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2593東証プライム食料品

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株式会社伊藤園2593

リーフ・ドリンク関連事業

伊藤園グループの中核セグメント。茶葉・飲料の製造販売を国内外で展開。

期間今期前期増減率
セグメント売上高(外部顧客)443,443百万円420,328百万円
セグメント営業利益17,500百万円19,025百万円
セグメント資産310,264百万円313,307百万円
減価償却費7,216百万円7,537百万円
有形固定資産及び無形固定資産の増加額(設備投資)9,954百万円11,356百万円

事業詳細

緑茶・麦茶・ウーロン茶等のリーフ製品と、「お~いお茶」を中心とするドリンク製品の製造・仕入・販売を行う。国内はルートセールスによる直販体制を軸に展開し、海外は北米・中国・東南アジア・豪州等で販売。自動販売機事業(ネオス㈱)も傘下に持つ。連結売上高の約89%を占める主力セグメントであり、「世界のティーカンパニー」実現に向けたグローバルブランド化を推進している。

直近の概況

売上高は前期比5.5%増の443,443百万円も、コスト高騰で営業利益は8.0%減の17,500百万円。

2026年4月期のリーフ・ドリンク関連事業は、国内が概ね前年並みの推移となった一方、海外では抹茶を含む日本茶の需要拡大により米国・ASEANを中心に堅調に推移し、売上高は443,443百万円(前期比5.5%増)となった。利益面では、米国コーヒー豆事業の採算性改善や国内外の価格改定、経費コントロールによる改善効果があったものの、原材料費をはじめとする各種コストの上昇が想定を上回り、営業利益は17,500百万円(前期比8.0%減)となった。また、自動販売機事業については販売数量の減少に伴う収益性低下を受け、伊藤園本体で12,065百万円、ネオス㈱で1,807百万円の減損損失を計上し、事業をネオス㈱へ承継する構造改革を実施した。

主要プロダクト

product
お~いお茶

国内外で販売される伊藤園の基幹ブランド。大谷翔平選手起用によるグローバルマーケティングを継続し、米国・ASEANを中心に海外展開を加速している。

product
リーフ製品(茶葉)

国内外で販売される茶葉製品群。海外では抹茶を含む日本茶の需要拡大が続いており、米国・ASEANを中心に堅調に推移している。

service
自動販売機事業(ネオス㈱)

2026年4月期において販売数量の減少に伴う収益性低下が認められ、大規模な減損損失を計上。構造改革の一環として、当社からネオス㈱(2026年5月1日付で株式会社伊藤園ネオスに商号変更)へ事業承継し、柔軟な戦略遂行と収益基盤の確立を目指す。

product
海外緑茶・抹茶事業

抹茶を含む日本茶の需要拡大を背景に、米国や東南アジア(ASEAN)を中心に堅調に推移。「お~いお茶」のグローバル化を推進している。

service
コーヒー豆事業(Distant Lands Trading Co.)

米国コーヒー豆事業については採算性改善に取り組んでいるが、原材料費をはじめとする各種コストの上昇が想定を上回り、セグメント全体の営業利益を圧迫する要因となっている。

成長ドライバー

  • 「お~いお茶」ブランドのグローバル展開加速(米国・ASEANを中心に海外需要が拡大)
  • 健康志向の高まりを背景とした北米・ASEANでの緑茶・抹茶需要の拡大
  • 大谷翔平選手起用による国内外でのグローバルマーケティング効果
  • 自動販売機事業のネオス㈱への承継による事業構造改革と収益基盤の確立
  • 国内外の価格改定による収益性改善

リスク

  • 緑茶原料を中心とした原材料価格の高騰継続リスク(コスト上昇が想定を上回る状況が継続)
  • 自動販売機事業における販売数量の減少に伴う収益性低下リスク(当期に伊藤園本体12,065百万円・ネオス㈱1,807百万円の減損損失を計上)
  • 飲料消費の多様化・消費者の節約志向の高まりによる国内販売への影響
  • 為替変動による海外事業収益への影響
  • 米国通商政策の動向など地政学リスクによる海外事業への影響
  • 気候変動・異常気象による茶葉原料の安定調達リスク
  • 米国コーヒー豆事業における採算性改善の遅れリスク

最終更新: 2026年7月21日