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株式会社ぐるなび

2440東証スタンダードサービス業

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株式会社ぐるなび2440

飲食店販促支援事業(単一セグメント)

飲食店向け販促・集客支援を核とする単一セグメント事業

期間今期前期増減率
売上高(通期)14,132百万円13,458百万円
営業利益(通期)400百万円262百万円
経常利益(通期)368百万円261百万円
親会社株主に帰属する当期純利益(通期)236百万円211百万円
飲食店販促サービス売上高(通期)11,120百万円10,477百万円
ストック型サービス売上高(通期)9,899百万円9,142百万円
スポット型サービス売上高(通期)1,221百万円1,335百万円
プロモーション売上高(通期)1,226百万円1,168百万円
関連事業売上高(通期)1,787百万円1,812百万円
ストック型有料加盟店舗数(期末)33,881店舗前期末比1.2%増
ネット予約対応店舗数(期末)3.6万店舗前期末比4.2%増
売上高営業利益率2.8%2.0%
自己資本比率47.7%44.3%
現金及び現金同等物期末残高3,300百万円5,042百万円

事業詳細

『楽天ぐるなび』を中心とした飲食店情報サイトの運営を基盤に、ネット予約・広告・業務支援商品を飲食店へ提供する。収益は基本加盟料・ネット予約手数料・商品利用料等で構成。基盤事業(飲食店販促サービス+プロモーション)と関連事業(厨房機器販売・店舗開発等)から成り、2026年3月期売上高は14,132百万円(前期比5.0%増)。2025年3月期の黒字転換に続き、利益拡大フェーズへ移行中。

直近の概況

売上高・営業利益ともに増加も、次期は戦略投資で大幅赤字転落を予告

2026年3月期は売上高14,132百万円(前期比5.0%増)、営業利益400百万円(同52.7%増)と増収増益を達成。ストック型サービスがARPU伸長と加盟店舗数増加で8.3%増収を牽引。一方、特別損失に関連事業の減損損失234百万円を計上し純利益は236百万円にとどまった。2027年3月期から「中期経営計画2028」を始動し、70名規模採用・パートナー体制整備等に約1,000百万円の戦略投資を断行する方針。次期業績予想は売上高15,100百万円(前期比6.8%増)、営業損失830百万円、当期純損失1,000百万円と大幅赤字を見込む。

主要プロダクト

platform
楽天ぐるなび(ストック型サービス)

契約期間にわたり履行義務が充足されるストック型収益モデル。2026年3月期売上高は9,899百万円(前期比8.3%増)。期末ストック型有料加盟店舗数は33,881店舗(前期末比1.2%増)、ネット予約対応店舗数は3.6万店舗(前期末比4.2%増)と増加基調に転換。ARPUの伸長も寄与。

service
楽天ぐるなび(スポット型サービス)

2026年3月期売上高は1,221百万円(前期比8.5%減)。上期の営業活動においてストック型受注を重視したこと、ネット予約手数料売上が前期を下回ったことが減収要因。

service
マーケティングエージェントサービス

2026年3月期はGBPへのクーポン情報提供、訪日外国人向けショート動画作成支援等の新サービスを追加。GBP運用支援においてサービス利用店舗数と平均利用単価の双方が前期を上回って推移。プロモーション売上高は1,226百万円(前期比4.9%増)に貢献。

service
プロモーションサービス

2026年3月期売上高は1,226百万円(前期比4.9%増)。主に省庁・自治体からの売上が拡大。

service
関連事業(テンポスぐるなび・店舗開発等)

2026年3月期売上高は1,787百万円(前期比1.4%減)。2024年4月開店の厨房機器販売店「テンポスぐるなび」の売上が伸長した一方、店舗開発事業における新規案件の受注見送り等が減収要因。関連事業内の一部施設で減損損失234百万円を計上。

product
AIエージェントアプリ「UMAME!(うまみー!)」

2026年1月に大幅アップデートを実施。掲載店舗情報の拡充、AIエージェント機能強化によるマッチング精度向上、Android版リリース、英語版(3月提供開始)による多言語対応を通じて訪日外国人観光客の利便性向上にも注力。

成長ドライバー

  • ストック型サービスのARPU伸長と有料加盟店舗数の増加基調への転換(期末33,881店舗、前期末比1.2%増)
  • 楽天カードプレミアムプログラムと幹事ランク制度の連携(2025年10月開始)による楽天ID連携会員のリピート予約促進
  • Googleビジネスプロフィール運用支援を中心としたマーケティングエージェントサービスの利用店舗数増加・単価上昇
  • 「中期経営計画2028」に基づく飲食店経営プラットフォームへの転換(集客メディアから経営サポーターへ)
  • 営業人員の増員(2027年3月期に約70名採用予定)と新規開拓特化組織の組成による有料加盟店舗数の本格拡大
  • 楽天グループとの協業によるCRM機能・決済関連機能の加盟価値拡充と解約リスク低減
  • 生成AI活用「ぐるなびNEXTプロジェクト」による業務効率化・商品造成サイクルの高度化
  • AIエージェントアプリ「UMAME!」の多言語対応(英語版)による訪日外国人需要の取り込み

リスク

  • 次期(2027年3月期)に戦略投資約1,000百万円を断行することによる営業損失830百万円・当期純損失1,000百万円の計上見込み
  • スポット型サービスの減収(2026年3月期前期比8.5%減)とネット予約手数料売上の低迷継続リスク
  • 人員増強・ソフトウエア投資に伴うコスト増加(減価償却費が前期255百万円から587百万円へ約2.3倍増)による利益圧迫
  • 関連事業(店舗開発事業)における収益性低下と減損損失(2026年3月期234百万円)の再発リスク
  • 原材料価格高騰・人材不足等による飲食店の経営環境悪化が加盟店数や販促投資意欲に影響するリスク
  • Google・SNS等の多様な集客手段の普及による飲食店専門サイトの相対的地位低下リスク
  • 現金及び現金同等物の期末残高が5,042百万円から3,300百万円へ大幅減少しており、戦略投資継続による流動性低下リスク
  • Jカーブ成長戦略の遂行能力に対する不確実性(中期経営計画2028の最終年度2029年3月期に売上高18,900百万円・営業利益1,300百万円を目標)

最終更新: 2026年6月25日