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Hmcomm株式会社

265A東証グロース情報通信業

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Hmcomm株式会社265A

Hmcomm株式会社(AI×音サイエンス事業・単一セグメント)

「音×AI」技術を核にAIプロダクトとAIソリューションの二軸で展開する産総研発ベンチャー

期間今期前期増減率
売上高(2026年12月期1Q累計)332百万円230百万円(2025年12月期1Q累計)
営業利益(2026年12月期1Q累計)3百万円△15百万円(2025年12月期1Q累計)
経常利益(2026年12月期1Q累計)5百万円△14百万円(2025年12月期1Q累計)
四半期純利益(2026年12月期1Q累計)0百万円(687千円)△15百万円(2025年12月期1Q累計)
売上高前年同期比+44.5%
総資産1,851百万円2,083百万円(2025年12月期末)
純資産1,682百万円1,681百万円(2025年12月期末)
自己資本比率90.9%80.7%(2025年12月期末)
1株当たり四半期純利益0.17円△3.68円(2025年12月期1Q)
通期売上高予想(2026年12月期)1,373百万円1,112百万円(2025年12月期実績)
通期営業利益予想(2026年12月期)56百万円39百万円(2025年12月期実績)

事業詳細

「音から価値を創出し、革新的サービスを提供することにより社会に貢献する」を経営理念に掲げ、音声認識・異音検知等の「AI×音」技術を自社研究開発から社会実装まで一貫して手掛ける。AIプロダクト事業では音声認識プラットフォーム「Voice Contact」・対話型AIエージェント「Terry2」・異音検知「FAST-D」等を展開。AIソリューション事業では生成AIを活用したDX推進コンサルティング・受託開発を提供。顧客はコンタクトセンター、製造、金融、教育等の法人企業。単一セグメントで運営。

直近の概況

2026年1Qは売上高44.5%増・営業黒字転換、後発事象でコラボテクノを子会社化

2026年12月期第1四半期(2026年1月〜3月)の売上高は332百万円(前年同期比44.5%増)、営業利益3百万円(前年同期は営業損失15百万円)と黒字転換を達成。AIソリューション事業での大型案件受注・計画的進行が売上を牽引し、AIプロダクト事業でもVoice Contact・FAST-D・ZMEETINGの各案件が順調に推移。財政面では事業譲受に係る条件付取得対価の決済等により現金が302百万円減少し総資産は1,851百万円に縮小した一方、負債も大幅に圧縮され自己資本比率は90.9%に改善。後発事象として2026年5月11日付でコラボテクノ株式会社(Webシステム開発・SES)の株式90%を135百万円で取得し連結子会社化。エンジニアリソースと生成AI技術の融合による開発プロセス高度化を目的とする。通期業績予想(売上高1,373百万円、営業利益56百万円)に変更はない。

主要プロダクト

platform
Voice Contact

コンタクトセンター等向けの音声認識基盤。2026年1Q時点でも既存顧客の基盤拡張案件やライセンス更新が継続的に進行しており、セコム株式会社等大手企業への導入実績を持つ。

product
Terry / Terry2

電話応対完全自動化を目指す対話型AIエージェント。2026年1Qでは株式会社ゼネラル向け防災プラットフォーム構築が進行。ワークスアイディ株式会社との業務提携により「Terry2」の共同販売・開発体制を構築し、金融業界をはじめとする幅広い市場でのライセンス数拡大を推進。

product
FAST-D

製造・インフラ設備向けの異音検知ソリューション。2026年1Qでは顧客企業での継続的な評価利用が進むとともに、大手企業において新拠点展開に伴う新規受注を獲得。守山市との衛星データ連携社会実装検証プロジェクトも順調に進行し、インフラ保全業務DX化に向けた次年度展開の協議を進めている。

product
ZMEETING

会議の音声をAIで自動議事録化するプロダクト。2026年1Qでは大手金融機関への導入開発が進んでおり、企業の業務効率化支援に貢献している。

service
AIソリューション(AI開発・コンサルティング)

生成AIを活用したシステム開発・DXコンサルティングサービス。2026年1Qでは新規初期開発案件の受注と計画的開発実行に加え、今後のストック収益化を見据えた支援を実施。大型商談やAI技術支援プロジェクトが順調に推移し、売上高全体を大きく牽引した。

成長ドライバー

  • AIソリューション事業における大型AI開発・コンサルティング案件の継続受注と計画的進行によるストック収益化
  • 対話型AIエージェント「Terry2」のワークスアイディとの共同販売体制構築による金融業界等へのライセンス数拡大
  • Voice Contactの既存顧客基盤拡張案件・ライセンス更新の継続的推移
  • FAST-Dによる大手企業新拠点展開への新規受注獲得および守山市との衛星データ連携インフラDXプロジェクトの次年度展開
  • ZMEETINGの大手金融機関への導入開発進行による新規顧客基盤の確立
  • コラボテクノ株式会社の子会社化(2026年5月)によるエンジニアリソース強化とAIプロダクト実装能力の向上

リスク

  • 先行投資(のれん償却・人件費・外注費増)による利益圧迫:2026年1Qののれん償却額は13百万円(前年同期2百万円)と急増
  • 第2四半期(累計)の業績予想が売上高611百万円・営業損失29百万円と赤字見込みであり、下期への収益集中リスク
  • コラボテクノ子会社化(取得原価135百万円+アドバイザリー費用25百万円)に伴うのれん発生額・資産負債の未確定リスク
  • 現金及び預金が1,015百万円(前期末比302百万円減)に減少しており、追加M&Aや投資余力の制約
  • AIプロダクト事業のストック収益基盤の安定性:ライセンス更新・継続利用の動向次第で収益変動リスク
  • AI技術の急速な進化に伴う競合激化・技術陳腐化リスク、および高度専門人材の確保難
  • 特定顧客依存リスク(株式会社システムエグゼ等)および大型案件の受注・進行タイミングによる四半期業績の変動

最終更新: 2026年3月25日