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Terra Drone株式会社

278A東証グロース精密機器

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Terra Drone株式会社278A

ドローンソリューションセグメント

測量・点検・農業の産業用ドローンソリューションをグローバルに提供する中核セグメント

期間今期前期増減率
セグメント売上高(2027年1月期第1四半期)849百万円886百万円(2026年1月期第1四半期)
セグメント損失(2027年1月期第1四半期)△236百万円△121百万円(2026年1月期第1四半期)
セグメント売上高(2026年1月期通期)4,162百万円3,808百万円(2025年1月期)
セグメント損失(2026年1月期通期)△434百万円△194百万円(2025年1月期)

事業詳細

日本・インドネシア・オランダ・マレーシア・サウジアラビア等の拠点を通じ、測量/災害復旧・点検・農業の3事業を展開。建設会社・電力会社・石油ガス会社・農業法人を主要顧客とし、ハード(Terra Lidarシリーズ等)・ソフト(Terra Cloud等)・サービスを一体提供。2027年1月期第1四半期は測量・点検分野を中心に国内外で堅調な成長が見られ、防衛事業への本格参入も進める。

直近の概況

測量・点検は堅調も農業に遅れ、防衛事業への本格参入を発表

2027年1月期第1四半期(2026年2月〜4月)のセグメント売上高は849百万円(前年同期886百万円)、セグメント損失は△236百万円(前年同期△121百万円)と赤字が拡大。測量事業では中東地域のインフラ関連案件が順調に推移し、点検事業では石油・ガス・化学プラント向け屋内点検需要が拡大した一方、農業事業は東南アジアの一部地域で案件進捗に遅れが発生。また2026年3月に防衛事業への本格参入を発表し、米国法人「Terra Defense」の設立準備およびウクライナ企業との協業による迎撃ドローン開発を推進している。

主要プロダクト

product
Terra Lidarシリーズ(Terra Lidar Dual / R / X)

国内外の測量・インフラ点検向けに展開するハードウェア製品群。サウジアラビアを含む中東地域のインフラ関連案件でも採用が進む。

platform
Terra Cloud

測量・点検データの処理・可視化・共有を一元管理するSaaSプラットフォーム。ハードウェアと一体提供することで顧客の業務効率化を支援。

product
Terra UTドローン(超音波板厚点検ドローン)

屋内点検用ドローンを活用した設備点検需要が引き続き拡大。石油・ガス、化学プラント分野を中心に案件獲得が進んでいる。

product
Terra Xross 1

2026年1月期より納品開始した屋内点検用国産ドローン。量産体制の構築が進捗しており、点検事業の拡大に寄与。

product
Terra SLAM RTK

公共工事向け新技術として採用促進が進む。NETIS登録により国内インフラ整備案件での採用拡大が期待される。

service
農薬・肥料散布サービス

150機以上を運用し農薬・肥料散布サービスを展開。2027年1月期第1四半期は一部地域において案件進捗に遅れが見られた。

成長ドライバー

  • サウジアラビア子会社(Terra Drone Arabia for Drones)の測量・点検事業の高成長継続
  • 屋内点検用国産ドローン「Terra Xross 1」の本格量産・販売展開
  • インドネシア・マレーシアにおける農業事業のサービスキャパシティ拡大(150機以上運用)
  • Terra SLAM RTKのNETIS登録による公共工事向け新技術採用促進
  • サウジアラビアでのCCTV搭載ドローンによる下水道管内点検など海外インフラ点検案件の拡大
  • 九州電力送配電向けAI搭載ドローン自動鉄塔点検システムの運用拡大(約15,000基対象)
  • 防衛事業への本格参入(米国法人「Terra Defense」設立準備、ウクライナ企業との迎撃ドローン開発)による中長期的な新規収益源の構築

リスク

  • 2025年12月のインドネシア子会社火災事故による事業継続リスク・再発防止コスト(火災関連損失引当金計上)
  • 自治体補助金縮小による国内測量/ハードウェア販売の需要減退
  • 「Terra Xross 1」の量産体制構築遅延による売上寄与の限定化リスク
  • 体制拡大・M&Aに伴う販売費及び一般管理費の増加による損失拡大(当第1四半期の販管費は883百万円と前年同期706百万円から大幅増加)
  • 米国関税政策による部品コスト上昇リスク(ドローン機体・部材の調達コスト増)
  • インドネシア子会社の減益影響
  • 地政学リスク(ロシア・ウクライナ情勢、中東不安定化)による海外事業への影響
  • 東南アジア農業事業における案件進捗遅延リスク
  • 防衛事業参入に伴う初期投資・開発コストの増加リスク

最終更新: 2026年4月30日