株式会社メディネット2370
細胞加工業
医療機関・企業向け細胞加工受託を中核とする収益事業セグメント
| 期間 | 今期 | 前期 | 増減率 |
|---|---|---|---|
| 売上高(中間期) | 414百万円 | 405百万円(前中間期) | ↑ |
| セグメント損失(中間期) | △174百万円 | △232百万円(前中間期) | ↑ |
| 特定細胞加工物製造業売上高(中間期) | 271百万円 | 301百万円(前中間期) | ↓ |
| CDMO事業売上高(中間期) | 112百万円 | 51百万円(前中間期) | ↑ |
| バリューチェーン事業売上高(中間期) | 31百万円 | 53百万円(前中間期) | ↓ |
事業詳細
医療機関向け特定細胞加工物の製造受託(特定細胞加工物製造業)、企業・大学・研究機関向け臨床用・治験用細胞加工の受託(CDMO事業)、細胞培養加工施設の運営管理や技術者派遣・教育システム提供等(バリューチェーン事業)の3領域で構成される。羽田空港近隣の品川CPFを主要製造拠点とし、1999年以来の累計細胞加工件数は約20万件に及ぶ。主要顧客は医療法人社団滉志会、ヤンセンファーマ株式会社等。
直近の概況
CDMO技術移転一時金がセグメント損失を大幅に改善、一方で免疫細胞加工件数は減少
2026年9月期中間期(2025年10月〜2026年3月)において、ティーセルヌーヴォー株式会社からの新規治験製品製造受託に係る技術移転一時金の売上計上によりCDMO事業売上高が前年同期比118.4%増の112百万円となった。また、細胞加工施設における費用配賦方法の見直しと売上原価低減の取組みにより売上総利益が大幅増加し、セグメント損失は174百万円(前年同期は232百万円)へ改善した。一方、一部取引先医療機関での日本への渡航規制による海外患者減少により免疫細胞加工件数が減少し、特定細胞加工物製造業売上高は前年同期比9.9%減の271百万円となった。
主要プロダクト
成長ドライバー
- CDMO事業の新規案件獲得(ティーセルヌーヴォー株式会社からの技術移転一時金計上によりCDMO売上高が前年同期比118.4%増)
- 資生堂技術提供のS-DSC®に係る細胞加工件数が前年を上回り、特定細胞加工物製造業での新規メニュー拡充が進展
- 品川CPFにおける多種多様な細胞加工対応能力(特定細胞加工物製造許可・再生医療等製品製造業許可の両保有)
- 細胞加工施設における費用配賦方法の見直しおよび売上原価低減の取組みによる収益性改善
- 脂肪由来間葉系間質細胞(ASC)等の新規細胞加工メニュー拡充による受託拡大余地
リスク
- 海外患者の渡航規制等による外国人患者数の変動リスク(2026年9月期中間期に免疫細胞加工件数の減少として顕在化)
- CDMO技術移転一時金は一時的収益であり、継続的な新規CDMO案件獲得が実現しない場合の売上反動減リスク
- バリューチェーン事業における施設運営管理料売上の減少傾向(前年同期比40.8%減)
- 主要顧客への売上集中リスク(医療法人社団滉志会等への依存)
- 新規細胞加工受託体制整備に係る先行投資による原価率上昇リスク
- 追加減損リスクの残存(前事業年度に固定資産の減損損失を計上済み)
最終更新: 2025年12月17日

