療・外食向け業務用冷凍食品のファブレス卸売専業会社
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(2026年3月期通期) | 25,053百万円 | 25,732百万円 | ↓ |
| 営業利益(2026年3月期通期) | 660百万円 | 840百万円 | ↓ |
| 経常利益(2026年3月期通期) | 693百万円 | 844百万円 | ↓ |
| 当期純利益(2026年3月期通期) | 482百万円 | -574百万円(純損失) | ↑ |
| 売上高営業利益率 | 2.6% | 3.3% | ↓ |
| 自己資本比率 | 78.0% | 76.4% | ↑ |
| 1株当たり当期純利益 | 82.09円 | -97.24円 | ↑ |
| 1株当たり純資産 | 1,501.51円 | 1,488.13円 | ↑ |
| 現金及び現金同等物期末残高 | 3,577百万円 | 3,751百万円 | ↓ |
事業詳細
国内の医療食・介護食・弁当仕出し・外食等のエンドユーザー向けに業務用冷凍食品の企画・販売を行うファブレス型卸売事業。製造は国内外(日本・中国・ベトナム・タイ)の協力工場に委託し、自社ブランド商品およびPB商品を全国展開。骨なし魚事業・ミート事業・その他事業(調理冷食・水産品等)の3事業部門で構成。1ケースからの翌日配送が可能なデリバリーシステムを構築し、顧客利便性を確保している。
直近の概況
売上・営業利益は2期連続減収減益も、前期純損失から黒字転換を達成
2026年3月期は売上高25,053百万円(前期比2.6%減)、営業利益660百万円(同21.5%減)と2期連続の減収減益。低価格志向対応の値引増加により粗利率が低下したことが主因。一方、前期に1,130百万円計上した事業整理損が消滅し、当期純利益は482百万円と前期の574百万円純損失から黒字転換。骨なし魚・その他事業は下半期に売上回復も上半期のマイナスを補えず、ミート事業のみ微増収。次期(2027年3月期)は売上高25,200百万円(前期比0.6%増)、営業利益780百万円(同18.1%増)を予想し、新商品「MOTTO」シリーズの拡販を前提とした骨なし魚事業の再構築を図る。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 新商品「MOTTO」シリーズの拡販による骨なし魚事業の再構築(次期売上高8,834百万円、前期比1.4%増予想)
- タイ生産「鶏」の楽らく匠味製品拡販によるミート事業の販売増加(次期売上高2,473百万円、前期比1.3%増予想)
- 牡蠣・エビ商品の売上拡大と安価な新商品投入によるその他事業の維持・拡大
- 前期ベトナムえびマイナス解消による粗利率改善見込み
- 外食向け商品の需要回復(アメリカンドッグ類等の販売回復が継続)
リスク
- 消費者の節約志向継続による低価格商品へのシフトと粗利率低下圧力(当期も値引増加で粗利率悪化)
- 原材料価格・エネルギー価格・物流費の高騰による仕入コスト上昇(為替前提1米ドル160円)
- 商品の約60%を海外協力工場に依存する地政学・調達リスク(日中関係悪化・中東情勢等)
- 新商品「MOTTO」シリーズの販売が計画通りに推移しない場合の業績予想未達リスク
- 原油価格高騰を背景とした物流費・原材料費のさらなる上昇リスク
- 単一事業集中による国内食品業界の需要縮小・競合激化リスク
最終更新: 2026年6月15日

