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飛島ホールディングス株式会社

256A東証プライム建設業

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飛島ホールディングス株式会社256A

建設事業(土木事業)

飛島建設を中核とする土木工事請負事業。連結売上高の約43%を占める主力セグメント。

期間今期前期増減率
完成工事高(売上高)60,229百万円68,669百万円
セグメント利益4,371百万円5,507百万円
セグメント利益率7.3%8.0%
受注高(飛島建設個別)66,489百万円59,032百万円
手持工事残高(飛島建設個別)123,734百万円117,474百万円
セグメント資産71,425百万円77,237百万円

事業詳細

土木工事の請負及びこれに付帯する事業を行うセグメント。主な顧客は国土交通省・地方自治体等の官公庁(2026年3月期売上高の約57%)と民間企業(約39%)。トンネル工事・橋梁耐震補強・水道施設整備など社会インフラ整備を主力とし、飛島建設㈱及びTOBISHIMA BRUNEI SDN.BHD.が担う。2026年3月期は発注者側の協議遅れに伴う工事着手遅延等により完成工事高・セグメント利益ともに前期比で減少した。手持工事残高は123,734百万円(2026年3月31日現在)と前期比5.3%増加し、次期以降の売上可視性は高い。

直近の概況

発注者側の協議遅れによる工事着手遅延で完成工事高・利益ともに前期比減少。

2026年3月期の完成工事高は60,229百万円(前期比12.3%減)、セグメント利益は4,371百万円(前期比20.6%減)と大幅に落ち込んだ。主因は発注者側の協議遅れに伴う工事着手遅延等。一方、受注高は66,489百万円(前期比12.6%増)と回復し、特に国内民間受注が41,756百万円(前期比136.3%増)と急拡大。手持工事残高も123,734百万円(前期比5.3%増)に積み上がっており、次期以降の売上回復の基盤は整っている。2027年3月期の個別受注予想は68,000百万円(前期比2.3%増)を見込む。

主要プロダクト

service
土木工事請負(国内官公庁向け)

2026年3月期の完成工事高は34,128百万円(前期比20.4%減)。発注者側の協議遅れに伴う工事着手遅延等が影響。受注高は26,548百万円(前期比32.0%減)と大幅に減少したが、手持残高は50,038百万円を維持。

service
土木工事請負(国内民間向け)

2026年3月期の完成工事高は23,239百万円(前期比2.7%増)。受注高は41,756百万円(前期比136.3%増)と大幅に拡大し、手持残高も60,793百万円(前期比43.8%増)と急増。民間土木需要の取り込みが進んでいる。

service
海外土木工事(TOBISHIMA BRUNEI SDN.BHD.)

2026年3月期の完成工事高は2,861百万円(前期比9.1%減)。受注高はマイナス1,815百万円(工事取消等による減少)となり、海外手持残高も12,902百万円(前期比26.6%減)と縮小傾向にある。

成長ドライバー

  • 手持工事残高123,734百万円(2026年3月31日現在、前期比5.3%増)による次期売上の高い可視性
  • 国内民間土木受注の急拡大(2026年3月期受注高41,756百万円、前期比136.3%増)による受注構成の多様化
  • 公共投資の堅調な推移(国土交通省・地方自治体等からの安定的な発注)
  • インフラアンチエイジング市場の拡大を見据えた地域建設会社(たち建設㈱等)との連携・シナジー
  • 2027年3月期個別受注予想68,000百万円(前期比2.3%増)による中期的な受注積み上げ

リスク

  • 発注者側の協議遅れ・工事着手遅延による完成工事高の計上ずれリスク(2026年3月期に顕在化)
  • 労務費及び資機材価格の高止まりによる工事採算悪化リスク
  • 建設技能労働者の慢性的な人手不足による工期遅延・コスト増リスク
  • 官公庁向け売上依存(売上高の約57%)による公共投資予算変動リスク
  • 海外工事(ブルネイ)における受注減少・地政学リスク・為替変動リスク(手持残高12,902百万円に縮小)
  • 国内民間受注急拡大(手持残高60,793百万円)に伴う工事採算・施工管理リスク

最終更新: 2026年6月24日