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株式会社ブラス

2424東証スタンダードサービス業

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株式会社ブラス2424

ウエディング事業(単一セグメント)

完全貸切ゲストハウス形式の結婚式場を東海地方中心に展開する単一事業

期間今期前期増減率
売上高(2026年7月期第3四半期累計)10,514百万円10,012百万円(前年同期)
営業利益(2026年7月期第3四半期累計)419百万円579百万円(前年同期)
経常利益(2026年7月期第3四半期累計)395百万円597百万円(前年同期)
親会社株主に帰属する四半期純利益(2026年7月期第3四半期累計)223百万円409百万円(前年同期)
施行組数(2026年7月期第3四半期累計)2,418組前年同期比1.2%増
婚礼単価(2026年7月期第3四半期累計)4,095千円/組前年同期比2.9%増
受注件数(2026年7月期第3四半期累計)3,018件前年同期比16.1%増
売上高(2026年7月期通期予想)14,433百万円13,562百万円(2025年7月期実績)
営業利益(2026年7月期通期予想)580百万円752百万円(2025年7月期実績)
総資産(2026年7月期第3四半期末)12,939百万円11,411百万円(2025年7月期末)
自己資本比率(2026年7月期第3四半期末)33.5%36.4%(2025年7月期末)

事業詳細

株式会社ブラスは「完全貸切ゲストハウス・ウエディングプランナー一貫制・オープンキッチン」を特徴とするウエディング事業を単一セグメントで展開。愛知・岐阜・三重・静岡・大阪・京都・滋賀・千葉に会場を構え、1チャペル・1パーティ会場・1キッチンの小型店舗モデルにより郊外から都市部まで幅広く出店。売上高の約98%は当社単体が占める。経営理念「それぞれの新郎新婦にとって最高の結婚式を創る」のもと、一組一組に寄り添う高付加価値サービスを提供している。

直近の概況

売上増収も人件費・コスト上昇で営業利益は前年同期比27.6%減と大幅減益

2026年7月期第3四半期累計(2025年8月〜2026年4月)は、施行組数2,418組(前年同期比1.2%増)・婚礼単価4,095千円(同2.9%増)の双方改善により売上高は10,514百万円(同5.0%増)と増収を確保。一方、人件費上昇・原材料価格高止まり・支払利息増加(前年同期23百万円→当期38百万円)等のコスト増により、営業利益419百万円(同27.6%減)、経常利益395百万円(同33.7%減)、純利益223百万円(同45.3%減)と大幅減益。受注件数は3,018件(同16.1%増)と大きく伸長しており、将来施行数の積み上がりは継続。有形固定資産の増加(前期末比1,007百万円増)に伴い短期借入金717百万円が新規発生するなど有利子負債が拡大し、自己資本比率は33.5%(前期末36.4%)に低下。通期業績予想(売上高14,433百万円、営業利益580百万円)に変更はない。なお、借上げ社宅の地代家賃と受取賃貸料の相殺表示変更により、販売費及び一般管理費が40百万円減少・営業利益が同額増加する会計処理変更が当期より適用されている。

主要プロダクト

service
完全貸切ゲストハウスウエディング

1チャペル・1パーティ会場・1キッチンの完全貸切形式で、ウエディングプランナーが一貫してサポート。2026年7月期第3四半期累計の施行単価は4,095千円(前年同期比2.9%増)と高水準を維持。

service
映像・写真制作サービス

内製化により差別化と収益性改善を図る付帯サービス。外注依存を低減しコスト構造の改善に寄与。

service
フォトウエディング

少人数・シンプル婚ニーズに対応した撮影特化型プラン。多様化する顧客ニーズへの対応商品。

service
ハワイ挙式プロデュース

国内会場での挙式に加え、海外挙式を希望するカップル向けにハワイでの挙式をプロデュース・手配する付帯サービス。

service
結婚相談所サービス

ウエディング事業との親和性を活かした婚活支援サービス。顧客接点の上流工程への拡張を図る。

成長ドライバー

  • 受注件数が2026年7月期第3四半期累計で3,018件(前年同期比16.1%増)と大幅伸長しており、将来施行数・売上高の先行指標として業績成長を牽引する見込み
  • 婚礼単価が4,095千円(前年同期比2.9%増)と引き続き上昇基調を維持しており、付加価値強化による単価向上が売上増に寄与
  • ウエディングプランナー一貫制・完全貸切形式による高付加価値サービスで競合との差別化を維持し、顧客満足度・成約率の向上を図る
  • 内製業務(映像・写真・料理)の拡充による差別化強化とコスト構造改善
  • 業務効率改善・仕入コスト見直しによる収益性の維持・改善への継続的取り組み

リスク

  • 食材費・エネルギー価格の高止まりおよび最低賃金引き上げによる原価率・人件費の継続的上昇(販売費及び一般管理費が前年同期比459百万円増加)
  • 支払利息の増加(前年同期23百万円→当期38百万円)および有利子負債拡大(短期借入金717百万円新規発生、長期借入金合計4,343百万円)による財務負担の増大
  • 自己資本比率の低下(前期末36.4%→第3四半期末33.5%)と借入依存度上昇による財務健全性リスク
  • 少子化・結婚適齢期人口の減少を背景とした挙式・披露宴件数の緩やかな減少傾向
  • 消費者の節約志向や披露宴規模縮小傾向による婚礼単価への下押し圧力
  • 専門式場のゲストハウスウエディング参入や少人数挙式需要増加による競争激化
  • 新規出店に伴う建築資材価格高騰(建設仮勘定が前期末373百万円→当期末1,097百万円に急増)による投資負担の拡大
  • 中東情勢緊迫化に伴うエネルギー価格上昇・為替変動による原材料・調達コストの上昇リスク
  • 既存店収益性の低下リスク(過去に東日本・西日本の一部店舗で減損損失を計上した実績あり)

最終更新: 2025年10月28日