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くら寿司株式会社

2695東証プライム小売業

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テクノロジー

食中毒・衛生問題リスク

食中毒などの衛生問題が発生した場合、企業イメージの失墜による売上高の減少、損害賠償費用の発生、営業停止・営業許可取り消し等の重大な影響が生じる可能性がある。当社グループは「食の安全」を経営理念の根幹に置き、貝塚セントラルキッチンでのHACCP認証取得、衛生管理部の設置、特許取得済み抗菌寿司カバー「鮮度くん」の全店導入等の対策を講じている。食中毒の発生を最大のリスク要因と明示しており、事業継続性への影響が極めて大きい。

テクノロジー

食材仕入れ・品質管理リスク

不適切な食材の混入が発生した場合、社会的信用の失墜により業績・財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある。また、世界的な食材需要変動・為替急変・漁獲規制等による原材料の想定外の高騰や入荷困難が生じた場合、顧客満足度の低下を招くリスクがある。対応策として、トレーサビリティの追求、産地仕入れの分散・拡大、全食材への品質検査・定期報告の義務付け、および2021年11月設立の「KURAおさかなファーム株式会社」による自社・委託養殖事業を推進している。

市場

インターネット風評被害リスク

悪質な風評がインターネット上で拡散・流布した場合、内容の真偽に関わらず当社グループのブランドや社会的信用が毀損し、業績・財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある。外食産業においてSNS等を通じた情報拡散は極めて速く、一度失墜したブランドイメージの回復には多大なコストと時間を要する。当社グループは不適切な行為が発覚した場合に速やかな対応を図る方針を掲げているが、第三者による悪意ある情報発信を完全に防ぐことは困難である。

財務

海外事業展開リスク

米国子会社「Kura Sushi USA, Inc.」79店舗、台湾子会社「亞洲藏壽司股份有限公司」60店舗を運営しており、引き続き多店舗展開を推進しているが、事業展開国における政治・経済・社会の予期せぬ変化により事業活動に問題が生じる可能性がある。海外事業の拡大に伴い、カントリーリスク・規制リスク・現地競合リスク等が増大する構造にある。市場調査(候補地域選定・関係法令精査等)を念入りに実施することで対応しているが、不確実性を完全に排除することはできない。

市場

感染症拡大リスク

新型コロナウイルス感染症は5類移行後に概ね平時の経済活動を取り戻しているが、未確認の変異株発生等により政府・自治体の営業制限が実施された場合や消費者の行動抑制が生じた場合、業績に大きな影響を与える可能性がある。外食産業は感染症拡大時に直接的かつ甚大な影響を受けやすい業態であり、過去の経験からもその影響の大きさが示されている。対応策として、抗菌寿司カバー「鮮度くん」や「スマートくら寿司」の積極的な導入を通じ、顧客が安心・安全に利用できる環境整備を推進している。

テクノロジー

出店戦略・人材確保リスク

新規出店時に賃料・商圏人口・アクセス・競合店状況等の条件に適う物件が確保できない場合、計画通りの出店ができなくなり業績・財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある。また、出店計画に見合った人材の確保・育成が不芳に終わった場合、店舗運営に支障をきたすリスクがある。外食産業全体での人手不足が深刻化する中、採用計画の実現可能性は事業拡大の重要な制約要因となっている。

財務

為替変動リスク

魚介類等の原材料の一部を商社経由で輸入しているため、為替変動により原材料調達価格が影響を受け、業績・財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある。また、米国・台湾の在外子会社の外貨建て財務諸表を日本円に換算する際、資産・負債・売上・費用が変動するリスクも存在する。海外事業の拡大に伴い、為替リスクのエクスポージャーは今後さらに拡大する構造にある。

テクノロジー

システム障害リスク

全食材の受発注・従業員の勤怠管理・売上管理等の店舗管理システムを外部業者に委託しているが、大災害・停電・機器欠陥・コンピュータウイルス等の不測の事態によりシステム障害が発生した場合、食材調達・勤怠管理等の店舗運営に支障をきたす可能性がある。当社グループは外食産業において積極的なIT化を推進しており、システムへの依存度が高いため、障害発生時の事業影響は相対的に大きい。信頼のおける外部業者への委託により万全の体制を整えているとしているが、外部委託に伴う管理リスクも内在する。

法規制

法規制強化リスク

食品衛生法・食品リサイクル法・景品表示法等の外食産業に関する法的規制の強化や法改正が行われた場合、業績・財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある。特に食品表示・衛生基準・廃棄物処理に関する規制は社会的関心の高まりとともに強化される傾向にあり、対応コストの増加が見込まれる。当社グループは四大添加物除去等の独自基準を設けているが、規制変更への対応には継続的なモニタリングと体制整備が必要となる。

財務

保証金・建設協力金回収リスク

店舗オーナーとの賃貸借契約に基づく保証金の差入れ、およびオーナーの店舗建設を支援する建設協力金の融資を行っており、オーナーの破産等による回収不能が発生した場合、業績・財政状態に悪影響を及ぼす可能性がある。建設協力金は賃借料との相殺による分割返済を受ける仕組みであるため、オーナーの経営悪化が長期化した場合の損失リスクが内在する。外食産業特有の取引慣行に基づくリスクであり、出店数の増加に伴い当該リスクのエクスポージャーも拡大する。

重要度・発生可能性は企業の開示情報に基づいて表示されています

最終更新: 2026年4月22日