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株式会社J-オイルミルズ

2613東証プライム食料品

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株式会社J-オイルミルズ2613

油脂事業

J-オイルミルズの中核セグメント。家庭用・業務用油脂とミール類を製造・販売。

期間今期前期増減率
売上高(2026年3月期通期)206,849百万円209,231百万円
セグメント利益(2026年3月期通期)3,375百万円8,243百万円
セグメント資産(2026年3月期末)134,521百万円130,557百万円
減価償却費(2026年3月期通期)2,769百万円2,735百万円
セグメント利益率(2026年3月期通期)1.6%3.9%

事業詳細

家庭用油脂・業務用油脂・ミール類(大豆ミール・菜種ミール)の製造・加工・販売を行う主力事業。連結売上高の約91%を占める。主要顧客は味の素株式会社(2026年3月期販売高46,736百万円)。大豆・菜種を主原料とし、搾油後のミール類も油糧部門として販売する垂直統合型の事業構造を持つ。

直近の概況

コスト急騰により売上高微減・セグメント利益は前期比59.1%減と大幅悪化。

2026年3月期は、業務用油脂の販売が堅調(売上高115,603百万円、前期比+4.5%)だった一方、家庭用油脂は節約志向の高まりで減収、ミール類はシカゴ大豆ミール相場下落・菜種ミール価格下落で売上高62,320百万円(前期比△9.1%)と大幅減収。収益面では円安進行・物流費・エネルギー価格高止まりに加え、ミールバリューの歴史的低水準・カナダ産菜種の油分低下により油脂コストが大きく上昇し、セグメント利益は3,375百万円(前期比△59.1%)と急減した。

主要プロダクト

product
家庭用油脂

家庭用食用油全般を取り扱う。環境負荷低減と使いやすさを特長とする「スマートグリーンパック®」のラインアップ拡充やTVCMと連動したキャンペーンを展開。2026年3月期売上高は28,925百万円(前期30,002百万円から減少)。物価上昇による節約志向の高まりで需要が減少した。

product
業務用油脂

外食・中食産業向けの業務用食用油。品質劣化を抑えて長く使用できる「SUSTEC®(サステック)」シリーズや、調理時間・負荷を軽減する「調味油」「調理油」など機能性を強化した高付加価値品の拡販に注力。インバウンド需要拡大・外食市場回復を背景に販売数量・売上高ともに堅調。2026年3月期売上高は115,603百万円(前期110,670百万円から増加)。

product
ミール類(大豆ミール・菜種ミール)

大豆・菜種の搾油工程で生産される大豆ミール・菜種ミールを飼料用途等で販売する油糧部門。2026年3月期は搾油量増加により大豆ミール販売数量は順調に推移したが、シカゴ大豆ミール相場下落により販売価格が前期を下回った。菜種ミールはミール歩留り良化で販売数量はわずかに増加したが、販売価格は大豆ミール相場連動で大きく下落。2026年3月期売上高は62,320百万円(前期68,558百万円から減少)。

成長ドライバー

  • インバウンド需要の拡大および外食市場の回復による業務用油脂の販売数量・売上高の堅調推移
  • 価格改定の浸透および高付加価値品(SUSTEC®、スマートグリーンパック®等)の拡販による収益性改善
  • 搾油量増加に伴う大豆ミール・菜種ミールの販売数量拡大
  • 内食から中食へのシフトを背景とした業務用油脂需要の構造的拡大
  • 第六期中期経営計画「Transforming for Growth」に基づく経営基盤強化および既存事業の収益性向上

リスク

  • 大豆・菜種の国際相場変動および円安長期化による原料コスト上昇リスク
  • シカゴ大豆ミール相場下落・菜種ミール相場下落によるミール類販売価格の低下リスク
  • 物価上昇に伴う消費者の節約志向強化による家庭用油脂需要の減少
  • 物流費・エネルギー価格の高止まりによるコスト増加
  • カナダ産菜種の油分低下・ミールバリュー低水準など原料品質・需給に関するリスク
  • 米国通商政策の不確実性や地政学リスクに起因した国際情勢不安定化による原材料・為替相場の変動

最終更新: 2026年6月22日