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2533東証プライム食料品

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オエノンホールディングス株式会社2533

酒類

グループ売上高の約91%を占める中核事業。焼酎・チューハイ・アルコールを主力とする総合酒類メーカー。

期間今期前期増減率
売上高(外部顧客)・2026年12月期第1四半期19,407百万円17,884百万円(2025年12月期第1四半期)
営業利益(セグメント利益)・2026年12月期第1四半期635百万円237百万円(2025年12月期第1四半期)
売上高(外部顧客)・2025年12月期通期実績81,570百万円
営業利益(セグメント利益)・2025年12月期通期実績2,555百万円
売上高(外部顧客)・2026年12月期通期予想82,561百万円81,570百万円(2025年12月期実績)
営業利益(セグメント利益)・2026年12月期通期予想2,300百万円2,555百万円(2025年12月期実績)

事業詳細

焼酎(甲類・乙類・混和)、チューハイ(RTD)、清酒、合成清酒、洋酒、販売用アルコール(酒類原料用・工業用)、調味料を製造・販売する。合同酒精㈱・福徳長酒類㈱・秋田県醗酵工業㈱等が製造を担い、㈱ワコー等が販売を担う。主要顧客はイオントップバリュ㈱(売上高の13.0%)および伊藤忠食品㈱(同10.5%)。国内酒類市場の縮小・競争激化という構造的逆風の中、本格焼酎・RTD・洋酒が牽引し増収増益を達成した。

直近の概況

2026年12月期第1四半期は売上高19,407百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益635百万円(同167.4%増)と大幅増益。

焼酎は「博多の華」「すごむぎ」「すごいも」が好調でPB減少を補い前年同期比7.9%増。チューハイ・RTDはPB商品・「NIPPON PREMIUM」シリーズ等が牽引し同13.3%増。洋酒は「酎ハイ専科」「香薫」等の家飲み需要対応商品が同21.8%増と高成長。利益面では売上高増加による総利益増(+240百万円)、修繕費等製造経費の減(+200百万円)、製品構成・価格改定効果(+157百万円)が原材料コスト上昇(△60百万円)・運送費等販管費増(△140百万円)を大きく上回り、営業利益は前年同期比397百万円増加した。

主要プロダクト

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焼酎(甲類・乙類・混和)

甲類焼酎2,649百万円・乙類焼酎5,829百万円(2026年12月期第1四半期)。PB商品は減少したものの、本格焼酎「博多の華」シリーズ、甲類乙類混和焼酎「すごむぎ」「すごいも」シリーズが好調に推移し、前年同期比7.9%増の8,479百万円を計上。

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チューハイ・RTD

2026年12月期第1四半期売上高4,657百万円(前年同期比13.3%増)。PB商品や「NIPPON PREMIUM」シリーズが好調。2025年発売のお茶ハイRTD「鍛茶 鍛高譚の緑茶ハイ」「鍛茶 TAN TAKA TAN SHISO梅酒の紅茶ハイ」を中心にCM・SNS動画配信で認知拡大を推進。

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販売用アルコール

2026年12月期第1四半期売上高3,428百万円(前年同期比1.3%増)。工業用アルコールが減少したものの、酒類原料用アルコールが好調に推移し増収を確保。

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洋酒

2026年12月期第1四半期売上高1,295百万円(前年同期比21.8%増)。原料用洋酒が減少したものの、チューハイの素「酎ハイ専科」シリーズ(「酎ハイ専科 濃いめレモンサワーの素」を新規追加)、ウイスキー「香薫」、麦焼酎ベース「博多の華 すっきり麦ハイの素」が好調。

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清酒・合成清酒

2026年12月期第1四半期の清酒売上高882百万円(前年同期比5.2%増)、合成清酒407百万円(同6.5%増)。NB商品・PB商品ともに増加。

成長ドライバー

  • チューハイ・RTD分野におけるPB商品・「NIPPON PREMIUM」シリーズの拡大(2026年12月期第1四半期前年同期比13.3%増)
  • お茶ハイRTD「鍛茶」シリーズのCM・SNS動画配信を活用した認知拡大施策
  • 洋酒部門における「酎ハイ専科」「香薫」「博多の華 すっきり麦ハイの素」等の家飲み需要対応商品の好調(同21.8%増)
  • 本格焼酎「博多の華」シリーズ・混和焼酎「すごむぎ」「すごいも」シリーズの安定的な販売継続
  • 酒類原料用アルコールの好調推移による販売用アルコール部門の増収
  • 製品構成改善・価格改定による利益貢献(2026年12月期第1四半期で+157百万円)
  • 修繕費等製造経費の削減による利益改善(2026年12月期第1四半期で+200百万円)

リスク

  • 国内の少子高齢化・人口減少・飲酒機会減少による酒類市場の構造的縮小
  • 物価上昇による消費者の節約志向高まりと競争激化
  • 原材料コストの上昇による売上原価増(2026年12月期第1四半期で△60百万円)
  • 運送費・保管費等の販管費増加(2026年12月期第1四半期で△140百万円)による利益圧迫
  • PB商品の減少リスク(焼酎・チューハイ等の一部カテゴリーでPB減少が発生)
  • イオントップバリュ㈱(売上高の13.0%)・伊藤忠食品㈱(同10.5%)への顧客集中リスク
  • 2026年12月期通期の酒類事業営業利益予想2,300百万円(前期比10.0%減)と通期では減益見通し
  • 米国の政策動向・中東情勢の緊迫化等の地政学リスクによる景気不透明感

最終更新: 2026年3月19日