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株式会社フルッタフルッタ

2586東証グロース食料品

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株式会社フルッタフルッタ2586

輸入食品製造販売事業(フルッタフルッタ単一セグメント)

アサイーを中心とするアマゾンフルーツの輸入・加工・販売事業

期間今期前期増減率
売上高3,142百万円2,549百万円
売上総利益1,288百万円960百万円
売上総利益率41.0%37.7%
営業利益94百万円229百万円
経常利益126百万円234百万円
当期純利益83百万円270百万円
販売費及び一般管理費1,193百万円730百万円
総資産7,699百万円3,547百万円
純資産7,077百万円2,955百万円
自己資本比率91.9%83.2%
現金及び現金同等物期末残高4,716百万円1,886百万円
1株当たり純資産66.52円37.11円
1株当たり当期純利益0.92円4.70円
発行済株式数106,394,569株79,639,569株

事業詳細

ブラジル産アサイーをはじめとするアマゾンフルーツ冷凍パルプを輸入・加工・販売する単一セグメント事業。リテール(量販店・CVS)、業務用(外食・食品メーカー)、DM(自社EC・冷凍自販機)、海外(中国・アジア展開)の4事業部門を展開。アグロフォレストリー農法による環境再生型調達を強みとし、健康・サステナブル消費の高まりを追い風に全チャネルで拡大中。

直近の概況

増収・利益率改善も、戦略的在庫投資による販管費急増で大幅減益

2026年3月期は売上高3,142百万円(前期比23.3%増)と増収を達成し、売上総利益率は41.0%(前期37.7%)へ改善。一方、中国市場参入に向けた戦略的ストック在庫形成に伴う倉庫料・物流コスト増加(倉庫料254百万円、前期比223.6%増)を主因に販管費が1,193百万円(前期比63.4%増)へ急増し、営業利益は94百万円(前期比58.9%減)、当期純利益は83百万円(前期比69.3%減)と大幅減益。新株予約権行使による株式発行収入4,038百万円により財務活動CFは4,028百万円のプラスとなり、期末現金残高は4,716百万円へ大幅増加。第4四半期単体では営業損失52百万円を計上。2027年3月期は売上高3,400百万円(前期比8.2%増)、営業利益170百万円(同80.0%増)を予想。

主要プロダクト

product
フルッタアサイーシリーズ(リテール向け)

主力の「フルッタアサイー」シリーズや「おうちでアサイーボウル」等。2026年3月に新商品「ヨーグルトにかけるだけ」をリリースし、ヨーグルト売場へのクロスマーチャンダイジング展開を計画。当期リテール事業部門売上高は1,366百万円(前期比24.6%増)。

product
業務用アサイー原料・加工品

外食チェーン・カフェブランド向けに業務用アサイー原料を供給。「和サイープロジェクト」として大手CVSや大手菓子メーカーとの協業を構想。サゴ入りマンゴードリンク「楊枝甘露(ヨンジーガムロ)」の中華飲食業態への販路拡大も推進。当期業務用事業部門売上高は1,364百万円(前期比20.5%増)。

service
DM事業(自社EC・ECモール・冷凍自販機)

定期購入(サブスクリプション)施策強化によりLTV向上を実現。冷凍自販機の50台規模への拡大計画が順調に推移し、自販機単体での利益性確保に目処。来期はライブコマース試験導入・株主限定優待ショッピングサイト本格運用を計画。当期DM事業部門売上高は352百万円(前期比16.5%増)。

product
ピタヤ(レッドドラゴンフルーツ)

冷凍果実コーナーにおいてアサイーに次ぐ新たな柱として「NEXT BLUEBERRY」として市場啓蒙を開始。「おうちでアサイーボウルM」とのセット提案による専用コーナー化を図る計画。

service
海外事業(中国・アジア市場展開)

中国市場への本格参入に向け、当期に戦略的ストック在庫の形成と供給体制構築を完了。越境ECを通じた紙製飲料容器・アイス分野等の新商品形態について有力パートナー企業との協議を開始。当期海外事業部門売上高は61百万円(前期比229.8%増)。

成長ドライバー

  • アサイー市場の「一過性ブームから日常的食習慣(文化)」への定着による全チャネルでの安定需要拡大
  • 中国市場への本格参入(越境EC・有力パートナー企業との協業)による海外事業の飛躍的成長
  • 「和サイープロジェクト」による大手CVS・菓子メーカーとの協業展開で業務用事業の顧客層拡大
  • 新商品「ヨーグルトにかけるだけ」によるヨーグルト売場へのクロスマーチャンダイジングで配荷面拡大
  • ピタヤ(レッドドラゴンフルーツ)の「NEXT BLUEBERRY」としての市場啓蒙による新カテゴリー創出
  • 新株予約権行使による大規模資本増強(純資産7,077百万円、自己資本比率91.9%)で財務基盤が盤石化
  • DM事業における定期購入(サブスクリプション)強化・冷凍自販機50台規模拡大による高収益チャネル育成

リスク

  • 戦略的在庫投資(棚卸資産2,291百万円)の来期以降の売上転換が計画通りに進まないリスク
  • 中国市場参入・アジア展開の収益化時期の不確実性(現地パートナー企業との協議段階)
  • 歴史的円安の継続による輸入原材料コストの押し上げ(為替差益41百万円で一部相殺も構造的リスク継続)
  • ブラジル産アサイー原料の天候リスク・供給不安定リスク(CAMTA単一調達依存)
  • 販売費及び一般管理費の高止まりリスク(倉庫料・物流コストが前期比大幅増加)
  • 第4四半期単体で営業損失52百万円を計上するなど季節変動・四半期業績の不安定性
  • 新株予約権の残存行使(第13回18,240,000株・第14回10,185,000株)による追加希薄化リスク
  • 主要顧客(㈱日本アクセス444百万円・三菱食品㈱355百万円)への売上集中リスク

最終更新: 2026年6月25日