カゴメ株式会社2811
国内加工食品事業
国内向け野菜飲料・調味料等を製造販売するカゴメの収益基盤セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益(2026年1Q累計) | 33,399百万円 | 33,475百万円(2025年1Q) | ↓ |
| 事業利益(2026年1Q累計) | 1,721百万円 | 2,249百万円(2025年1Q) | ↓ |
| 事業利益率(2026年1Q累計) | 5.2% | 6.7%(2025年1Q) | ↓ |
| 売上収益(2025年12月期通期) | 157,324百万円 | — | ↑ |
| 事業利益(2025年12月期通期) | 15,507百万円 | — | ↓ |
事業詳細
飲料(野菜生活100シリーズ、トマトジュース等)、通販(健康直送便)、食品他(トマトケチャップ、調味料、冷凍地中海野菜等)の3カテゴリーで構成。幅広い世代の生活者に日常的な野菜摂取機会を提供し、健康寿命の延伸に貢献することを価値提供の軸とする。2026年1Qより組織再編に伴いVegitalia S.p.A.が国際事業から本セグメントの食品他に移管された。
直近の概況
価格改定後の販売数量減少と販促費増加により1Q減収減益
2026年1Q(1月〜3月)の国内加工食品事業は、売上収益33,399百万円(前年同期比0.2%減)、事業利益1,721百万円(同23.5%減)と減収減益。主要原材料である農産物の高値継続を背景に家庭用・業務用飲料等の出荷価格を改定したが、改定後の野菜生活100シリーズ等の販売数量が減少。加えて需要喚起を目的とした販売促進費・広告宣伝費の増加が利益を圧迫した。一方、トマトジュースは血圧訴求による習慣飲用拡大で好調を維持。通販は広告費効率化により事業利益が前年同期比2.0倍に改善した。
主要プロダクト
成長ドライバー
- トマトジュースの機能性(血圧)訴求による新規ユーザー獲得・習慣飲用拡大
- 通販カテゴリーの広告費効率化による収益性改善(スープ好調)
- 家庭用・業務用飲料価格改定によるトップライン押し上げ効果(数量減少の吸収)
- 食品・業務用カテゴリーにおける冷凍野菜・トマトケチャップの販売好調
- 植物性ミルク・野菜スープ等の新領域拡大によるカテゴリー多様化
- 北海道国産トマト工場新設(2028年稼働予定)による調達基盤強化と原価低減
リスク
- 農産原材料費を含む製造コストの継続的上昇による利益圧迫
- 価格改定後の販売数量減少リスク(野菜生活100シリーズ等)
- 国内人口減少・高齢化による市場縮小圧力
- 農家数減少に伴う国産野菜・果実の安定調達難化
- 健康関連商品・サービスの多様化による既存領域の相対的地位低下
- 異業種からの競合参入(各分野でのイノベーション)
- 若年層への浸透不足とコモディティ市場における価格競争力の弱さ
最終更新: 2026年3月13日

