アサヒグループホールディングス株式会社2502
日本
国内酒類・飲料・食品・薬品と東アジアを統括するグループ最大セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上収益 | 1,327,191百万円 | 1,378,064百万円 | ↓ |
| セグメント利益(営業利益) | 62,584百万円 | 133,561百万円 | ↓ |
| 事業利益 | 111,623百万円 | 133,561百万円(参考) | ↓ |
| 売上収益事業利益率 | 8.4% | 9.7%(参考) | ↓ |
| 減価償却費及び償却費 | 54,912百万円 | 52,880百万円 | ↑ |
| 減損損失 | 12,488百万円 | 5,318百万円 | ↑ |
事業詳細
アサヒビール㈱(ビール類・RTD)、ニッカウヰスキー㈱(洋酒)、アサヒ飲料㈱・カルピス㈱(飲料)、アサヒグループ食品㈱(食品・サプリメント)等を傘下に持ち、酒類・飲料・食品・薬品の製造・販売を一体的に展開。2025年度より東アジア(中国等)を統合した新セグメント区分。連結売上収益の約45.8%を占める中核セグメント。
直近の概況
サイバー攻撃によるシステム障害が直撃し、売上収益・事業利益ともに大幅減
2025年9月29日発生のサイバー攻撃により日本の受注・出荷システムが停止し、第4四半期に大幅な減収・減益を招いた。売上収益は前期比3.7%減の1,327,191百万円、事業利益は前期比16.1%減の111,623百万円。価格改定効果や各種コスト効率化に取り組んだものの、システム障害の影響・原材料関連費用の増加・外食事業からの撤退影響が重なり、セグメント利益(営業利益)は前期比53.1%減の62,584百万円と大幅に落ち込んだ。減損損失も12,488百万円と前期の約2.3倍に拡大。
主要プロダクト
成長ドライバー
- サイバー攻撃影響からの収益力回復・強化と事業構造の見直し推進
- スーパードライブランドの価値向上(「冷え」訴求の広告・販促強化)およびペローニ等プレミアムビールの缶商品展開
- RTD・アルコールテイスト飲料(スマートドリンキング)など新価値カテゴリーの拡大
- ワンダブランドのフルリニューアルによるコーヒーカテゴリー強化と飲料事業の成長
- ミンティアブランドの過去最高売上達成を起点とした食品事業の拡大
- 東アジア市場(中国等)でのグローバルブランド拡販によるプレゼンス向上
- 各事業横断のシナジー創出・サプライチェーン最適化・人的資本高度化による経営基盤強化
リスク
- サイバー攻撃再発リスクおよびシステム復旧・再発防止策の実行コスト負担
- 原材料関連費用の増加による事業利益への継続的な下押し圧力
- 外食事業からの撤退に伴う構造的な売上収益の減収影響
- 国内消費者の物価高騰による購買行動変化・節約志向の高まり
- 減損損失の発生リスク(2025年12月期に12,488百万円の減損損失を計上、前期比約2.3倍)
- 東アジア(中国)市場における地政学リスクおよび景気減速リスク
最終更新: 2025年3月27日

