東京エレクトロン デバイス株式会社2760
半導体及び電子デバイス事業
半導体・電子デバイスの販売とPB製品製造を担う中核セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 外部顧客売上高(通期) | 162,543百万円 | 179,051百万円 | ↓ |
| セグメント利益(経常利益)(通期) | 3,208百万円 | 6,149百万円 | ↓ |
| セグメント利益率(経常利益率) | 1.97% | 3.43% | ↓ |
| 受注高(通期) | 181,945百万円 | 前期比40.7%増 | ↑ |
| 受注残高(期末) | 90,913百万円 | 前期比27.1%増 | ↑ |
| 仕入高(通期) | 141,031百万円 | 前期比7.8%減 | ↓ |
| セグメント資産 | 119,610百万円 | 117,505百万円 | ↑ |
事業詳細
半導体製品(アナログIC、プロセッサ、ロジックIC、メモリIC)、ボード・電子部品、ソフトウェア・サービスの販売、およびプライベートブランド(PB)製品の製造・販売を行う。主要顧客は大手エレクトロニクスメーカーで、車載・産業機器・通信機器・民生機器向けに幅広く展開。アジア・北米に販売・マーケティング拠点を持ち、グループ売上高の約80%を占める主力事業。VISION2030では売上構成比75%・セグメント経常利益率7%以上を目標とする。
直近の概況
産業機器・PB低調で売上・利益が大幅減も、受注は急回復局面へ
2026年3月期通期は、車載向け半導体が顧客商権拡大により堅調に推移した一方、産業機器向けは顧客在庫調整の継続、ウェーハ市場の長期調整によるPB製品低調が重なり、外部顧客売上高162,543百万円(前期比9.2%減)、セグメント利益3,208百万円(前期比47.8%減)と大幅な減収減益となった。一方、受注高は181,945百万円(前期比40.7%増)、受注残高は90,913百万円(前期比27.1%増)と急回復しており、サプライチェーンにおける顧客在庫の着実な消化が進んでいる。2027年3月期は需要回復局面への移行が見込まれる。
主要プロダクト
成長ドライバー
- 車載向け半導体製品の顧客商権拡大(自動車の電装化・ソフト化を背景とした長期成長)
- サプライチェーン在庫調整の進展による半導体需要の本格回復(2026年3月期通期受注高は前期比40.7%増、受注残高は前期比27.1%増)
- 半導体製造装置関連における先端プロセス向け生産計画の成長フェーズ再突入
- ウェーハ検査装置を中心としたPB事業のグローバル展開強化
- 産業機器・クラウドサービス・OTセキュリティ等の成長マーケットへの注力
- VISION2030目標:2030年3月期セグメント売上構成比75%・経常利益率7%以上
リスク
- 産業機器向け半導体販売の回復ペース不確実性(顧客ごとの在庫状況のばらつき)
- ウェーハ市場の調整長期化によるPB製品販売の低調継続リスク
- メモリ・CPUの供給不足が産業機器・車載関連の生産に及ぼす影響
- 米国通商政策(関税)を巡る不確実性による企業収益回復の足踏みおよびサプライチェーン混乱
- 中国市場の停滞および地政学リスクの高まり
- AI関連投資拡大に伴うメモリ等の需給逼迫による製品価格上昇・納期延伸リスク
最終更新: 2026年6月16日

