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くら寿司株式会社

2695東証プライム小売業

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くら寿司株式会社2695

日本

国内直営回転すし店チェーンを展開するくら寿司の主力セグメント

期間今期前期増減率
売上高(2026年10月期中間期)87,422百万円85,780百万円(2025年10月期中間期)
セグメント経常利益(2026年10月期中間期)3,212百万円3,482百万円(2025年10月期中間期)
売上高前年同期比2.0%増
経常利益前年同期比7.8%減
国内店舗数(中間期末)553店舗547店舗(2025年10月期末)
単体自己資本比率(中間期末)67.9%66.6%(2025年10月期末)

事業詳細

くら寿司株式会社が国内で直営展開する回転すし事業。「四大添加物(化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存料)」を完全排除した商品を提供し、抗菌寿司カバー「鮮度くん」やエンターテインメント機能「ビッくらポン!」など独自の付加価値を訴求。「くら寿司」標準店舗に加え、プレミアム業態「無添蔵」(5店舗)や「くらおさかな市場」(1店舗)も展開。2026年10月期中間期末時点で国内553店舗(直営のみ)を運営し、グループ全体売上高の約70%を占める中核セグメント。実質無借金経営を維持し、単体自己資本比率67.9%と財務健全性を保持。

直近の概況

売上高は2.0%増と堅調も、コスト上昇で経常利益は7.8%減

2026年10月期中間期(2025年11月〜2026年4月)の日本セグメントは、売上高87,422百万円(前年同期比2.0%増)と増収を確保。インバウンド需要の拡大や「ハイキュー!!」「名探偵コナン」等の人気コンテンツとのコラボ企画が奏功。一方、原材料価格・人件費の上昇を背景に経常利益は3,212百万円(前年同期比7.8%減)と減益。都心店「下北沢店」「御徒町店」を新規出店し、中間期末の国内店舗数は553店舗に拡大。また、2026年3月に回転レーン店舗数世界No.1としてギネス世界記録に認定された。

主要プロダクト

product
くら寿司(標準業態)

四大添加物不使用を訴求し、回転レーンでの商品提供を業界内で唯一継続。2026年3月にギネス世界記録(回転レーンで商品を流している店舗数世界No.1)に認定。インバウンド需要や人気コンテンツとのコラボ企画で集客を強化。

product
無添蔵

くら寿司のプレミアムライン業態。中間期末時点で5店舗を展開。

product
くらおさかな市場

水産専門会社「KURAおさかなファーム」との連携も視野に入れた新業態。中間期末時点で1店舗を展開。

platform
ビッくらポン!

2000年導入の独自システム。食べ終わった皿5枚をテーブルの回収ポケットに入れるとゲームに挑戦でき、当たりで景品を獲得。コラボ企画との連動で集客効果を発揮。

platform
スマートくら寿司

タッチパネル注文や自動化技術を組み合わせた店舗運営プラットフォーム。人件費上昇環境下での収益性維持に寄与。

service
KURAおさかなファーム(スマート養殖)

業界初の水産専門会社「KURAおさかなファーム株式会社」が推進するAI活用スマート養殖。サバを人工種苗から約800gの大型サイズまで育成することに世界初で成功。2026年5月15日から期間・店舗限定で大型生さばとして販売開始。

成長ドライバー

  • インバウンド需要の拡大(都心部を中心に継続的に拡大)
  • 人気コンテンツとのコラボ企画による集客(ハイキュー!!、名探偵コナン等)
  • 高付加価値商品フェアの展開(本ズワイガニ、ミョウバン不使用うに等の質の高い食材を使用したフェア)
  • 自社セントラルキッチンの二段階熟成技術を活かした「超熟成シリーズ」等の独自商品開発
  • 「食前の一皿シリーズ」など健康志向に対応した新商品展開
  • AIスマート養殖(KURAおさかなファーム)による食材の自社調達・差別化
  • 都心部への積極出店(下北沢店・御徒町店等)によるインバウンド・高需要エリアの取り込み
  • 商品ごとのきめ細やかな商品設計による適正原価率のコントロール

リスク

  • 原材料価格(米・魚介類等)の継続的な上昇による原価率悪化リスク(米価はピークアウト感があるものの依然高水準)
  • 人件費の上昇(最低賃金引き上げ等)による収益圧迫
  • 実質賃金の減少傾向(特に地方、2022年以降一貫して減少)による消費者の節約志向強化・外食控え
  • 収益性低下店舗における追加減損損失の発生リスク
  • 競合他社との価格・品質競争の激化

最終更新: 2026年1月27日